東京に帰って拭き掃除をしよう。と思って寝た晩、過呼吸症なのか喘息なのか分かりませんが、肺に全然空気が行かなくて死ぬ!
という発作のようなものを起こしました。
喘息持ちではないので、風邪か神経症の一種なのでしょうね。
拭き掃除はともかく、東京に帰ってこれからどうなるのだろうか。と思うと暗澹とした気分になります。
今年は腕も完治したことだし張り切っていこー!と思ってたわけで、CD制作(ブツね)と4回シリーズ・コンサートをする予定でした。
でした・・・ってまだキャンセルしたわけじゃないけどね。
しかし当初の予定よりすでに時期は4ヶ月ほど伸びています。
まず夏は避けなくてはなりません。去年のような猛暑であれば10月いっぱいまでは予定を入れないほうが安全でしょう。いつ輪番停電になるか分からないし、そうなると電車は止まるしでコンサートになんか行けないよね。。
秋で今時分のように爽やかな気候で暖房も使わない時期が望ましいわけだけれど・・・
その数ヶ月に賭けて、4ヶ月前からチラシを作り/3ヶ月前に広告を打ち/2ヶ月前にチケットを発売し/何かあったらチケットを払い戻し/キャンセルのお知らせを打つ/
ということは常に考えてはいたけれど、これほどまでにキャンセルのリスクが高いことは初めてなので躊躇してしまいます。インド債とかブラジル債のほうが今や全然安心という世の中ですよね。。。
雪が降って電車が止まることがある2月と、台風で地下鉄が浸水することもあった8月終わりを除けば、東京でのコンサート開催が高リスクであるということはかつてありませんでした。
これまでのような形態での(4ヶ月前にチラシを作り出すような)コンサート開催は当分、難しいのではないか?とヤザワでも思うわけだから、大手マネジメントはアタマ痛いでしょうなー・・・
制作場所や開催場所を東京にこだわっていると、何もできないまま1年が終わるかもしれない。と思うようになってきました。
場所を例えば:関西に移して、東京での公演はチラシなしのwebだけでの告知とし、開催も2~3週間前に決定する。という臨機応変さが必要なのかもしれません。開催場所もコンサート・ホールではなく、公園通りクラシックスとか、カーサ・クラシカとかのライヴ・ハウスで、チケット印刷と販売の必要のない所。広告は全国紙のものに関西公演情報の詳細と、1行「東京公演の日程はhttp://www.XXXXX」と入れておいたらどうだろうか。
というようなことを考えています。
「もう今年はダメかなー・・」という気持ちにもなりましたが、知恵を絞って前進していこうと思います。
そして、ヤザワ自身もしばらく移動したほうがいいかもしれません。
「がんばろう日本!」みたいなポスターを見たりCMやTVを見ると、気分がすっかり塞いで欝になってしまうのです。
東京のヤザワでこうですから、まだ被災地の人たちに「頑張れ!」というのは酷だと思います。黙って手を差し伸べる、泣いていたら一緒に泣く、という段階のような気がしています。
異常事態に気が張っているとは思いますが、家族を亡くして「一刻も早い復興を」と頑張っている漁師さんとかをTVで見ると、辛くなってしまいます。農家と酪農家もなんとか移送で転地療養、新地開拓とかできないのだろうか。
「元にもどす」ということに注力していますが、原発が落ち着かない限りどれだけ努力しても徒労に終わる訳です。それを見るのがまた辛い。海洋生物に影響がはっきりと出るであろう6ヶ月後に、この人たちはどうなるのだろう。四国とか九州の漁港に漁師としての技術で移れないのだろうか。農家も日本には過疎地になっている農村がいっぱいあるはず。
確かに土壌改良をすれば放射性物質はかなり除去できるようですが、それは原発がもう爆発の危険がない、安定した状態で、それまでの放射性物質を除去するという作業なわけで。。。農地として回復できるかは。。。
心配していたとおり、被災地(福島)では置き去りにされた家畜やペットが餓死しているようです。
日本には動物を保護する法律がないので、ボランティアの活動と、避難所から自宅に戻って食事(私は「餌」とは言わない)を与える家族だけが命綱です。
自分もペットを飼う身として、義援金、募金は今後全て被災動物のものだけにします。
避難所で「ペットを連れてくるな」という被災者にも募金が渡されるより、増税を甘んじて受け入れます。
この不景気に増税!?という声も、遠くに聞こえるのです。
日本はデフォルトを起こしてIMFが入るでしょう。景気対策論なんて茶番でしかありません。
それより、浜岡原発をなんとかしろ
震源地が下がってきてますよ・・・
やっぱり・・・欝 かも・・・