最後のお昼に。 と考えると何を食べていいかわからなくなる。
食べたいもの、食べたことないものはいっぱいある。
フランスを離れる何日か前、普段は行かないお惣菜やさんに行って“贅沢”してみることにした。
salade lentilles verts (レンズ豆のサラダ)とか、salade de museau (豚の鼻(耳?)のサラダ) は たまに食べたくなって買ったりしていたが、今回は、“ベーシックだけどお店では買ったことないもの”を選んだ。 いつも自炊していると、ふつーのお惣菜を買うだけでも、ものすごい贅沢をしている気分になる。
で、このとき買ったのは、
●poulet à la sauce de champigonons (鶏肉のマッシュルームソース)
●gratin dauphinois (じゃがいもグラタン)
●ベーコンなどが入ったパン2個
たしか、じゃがいものグラタンは、1人分のbarquette(いちごのケースみたいなもの)に入れてくれたのだが、一回では食べきれない量。 窓からの光を感じながら、のんびりとしたお昼を過ごした。 ま、ともかく、この料理の全体的に茶色っぽいかんじ、フランスっぽいなぁ。
昔、日本での一人暮らしをしていたとき、仕事が遅くなり3日連続コンビニ弁当を食べ、精神的に調子が悪くなったときがある。 基本的には体は丈夫だと思うので、単に、気分が滅入ったというか。。。自分にとっては“脳みそが腐っていくような”あの感じ。 ただ買って食事を済ますだけという行為がよくなかったらしく、料理を作るという行為は、“お手軽な創作活動”という意味で、いいリフレッシュになっていたんだとその時初めて気づいた。 なので、1人分だとしても、料理をするし、2人分でも、、ハタマタ20人分でも・・・・この脳みそを動かしてるという感じが心地いいのである。
さて、今日は何を創りましょう?