宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2008/04/09
ホッピー値上げのニュースが駆けめぐる中、歩く酒場データベースKさんと「値上げ前に河本のホッピーをいただきたいですね」ということに。18:30に木場駅の改札で待ち合わせて、風が強い中、早歩きで河本に向かいます。



ガラガラと引き戸を開けると、やっぱり満席。ますみさんがカウンターの中から「ごめんなさいね」と声をかけてくれます。そこに、3人組さんがちょうど「それじゃそろそろ」とお会計をお願いされました。ちょこっと外で待っていて、すぐに入れ替わりで着席。助かりました。早速ホッピー(300円)をいただきます。



Kさんと1時間1本勝負、2杯ですね、と事前に示し合わせていたのは、20時閉店であることもさることながら、こちらのホッピーは不思議と効くのです。焼酎の量も規定量の星2つ目なのですが、なぜか強烈、そして美味しいのです。ホッピーを啜りつつ、ますみさんの様子を見つつタイミングを見てKさんが煮込みを注文してくれました。



ますみさんが他のお客さんの所にあった七味を持ってきてくれます。その七味をかけて、煮込みをひとくち。この煮込みはとろんとしたシロの部分がメインで、ホッピーにぴったり。そして他のお客さんがおでんを頼んだタイミングで、「こっちにもおでん下さい」とお願いします。



ボクのわがままで豆腐と大根を入れてもらっちゃいました。あとは適当に、入れていただいたのは糸コンニャク、ちくわ、なるとです。先日もいただきましたが、こちらの豆腐のおでんがとっても美味しいのです。ホッピーも空いて、2杯目をいただきます。



左隣にいらっしゃる常連のカップルさん。既に8本のホッピー空き瓶がテーブルに並びます。ということは4本ずつ。凄すぎです。そしてさらにおかわり、5本目ですか。でもそんなに酔っぱらった感じでは無く、すらっと呑んでます。ほんと凄いですね。そんな様子を横目で眺めつつ、おかずがまだあるので「いっちゃいましょうか」と3杯目を頼むことにしました。



3杯目は黒ホッピー。Kさんは白。そろそろ閉店という頃、カウンターの中でいちばん若そうな方が自転車を片づける、という暗黙のルールに則って若い感じの方が自転車をお店の中に入れてくれます。すっかり閉店モード。そんな中、いかにも常連さんという感じの女性がお店に入ってきました。そんな様子を見つつ、ますみさんにお会計をお願いします。1時間半の滞在でお会計は全部で2,400円。お店を出てからKさんがおっしゃるには、先程の女性は岩崎良美さんじゃないか、と。確かに色紙もあるし。ボクは全く気づきませんでした。ちょっと惜しい思いをしつつ、永代通りを歩いたのでした。
(つづく)

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