ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

北海道滞在記:1

2008年08月24日 | 日常
       
          Living well is the best revenge.
                     
                      George Herbert
   English clergyman & metaphysical poet (1593 - 1633)

だそうです!コメントありがとうございました。

冬はオーストラリア人のスキー客で賑わうというニセコ。ウィンター・スポーツはしない(できない)ヤザワ。やっぱ山は夏だって!



札響のチェリスト、文屋治実さんの生徒のチェロ合宿にバニラと参加させていただきました。(先週)文屋さんと12年ぶりくらいでお会いしました!

その昔、シューマンでヤザワが展開部に進む前の繰り返しで和音を練習でいつも間違えて、文屋さんに直されたこと。結局本番で1回目は直って繰り返してやっぱり間違えたこと。などがフラッシュ・バックしました。(笑)

文屋さんには:「ピアソラのピアノ譜の1ページ目を送ってくれなかったから本番で『えっ!?』と分からなくなって落ちた」と言われました。 
ひょえ~・・そうだっけ??我らはまだピアソラが世界的なブームになる以前にいち早く名演を北海道で繰り広げた!という思い出にヤザワ的にはなってるんですが。

演奏家とはこのようにマジメなのですよ。演奏家やスポーツ選手は怪我や病気からの復帰が一般人に比べておそろしく早い、と(医者に)言われるのは:言われたリハビリをその通り実行するから。どうも一般のヒトは「痛いからさぼっちゃおー・・」とちゃんとやらないヒトが多いらしいね。それで体育会系は就職に有利だ、とか言われるのか。根性あると思われて。演奏家も何十年も毎日練習して上達しよう!と思ってる人種だからネー

ヤザワとの北海道初演!(だったのかな?)のグランド・タンゴ(by ピアソラ)で落ちた後、文屋さんは何十回もこの曲をコンサートで弾かれてるんだそうだ。曲を気に入られたのとムカついた(ヤザワのせいで!落ちた!でもヤザワも気がつかなかったゾ?ピアソラだし即興してもいんじゃない?)せいで、ものすごい素晴らしいことになっているに違いない

もーしばらく北海道にいるので、機会がありましたら是非拝聴させて勉強させてください。今回、弾けないのは残念なんですが。


温泉に行って夕食を終えたら先生と生徒のアンサンブル。その後は盛大な飲み会!飲めば飲むほどみんな弾きだすという。(笑)


集合写真。さー今日もはりきって飲もー(先週です・・)


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