ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

2015年はどんな年?

2015年07月18日 | 日常

10年前に:現在こんな事態になる と思っていた日本人はどれくらいいた? 

 

 

 

久ーしぶりに秋にレクチャーをすることになり、むかーしの特別講義をちょっとリニューアルしてやりましょ。と思って原稿を探してたんですが、見つかりません

HDも何台かチェックしたけど、ない 。破棄する理由もないはずなのに。。

 

イチから原稿を立ち上げるのか・・

 

と:どんよりしてたら閃いた

 

「そうだ当時(2001~2005)はApple Worksで書いてたハズ」と思い出したので、mac.classic 9を開けるソフトをインストールして、探してみたけどやっぱりない

 

だけど授業の「レポート」が3年分ほど保存されてました 。この学生のレポートを頼りに:「ワタシは何を喋ったのか?」を立ち上げ、現在にフィットする内容にブラッシュアップさせましょう。ちょっと手間はかかるけどしょうがない。

 

という手順を考えているうちに:また思い出した。

そもそも「原稿」なんて作ってなかったような気がしてきた。

「(原稿書くの)めんどくさいなー・・話の流れと資料の参照元とか年代だけメモして、あとはノリね

で90~120分ほど質疑応答も含めてやってたように思う。1回やってしまえば、次からは前年の記憶で(← 若かったから覚えてた)そう準備も要らないし。学生の面子は変わってるから同じ内容でもいいし。とか思ってたんだなーアタシ。どんだけエンターテイナーなんだか。。

 

「(イチから原稿書くの)めんどくさいなー・・話の流れと資料の参照元とか年代だけメモして、あとはノリね

 

で今回も行きたいところですが。歴史は繰り返すのか

ムリ。時間が経ち過ぎてて。それにレポートを読む限り、感動溢れ触発された刺激的な講義だったらしい。そんな素晴らしい講義の草稿は残したほうが良いわネ。と・ちょっとやる気になったゾ

 

しかーしコレも。毎度の行動というか、こうなるともうワタシの「習性」なんですかね。コンサートの時とかでも:「そういえば、アノ曲はどんな風に弾いてたかな?」と過去の録音とかを聴いて;

「素晴らしい コレ本当にアタシが弾いてるのだとしたらアタシってやっぱり天才だったのネ でも一体、どうやって弾いたのかネー こんな名演を超えた演奏をするのは大変だけど、なんたって弾いてるのはアタシなんだから出来るはず

 

で・自分の過去の名演を手本に分析しつつ・最上を目指すという。別に節約して他人のCD買ったりするのが惜しいわけじゃないですよ(笑)ホントにワタシの演奏がその曲では名演なんです

 

思い出してきた

 

だいたい特別講義をする時というのは、コンサートのプロモなんです。なので講義を聞いた学生が感動してコンサートに来てくれなくちゃねという勢いで話してるし、授業だから安心して専門用語もそのまま使ってるし、コンサート前で忙しいから原稿なんて書いてらんないし

そうだった。それで何も残ってないのか。。。

やれやれー とりあえずシラバスだけ立ち上げて送りましたけど 

 

ところで、Apple Worksを10年ぶり近く?で開けてみれば、色んな面白い書類があったのでした

 

その中の1つ:

「今(2005)から10年後、2015年はどんな世の中になってますか?」という以下の5つの質問を私の友人知人10人にメールで聞いたのでした。今から10年前に書かれた現在の予想。とても面白かったので、今日から順次、ご紹介していきます

 

別にこれは仕事でもなく、「今後の音楽界へのフィードバックになれば」とか思って、突然メールを送ったんだと思います。なんか悩んでたかプロデュースしてたんでしょうね。お願いした10人は:当時20代から60代までの男女で、職種もさまざま。みんなけっこー真剣に、いっぱい書いてくれたのでした。こんなこと普段話さなかったし、案外楽しんで書いてくれたみたい。もっとこういう話をしてくるべきでした。今さらながら。

本日は代々木中学校の同級生でフツー大学に行って地方公務員になった同級生「くろき」さんの当時のご意見を10年ぶりでご紹介します

 

1:10年後の経済について

2:10年後の政治について

3:10年後の技術革新について

4:10年後の価値観の変化について

5:10年後の文化・教育の変化について

 

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1:10年後の経済について

それはもう、日本の衰退と、BRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)の台頭だと思いますね。それらの国の後に続いてくるのは、アフリカかな。資源の乏しい日本が、国際的競争力を弱めていったら、国内でも力のある人はどんどん国外に流失していっちゃうんじゃないでしょうかね。

 

2:10年後の政治について

経済以上に日本の政治は期待してません。民主党も、かつての社会党と同じ道を歩むかも?国際的には、朝鮮半島の情勢が興味がありますね。アメリカは10年くらいのスパンでは、総合的にはあまり変わらない気がします。中国は存在感を増しているには違いないけど、ロシアの動向はもっと面白いと思います。中近東にも、ユーロのような国際融合が望めると良いですが、多様な民族対立が根深すぎて、10年後も紛争が絶えない地域のままですかね。

 

3:10年後の技術革新について

情報・通信分野は、もっともっと伸びてるでしょうね。需要もあるし。それより、エネルギー開発が進んでるといいと思います。ハイブリットとか、ソーラとか、石油に頼らない安全で安定した安価なエネルギーの確保が進むと、経済界も明るくなると思います。

バイオ分野の開発も、伸びそうですね。個人的には、環境保全に配慮した技術開発に期待したいです。

 

4:10年後の価値観の変化について

価値の多様化がもっと進むと思います。マスの情報操作とか、一世風靡とかって、流行らなくなるかも。人々の興味が、ますます政治等の世の中の出来事から離れていきそうです。

 

5:10年後の文化・教育の変化について

これも、多様化の一言につきてしまいますが、経済力の低下した日本では、当然、文化に費やす資本や資源も乏しくなりますから、国内の文化育成はますます望めなくなりますかね。ミニバブルを繰り返して増大する中国マネーが、外国にある高額な美術品を買いあさるようになったら面白いですね。教育問題は、多様化で折り合いをつけていくと思います。今は、公立小学校だって学区外を選択できる時代ですから、義務教育の公立校間に格差が広がって、指導困難児が集まる学校と、ハイレベルな子供の通う学校とに分かれていくし、それで仕方がないでしょうね。 

                        くろきそのこ より

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その節はありがとー 元気で生きてるか~い

10年前はまだこうしてメールしてたのね~ 別にケンカしたわけじゃないけど。懐かしいわー やっぱ「くろき」はバカじゃなかったのねーと改めて思ったわよ~ 読んでたらコメントでもちょーだい

 

さて:ツイッターでのつぶやきですが・・


憲法学者の小林節氏が、安保法案を強行採決されても絶望せず、来年の参議院選挙での野党共闘で自民党政権を倒そうと提唱しています。もともと保守である小林氏のような学者文化人たちが「共闘選挙」の仲人となり、国民運動として取り組むことがで...

 

ですね

 

でも・・コレをなんとかしなくちゃ・・

「衆院選挙 操作 不正」などで検索してみて下さい。

コレは「技術革新」なんでしょかね

 

 

 

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