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ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

プチ・疎開ちう

2011年03月28日 | 沖縄

めんそ~れ from Okinawa~~  

 

ノイローゼになりました。  療養ちうであります。

 

もう毎日毎日、揺れてるんです。座ってても、立ってても、横になっても。

それでミシミシッ と部屋が鳴って本当の地震がきて初めて「さっきは自分が揺れてたんだ 」と気づくありさま。

 

コンビニでミネラル・ウォーターを買おうとした時、赤ちゃんを連れたヤザワよりずっと若いお母さんが必死の形相で駆け込んできたのを見て、7本残ってた500mLのうちの2本を買って帰りました。

 

アタマの中で何かが弾けました。

 

そしてその日の最終のエアを取り、ホテルを予約し、3時間で荷造りをしてヤザワあーんどノエル、オスカル、アガタの4人で沖縄へ向かったのでした。

 

スーツケースの中は猫トイレに砂に3人のフードにシートにヤザワのジャージ上下(エド・ハーディなんだけどさ)に下着。それにケージとキャリーが3つです。(3匹分)

すっぴんだわ、ジャージだわ(←これはジューシーなんだが。。)1人で3匹も連れてるわで、すっかり被災者だと思われたと思います。

沖縄に行っても揺れてたら、もうそれは地震のPTSDでもなく、メルニエル病を発症したのだ。向こうで受診と検査をしてもらおう。

と思ってたのですが、持参したホメオパシーの「恐怖に効く」レメディを飲んだら、2日ほどで揺れなくなりました。

 

しばしここで英気を養います。  

 

ヤザワ以外の3匹はたいそう不幸そうであります。

放射線よりこのストレスの方がよほど体に堪えるのではないかという風情。

ノエルをビーチに連れて行っても、初めて見る海に尻込みしてシッポを巻き込んで退散してるありさま。近所の仲良しワンとも会えず、食欲も今ひとつ。

キャットタワーもない狭い部屋で1日を過ごすオスカルとアガタは逆に食べてばかり。

「なんでアタシ達はこんな所に と3人に見つめられてます。

 

原発推進派の方々というのは、こうなったら(福島)これはもうしょうがない。ジタバタしない。という腹が据わってるんだなと思いました。いったん味わった贅沢な文明を手放すくらいなら滅びてもいい。原発のリスクを理解しつつ、死ぬ日まで冷暖房の効いた部屋でDVDを見て、ディズニーに行く予定を立てたり映画を観たりコンサートに行ったりして暮らしを落とさずに人生を全うしたい。ということなんでしょね。。

ヤザワはダメです。反原発という思想以前に自分が崩壊しました。。

べつに子どもがいるわけでもないので、自分さえ気持ちよく楽しく人生を過ごせればそれでいいはずなんですがね。

だから推進派と反対派では話し合いにならないんでしょうね。ベースにある感情がまるで違うので、どんなに理論を重ねても噛み合ない。

 

これまでAbsolute-MIXというクラシック音楽では異例に電力のかかるコンサートを開催してきましたが、これをきっかけに、PA、照明は一切ナシ、いっそ舞台照明はローソクでいこうかと思います。(←ホールの消防法で無理だろうけど。でもそういう気持ち)暗いから化粧も凝らなくていいし歳も隠せるし。いいことだらけじゃん。問題は暗譜だけ。

 

スポットが1点だけ当たるステージでしみじみとピアノを弾く。

 

そんな企画を考えて戻ります。

 

沖縄便りもよろしく

(アセって来たからデジカメ忘れて。ケータイ・カメラです)

 

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