宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2008/03/10
この週は春闘シーズンのため残業自粛ということになり、隣に座る元感激王Iさんと宇ち入りましょうか、ということに。いつもの立石号に乗って京成立石の改札を抜けると、後方からダッシュで右側の階段を降りていく方がおひとり。電車を降りる方がみんな宇ち多゛に向かうんじゃないか、という妄想をいつも抱きますが、この時ばかりは現実でした。Iさんと顔を見合わせつつ苦笑い。列について入店をまちます。5分ほどの待ちで1名分、裏の入り口付近が空きました。マスターから「ひとりかけとく?」と促され、まず先にボクが入ります。



そうさんから「月曜、珍しいねえ」と言われつつ、梅割りをいただきながら「カシラをお願いします」と。待っている間、カシラの注文が通っていることに気づき、残っていてくれと祈りながらの待ちだったのでした。「カシラ塩~」とそうさんが注文を通すと、おかあさんから「はいカシラ今のでおしまい~」と。なんと、最後のカシラにありつけました。



表の列の先頭で待つIさんに右手を挙げて、合図で「お先に」と伝えひとくち梅を啜ると、ちょうど大鏡下のお客さんが2名お会計。すんなりと2人並んで座ることができました。Iさんがあんちゃんから梅割りをもらいつつ、ビールもお願いしちゃいます。この日はすっかり春らしい日で、何となくビールが呑みたかったのでした。



煮込みもいい具合に煮詰まっていて絶品。そしてカシラ塩も焼けてきました。



「はい、ラストカシラ」と言うあんちゃんから受け取ります。レバアブラ1本ずつをお願いしようとすると、あんちゃんから「硬いのあるよ、何と混ぜる?」と。これまたラッキー。アブラと一緒にお酢でお願いします。



コブクロの硬いとこ。コリコリとした食感がたまらないですね。たまにこの時間でも残っていることがあるのは、恐らくもう無いだろうと注文されることなく、たまたま忘れ去られてしまっていたからなのでしょう。そしてこの頃、お隣によすさんが到着。煮込みの残り汁の話をしていると、よすさんから「この前、そうさんから秘伝の食べ方を教わりました」と。たれ焼きにみそをつけると旨い、というのがそうさん秘伝の食べ方だそうです。それじゃ早速試してみましょう、とガツたれをお願いします。



串から外したガツたれを、煮込みの残り汁に浸してひとくち。うーん、普通にガツみそな感じ、強いて言えばたれの香ばしい香りがほのかに残ったガツみそです。「そうでしょ、ただ単にたれがみそで洗い流されるだけなんですよね」とよすさん。そこにそうさんから「お、やってるね」とにっこり。「秘伝というけど、どうも適当に言ったんじゃないかな」とよすさん。そんなやりとりをしつつ、梅をおかわりです。



ガツたれとガツみそを1皿で楽しめますね、なんて話しつつお次は当初予定していたレバアブラ1本ずつお酢です。



鴨肉のように、白と赤のコントラストがはっきりしたアブラ。絶品です。そして梅も3つ目に突入。



いやはや、今日もアブラが旨いですね、ということでアブラ多いとこ素焼き若焼きお酢をいただくことにしました。



これがまたアブラ多いとこばかり。薄塩で焼かれてオイリーな感じが強調されたアブラが、お酢でさっぱり感が出て最高な味わい。そして3つ目の梅を呑み干して19:50頃にごちそうさま。この日は梅3つで大満足。よすさんといい感じで酔っぱらって、次のお店へ向かったのでした。
(つづく)

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