宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2007/11/24
(続き)
大満足の鳥竹を楽しんだ泥酔院さん、ribbitさんにっきーさんとゴキゲンで平塚駅にもどり、湘南新宿ライナーの籠原行き乗り込んだのは17:40でした。籠原行きという電車があるんですね。そもそも籠原という駅名は初めて知りました。



藤沢着は17:54。改札を出て南口からロータリーを右側にぐるりとまわり、その先にある久昇へ着いたのは18:00ちょうど。泥酔院さんに予約していただいていた時刻通りの到着でした。「さけ」と書かれた赤提灯に、先輩諸氏の記事で見たネオン看板。否が応でも気分が盛り上がってきます。ずっと来たかった久昇。近くに支店がありましたが、つい最近店を閉めたとのこと。支店には来ることができませんでしたが、ようやく久昇に来ることができました。



暖簾をくぐると、入り口すぐの1席以外は全て満席。その空いている席が我々のための予約席のようです。泥酔院さんに予約をしていただいていて大正解でした。テーブルには既に予約用の前菜(500円)がありますね。まずはビール(大、510円)をいただき、乾杯です。



前菜がこれまた綺麗。そしてどれも美味しい。メニューにある料理もいろいろといただきます。まずは「おから」(400円)から。



結構ボリュームがありますね。味のほうは、これがまたほんのりと優しい味で、一緒にあえられた具のそれぞれが相まってとっても美味しい。はまださんが絶賛されるだけあります。続いては「芽くわいの唐揚げ」(650円)が届きます。



くわいの、まさに小さい版ですね。からっと香ばしく揚げられていて、これがまた何とも言えない甘みと風味で絶品。ビールが進みます。



カウンターにはワインを呑んでいらっしゃるかたも。赤ワインで和風料理といえば、本所のわくい亭を思い出します。そして「かきの能代煮」(700円)も到着です。



注文時に「牡蠣何個入ってますか」と確認して2人分頼んでおいたのでした。中にはゴロッとした大ぶりな牡蠣が5つほど入ってます。塩味のあっさりスープに、アオサでしょうか、海草がたっぷり入ってます。



取り皿にいただくと、これがまた立派な牡蠣。ひとくちでいただくと、口いっぱいに牡蠣が埋め尽くされて何とも幸せな気分です。こりゃ日本酒でしょう、ということでいただいたのがこれ。



秋田のお酒「新政」(800円)です。しかし300mlの瓶はあっという間に空いてしまい、すぐに2本めを追加します。



こちらも秋田のお酒「高清水」(680円)。能代煮といい、秋田にちなんだものが多く、ribbitさん曰く「オーナの方が秋田になじみがあるのでは。」とおっしゃっていました。日本酒もすすんで、日本酒に合うアテがありますよ、とribbitさんがオススメしてくれたのがこちら。



お名前、お値段ともに失念してしまいました。おかかが混ざっていて、ピリ辛で日本酒にぴったり。これはますます日本酒がすすみます。それにしても入り口近くにいる我々。ひっきりなしにお客さんがいらしては、満席なのでと断られて帰っていく様子が分かります。



ホント地元の人気店なのですね。そういえば近くに住む大学時代の先輩Tさんも、「藤沢といえば久昇」とおっしゃってました。日本酒は更にすすみ、お次にいただいたのはこちら。



新潟のお酒「八海山」(900円)。あまりにも有名ですね。そしてもう1品追加したのがこちら。



こちらもお名前、お値段ともに失念です。白子を、ウニソースだったかな、で焼いたもののようです。なかをぱっくりと割ると、とろんとろんの白子が顔を出します。これがまた絶品。「こりゃもうフレンチですね」とにっきーさん。確かに。ワインを飲んでいらっしゃる方がいる訳です。



先日の富山の酒フェアでもいただいた銀盤酒造の「銀盤」(900円)もいただいちゃいました。この時既に19:40。イイ感じで酔っぱらってきてます。残りのおかずをまったりとつつきつつ、結局ごちそうさまをしたのはちょうど20:00でした。



お店を出ると、さきほど正面から見て「さけ」と書かれた提灯の裏には「さかな」とひらがなで書かれてました。ちょうど2時間の滞在で、お会計は先程の残りを足してちょうどおひとり3,000円。結構日本酒いっちゃいましたね。帰り、記憶をなくさないようにしなくちゃと気を引き締めて藤沢駅へ。そろそろ帰路についた方がいいにっきーさんとボクは、小田急線の駅で泥酔院さん、ribbitさんと別れたのでした。泥酔院さん、またまたいいお店を2軒もご案内いただき、ありがとうございました。大満足な久昇初訪だったのでした。
(つづく)

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