Anatomic Doll Ryoichi Yoshida / A Treville Bookより
ヤザワんちに滞在しているニューヨーク在住のヴァイオリニストのつー子。そろそろお土産を買わなくてはならないようで、ヤザワも一緒にお買い物へGo!
コーヒーをいっぱいお土産に持って来てくれたつー子。東京にありそうでなかなか見つけられない深煎りのフレンチ・ヘーゼルナッツ・コーヒー。ヤザワの大好物。
ここはやはりヤザワ大好物の雑穀米を是非!つー子に持たせてあげたいもの。
お米2、3合に1袋入れて混ぜて炊くだけの手軽な雑穀米にハマってるヤザワ。小豆とかゴマ、麦、ヒエ、アワ、キビ、クコなんかが入ったのと、五穀米を買いに生協へ。つー子んちの近くでも玄米は買えるらしいけど。
つー子はお友達に「日本人形の抱き人形が欲しい」と頼まれてるとかで、生協の後は人形が売ってそうな和物系のお店を覗くことに。
日本人形の抱き人形というのは:大きさが50cmくらいで着替えができるのがいいらしい。いわゆる「市松人形」というヤツか。
1軒目:人形はありました。何でも「お安い」そうで、12万とか。
思わず2人で動揺しつつも「あの、もうちょっと手軽なモノが売ってるような所はご存知でしょうか?」と聞いてみたら、「浅草橋とかですかねー・・型押しの大量生産のモノであれば、安いものがあるかもしれませんよ?ともかくお人形は1体作るのに1ヶ月とかでは出来ないので、手作りのものはどうしても高いんです。有名な人形師の先生のお人形だと何十万もナン百万もしますしね」「・・・・・」
予算はいくらなのとつー子に聞いたら「・・1万円くらいは・・と思ってたんだけど・・」って。
結局、つー子はそのお店では古代布がパッチワーク用に何種類か入っている840円のパッチワーク・セットを購入。お勉強させていただきました。パッチワークの布もキレイで、喜ばれることでしょう
「あのさ、日本人の顔して髪が黒くてキモノ着てれば、別にバービーとかリカちゃん人形でもいいわけでしょう?オモチャ屋行こーよ、オモチャ屋」とかゆっても「そういうアニメのキャラ系じゃなくて、日本人形がいいらしいの」「今どき日本人形で着せ替えして遊ぶコドモなんて日本にいないよ?横溝正史じゃあるまいし」「そうなんだよねー。そう言ったんだけどさー・・見るだけ見て来てって言われてるのー」「うむー・・」
ということで、家に戻ってネットで検索をしてみることに。
「市松人形」で検索をすると・・・人形工房とかがヒットしますが・・
『9月完成予定。50万円から。ご予約受付中』だそうです。他にも「これが手作りでない型押しの人形というヤツか?」と思われる、超!ブサイクな人形で「公司君子」とか名前が付いてる人形が¥16,800。他にもう気持ちブサイクじゃないかも?角度によっては、というのが3万とか4万でありました。
「・・・しかしヒデーな、コレ。『きみこちゃん』て・・誰をモデルにしてんだろうねこんな可愛くない女子、滅多にお目にかかれないくらいだぞー・・仮にも人形だよ?一体、誰が買うんだろうね」
ふー・・とか2人でため息つきながら画面見るし。いやー・・人間でよかった。年は取るけど手に職もあるし。。。
それからオークションにも行ってみると・・・いる!古いのやらコワいのやら!!5000円くらいからでスタートしてるし。
「いや~~ こんなの、落札しても一緒の飛行機なんかに連れて乗れない~~航空便で直に送ってしまうわ~」とか怯えるつー子。
確かに。「人形供養」というのがあるくらいだから。人形を粗末に扱ったりすると祟られる、とかゆうよね。
あんでそんなコワいモノ、作ったり買ったり欲しがったりするんだよ
そういうヤザワも実はお人形の写真集なんかは持ってたりするの。本なら最後は古本屋とかに持ち込んでも祟られることもないだろうし。高価なお人形はやっぱりキレイ。不健康で退廃美あふれるアナザー・ワールド。四谷シモン作のお人形とかをコレクションしてる人というのは:澁澤龍彦の本とか読んで、ガレの花器に白い花を生けて、ピンクハウス系のインゲかカネコを着て、ジョルジュ・ボワイエのティー・セットでミルクティーを飲んでるのよ、きっと。
ああ・・・おねえさま・・(←意味不明)
10年くらい前に、見とれて思わず買ってしまった吉田良一氏の人形作品集『Anatomic Doll』
吉田さんの書かれたあとがきに、人形の持つ魅力が凝縮されているように思えます。曰く:「人形は可愛く、美しく、そしてこわいものです。それは彼らが、愛らしく繊細な体の内に生と死を同時に内包しているからです。人形が生々しく、本当の人間のように生命感に満ちていればいるほど、人はそこに「死」を感じます。人形師とは、神に背いた愚かな錬金術師かもしれません・・」~Anatomic Doll Ryoichi Yoshida / A Treville Bookより抜粋~
↑コワいんだけど、こういう感覚にヨワいの。。。ステキ
ああ~・・コレが人形の魔力か・・
お人形は大事にしましょう。
←クリックよろしく♪
ヤザワんちに滞在しているニューヨーク在住のヴァイオリニストのつー子。そろそろお土産を買わなくてはならないようで、ヤザワも一緒にお買い物へGo!
コーヒーをいっぱいお土産に持って来てくれたつー子。東京にありそうでなかなか見つけられない深煎りのフレンチ・ヘーゼルナッツ・コーヒー。ヤザワの大好物。
ここはやはりヤザワ大好物の雑穀米を是非!つー子に持たせてあげたいもの。
お米2、3合に1袋入れて混ぜて炊くだけの手軽な雑穀米にハマってるヤザワ。小豆とかゴマ、麦、ヒエ、アワ、キビ、クコなんかが入ったのと、五穀米を買いに生協へ。つー子んちの近くでも玄米は買えるらしいけど。
つー子はお友達に「日本人形の抱き人形が欲しい」と頼まれてるとかで、生協の後は人形が売ってそうな和物系のお店を覗くことに。
日本人形の抱き人形というのは:大きさが50cmくらいで着替えができるのがいいらしい。いわゆる「市松人形」というヤツか。
1軒目:人形はありました。何でも「お安い」そうで、12万とか。
思わず2人で動揺しつつも「あの、もうちょっと手軽なモノが売ってるような所はご存知でしょうか?」と聞いてみたら、「浅草橋とかですかねー・・型押しの大量生産のモノであれば、安いものがあるかもしれませんよ?ともかくお人形は1体作るのに1ヶ月とかでは出来ないので、手作りのものはどうしても高いんです。有名な人形師の先生のお人形だと何十万もナン百万もしますしね」「・・・・・」
予算はいくらなのとつー子に聞いたら「・・1万円くらいは・・と思ってたんだけど・・」って。
結局、つー子はそのお店では古代布がパッチワーク用に何種類か入っている840円のパッチワーク・セットを購入。お勉強させていただきました。パッチワークの布もキレイで、喜ばれることでしょう
「あのさ、日本人の顔して髪が黒くてキモノ着てれば、別にバービーとかリカちゃん人形でもいいわけでしょう?オモチャ屋行こーよ、オモチャ屋」とかゆっても「そういうアニメのキャラ系じゃなくて、日本人形がいいらしいの」「今どき日本人形で着せ替えして遊ぶコドモなんて日本にいないよ?横溝正史じゃあるまいし」「そうなんだよねー。そう言ったんだけどさー・・見るだけ見て来てって言われてるのー」「うむー・・」
ということで、家に戻ってネットで検索をしてみることに。
「市松人形」で検索をすると・・・人形工房とかがヒットしますが・・
『9月完成予定。50万円から。ご予約受付中』だそうです。他にも「これが手作りでない型押しの人形というヤツか?」と思われる、超!ブサイクな人形で「公司君子」とか名前が付いてる人形が¥16,800。他にもう気持ちブサイクじゃないかも?角度によっては、というのが3万とか4万でありました。
「・・・しかしヒデーな、コレ。『きみこちゃん』て・・誰をモデルにしてんだろうねこんな可愛くない女子、滅多にお目にかかれないくらいだぞー・・仮にも人形だよ?一体、誰が買うんだろうね」
ふー・・とか2人でため息つきながら画面見るし。いやー・・人間でよかった。年は取るけど手に職もあるし。。。
それからオークションにも行ってみると・・・いる!古いのやらコワいのやら!!5000円くらいからでスタートしてるし。
「いや~~ こんなの、落札しても一緒の飛行機なんかに連れて乗れない~~航空便で直に送ってしまうわ~」とか怯えるつー子。
確かに。「人形供養」というのがあるくらいだから。人形を粗末に扱ったりすると祟られる、とかゆうよね。
あんでそんなコワいモノ、作ったり買ったり欲しがったりするんだよ
そういうヤザワも実はお人形の写真集なんかは持ってたりするの。本なら最後は古本屋とかに持ち込んでも祟られることもないだろうし。高価なお人形はやっぱりキレイ。不健康で退廃美あふれるアナザー・ワールド。四谷シモン作のお人形とかをコレクションしてる人というのは:澁澤龍彦の本とか読んで、ガレの花器に白い花を生けて、ピンクハウス系のインゲかカネコを着て、ジョルジュ・ボワイエのティー・セットでミルクティーを飲んでるのよ、きっと。
ああ・・・おねえさま・・(←意味不明)
10年くらい前に、見とれて思わず買ってしまった吉田良一氏の人形作品集『Anatomic Doll』
吉田さんの書かれたあとがきに、人形の持つ魅力が凝縮されているように思えます。曰く:「人形は可愛く、美しく、そしてこわいものです。それは彼らが、愛らしく繊細な体の内に生と死を同時に内包しているからです。人形が生々しく、本当の人間のように生命感に満ちていればいるほど、人はそこに「死」を感じます。人形師とは、神に背いた愚かな錬金術師かもしれません・・」~Anatomic Doll Ryoichi Yoshida / A Treville Bookより抜粋~
↑コワいんだけど、こういう感覚にヨワいの。。。ステキ
ああ~・・コレが人形の魔力か・・
お人形は大事にしましょう。
←クリックよろしく♪
なるほど、写真家のアラーキーの作品って日本人形的感覚だったんですね(←日本文化に疎い私)。先日ロンドンに行ったときいきなり↓
www.artnews.info/barbican/images/ex1259_araki.jpg
の写真(ポスター)が貼ってあって、???だったのですが。
しゃべりそうだよ
飾ってるのけ?
しゃべりそうだよ
飾ってるのけ?>こんな高価なお人形持ってないって。バニラがいるし興味ナシ。飾ってたら攻撃されるかも。
<髪の毛のびそ~な人形ばっかだね。こわそ~!>
高価なお人形は人毛なので、伸びるかも。湿度とかで。ブルッ
<写真家のアラーキーの作品>なるほどー・・の写真、ありがとうございます。人形のような美を日本人は男女共に追求してるんでしょうかね?