宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2007/12/07
札幌出張2日目の仕事をこなし、15:30頃仕事が終了。この日帰る同僚と別れ、ひとりホテルに戻って荷物を置いて、身軽になって札幌の街へ繰り出します。目指すはモッキリセンター。こちらも黒ブタさんの記事で気になっていたお店です。2条市場辺りをてくてく歩き、調べておいた住所の南1条東2丁目あたりへ。ぐるぐる回ってお店を探しますが、なかなか見つからず。交差点に「南1東2」とありますが、どっちが「東2」なのか分かりません。20分ほど回ったでしょうか。結局「東3」辺りのブロックをぐるぐる回っていたようで、「東1」だと思っていたブロックの中にありました。



時刻は16:22。なのにこの暗さはやっぱり緯度が高いんですね。



お店の外にあるお品書き。大瓶450円、清酒正1合200円。ナイスです。



えんじ色の暖簾。宇ち多゛の暖簾を思い出します。お店に入ると、店内には40人は座れるかもしれない、大型コの字型カウンターがどーんとあり、ボクはその底辺、入り口そばに着席します。先客は、恐らく常連席と思われる位置に男性が1人、そして入り口から見て左側に3つあるテーブル席の1つにカップル1組。です。カウンターの中には、お店を取り仕切るおかあさんがおひとり。まずはビール(大450円)をもらって、おかずを考えます。



たくさんあるメニューはどれも魅力的なおかずとお値段。目移りしちゃいます。結構考えた挙げ句、「つぶなべ」(500円)をいただくことにしました。 ビールをゆるゆると呑みながら待つこと15分ほど。



ひとり用の土鍋にたくさんの具。つぶ貝もちらりと見えます。これで500円は、やっぱり安いですね。ホクホクとつつきつつ、飲み物はお酒(200円)に切り替えます。こちらのお店でも、最初の1杯は持ってきてくれたおかあさんがお酌をしてくれました。鍋をつつきつつ燗酒をぐびり。幸せメーターが上がっていきます。



燗酒をさらにおかわり。1合入る白鹿のガラス瓶は、恐らく空き瓶再利用で、カウンターの真ん中にある燗付け機から詰め直している模様。そして鍋も空いてしまって次のおかずを悩みます。お次は「さばヌタ」(250円)をいただくことにしました。



鯖のぬたって、珍しいですね。これが結構美味しいのです。日本酒にぴったり。結局3本目のお酒もおかわり。カウンターの中を仕切るおかあさんに、「お兄さんお強いのね」なんて言われちゃいました。



18:00を過ぎ、お店にもお客さんが集まってきて4割程度の入りになりました。コの字カウンターの入り口から見て右手前辺りはやっぱり常連席のようで、タンブラーと焼酎を割る水やウーロン茶が既にセットされてます。常連さん達は20度の大五郎をビアタン1杯をもらって、それを割りつつ呑んでます。 そんな様子を眺めつつ、3本目のお酒も呑み干してごちそうさま。お会計は1,800円。安いです。



あまりに居心地が良く、結局2時間近くもまったりと過ごしてしまいました。 札幌にも大衆酒場あり、と感じた幸せなひとときだったのでした。
(つづく)

コメント ( 6 ) | Trackback ( )