Sweet！Sweet！Sweet！なり～

今日は、木曜日から続いておりました「お菓子マラソン」の最終日でございました。 灼熱地獄の台所で立ちっぱなしの作業、何時間やったんでしょう。 いやー、ほんまに私、よく頑張りましたよ。 自分で自分を褒めておきます。（笑 とか何とか言ってますけど、ようやく今日でお菓子作りから解放されると思って、少し気が抜けたのでしょうか。 朝からやっちまいました。 ブルーベリームースのタルトを作ってて、何を思ったのか・・・。 まだ固さがでないうちにタルト台の上にムースを流し込んでしまったんです。 アウアウ、タルト台からムースが流れる流れるぅ～。 ひぇ～。コレ、どうすべか？（冷汗 ムースをボールに戻して固め直すという荒行に出ましたよ。 オイオイ！そんないい加減でいいのか！？ ふふふ、この臨機応変さで不細工ながら何とか力技で形にしました。 ほら、ヒドイでしょ？ 流れて後に固まりました！って証拠がバッチリ残ってます。 ハハハ。 この暑さでゼラチンが固まりにくくなってるんだよね。 そのことをすっかり忘れておりましたわ。 不本意だけど、タルト台から作り直すなんてどう考えても出来ないしねー。 味に変わりがなけりゃいいよね。 ↑もう完全に開き直ってます。 ハイ、もちろん味には問題なかったと思います。 タルト台は、アーモンドクリームの代わりにへーゼルナッツクリームで作ってみたんです。 実はアーモンドプードルが切れてて苦肉の策だったんだけど、これはこれでより贅沢なものになってGOODでした。 しかし、だいたいこのへーゼルナッツクリームが多過ぎたんですよね。 だから、ムースが余計に流れ出たと。 今日の失敗は昨日からわかってたことなのかもね～。 作業を見守ってた夫は、私のいい加減な処置で何とかなるとは思ってなかったらしく（笑、食べてあまりの美味しさ（！）にビックリしていました。 ↑調子に乗って3ピースも食べてましたわ。 「あれがここうなるとは！」ってね。 あーた、私が何年お菓子を作ってると思ってんのよ。 いつも上手に出来たらそれに越したことないけど、そうはいかないでしょ？ 失敗したときにいかに素早く判断して被害を最小限に留めるか、コレが才能と経験ちゅうもんよ。 なーんて言ってるけど、内心ものすごく焦ったわー。 あとは昨日仕込んでおいた梅ゼリー。 例の梅ジャムで作りましたのよ。 酸味も甘さもいい感じだったし、めっちゃ爽やかで美味しかったの。 おまけに固さもちょうど良かったのよ。 ああ、それなのに、この地味さ。 何とかならんもんかのう。 あの労多くして功少なしの梅ジャム、ほんと嫌になっちゃう。 簡単で見栄えのするものの方が、やっぱり作ってて楽しいよね。（笑 そして、最近すっかり失敗も少なくなったロールケーキも作りました。 コツさえ掴んでしまえば楽勝ね。 何となくテーブルが華やかになるし、作るのが楽しいお菓子の1つです。 生地が上手く巻けず挫折しそうになったことが嘘のようです。 ホホホ。 後はスコーンを焼いて、金曜に焼いた焼き菓子の残りとフルーツ、チーズも出しまして、「ココはデザートバイキングでもやってるんかい！」 そんな勢いでしたわ。 大食い大会ちゃうちゅうねん！ハハハ。 ここまでやられたら、客としては結構辛いかもね～。 そうそう。 今日のお客というのが、（皆さん覚えてるかなー）留年を3回くらいしたデンちゃんという卒業生とその婚約者だったのね。 お土産に赤福と「mochicream」の生ドーナツを持って来てくれました。 ドーナツ型の餅でモチドねー。 ハハハ。 デンちゃんは今年で30歳になるんだけど、お相手は20歳なのよ。 ↑29歳のうちに結婚式を挙げるらしい。 な・なんと年の差10歳よ！ しかも、ビックリするのがこの年の差を両家が気にしていないらしいの。 両家共結婚に大賛成なんだってよ。 婚約者に会ってみて思ったけど、この好青年なら反対する理由がないわ。 デンちゃんは「若者の将来をダメにするんじゃないか、と結婚は悩んだ」と言っていました。 まぁ、それは当然悩むだろうねぇ。 だけどさぁ、男女の平均寿命を考えたら、残りの人生の長さはそう変わらないと思うのよ。 だから、私は「あら、それだったら彼だって同じじゃない？『おばはんの将来をダメにするかも』って悩んだかもよ～」 と言っておきましたわ。ハハハ。 たぶん運命の出会いと縁があったんだったんだろうし、何よりお互いの両親が認めてくれてるんだもん。 ラッキーな結婚に違いないよ。 出来れば末永く一緒にいて欲しいけど、そうじゃなくても「今」一緒にいるべき相手なんだと思うよ。 でさぁ、ちょっと考えたんだけどさぁ、私、今45歳じゃない？ もし、相手が10歳下だと35歳じゃないですか。 コレって、全然アリだと思いません？ 20歳と30歳ってすごいと思うけど、35歳と45歳ってそんなにすごくない。 もっと言えば、65歳と75歳なんて誤差になっちゃうじゃない？ 彼らも年々この10歳の歳の差を感じなくなっていくんだろうねー。