旅の疲れをほぐすいけばな

　地域のお世話を一緒にさせていただいている仲間の方との一泊二日の三重旅行で宿泊したホテル。ロビーはもちろん各階のエレベーターホールにもいけばなが。

　白いシンピジュームオーキッドとプロティア、グリーンにはモンステーラと華やかさの中に落ち着きがあります。

　何気なく通り過ぎてしまいそうなところに飾ってありましたが、お気づきになった方は、旅の疲れを少しはほぐされたことでしょう。

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　造花のシンピジュームオーキッドはこちら
　造花のモンステーラはこちら
　造花のプロティアは来春には入荷します。

造花のことなら、大阪で９０年以上の歴史を誇る造花輸入問屋の（有）ニューホンコン造花へ。卸専門です。装飾造花、ギフト造花から菊、百合、樒（シキビ、しきみ）、榊（サカキ）など仏花、神様用造花まで扱っています。

（有）ニューホンコン造花のホームページです。
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取り消せるものなら取り消したい

　今日の毎日新聞夕刊によると、井戸敏三兵庫県知事は昨日の「関東大震災はチャンス」とした発言について、謝罪と発言撤回を表明しました。

　記者会見で、井戸知事は、
　「心からおわびする、深く反省している」などと謝罪した上で、
　「取り消せるものなら取り消したい」と発言を撤回しました。

　「取り消せるものなら取り消したい」、自らを振り返った時にこんな後悔をするのは幾たびもあります。それは自分の言動が相当な間違いだったりふがいなく、穴にでも入りたい気持ちになった時です。

　井戸知事のこの発言からは、知事がたいそう反省している様子がうかがえます。

井戸敏三兵庫県知事の発言

　ご存知でしょうが、井戸敏三兵庫県知事が「関東大震災はチャンス」と発言し、批判を浴びています。

　本意は、首都圏の震災に備え関西が防災首都機能を備えるべきだとのことだったのでしょうが、「震災」を「チャンス」と論ずる言い方は恥ずかしい。阪神淡路大震災を受けた地元の兵庫県知事の発言だけに残念です。

ただ、関西経済が沈滞する中、首都機能が関西に来れば関西の景気浮揚になる、そんな気持ちは私にもあります。もし井戸知事の発言の中に「関東大震災」という言葉がなければ、支持も得られたんじゃないでしょうか。

　石原東京都知事に「浅知恵で、ばか正直」と批判されたのは当を得ています。首都機能の関西移転を希望するあまりの井戸知事発言を自分と照らし合わせた時に、私自身も「浅知恵で、ばか正直」と見透かされているようで恥ずかしく、そして関東の方に謝りたい気持ちになります。　

　井戸敏三・兵庫県知事の発言要旨は以下の通り（asahi.comから引用）です。

　まず、東京一極集中をどうやって打破するかという旗を揚げないといけない。物理的には、関東大震災なんかが起これば相当ダメージを受ける。これはチャンスですね。チャンスを生かす、そのための準備をしておかないといけない。機能的には、金融なんです。金融とマスコミが東京一極集中になっている。東京に行った企業をもう一度、関西に戻せというカムバック作戦を展開していく必要がある。（中略）そういう意味では、防災首都機能を関西が引き受けられるように、あるいは第２首都機能を関西が引き受けられるような準備をしておかないといけない。

北京五輪残り香

　広州交易会の会場を歩いていると、たすきをかけた若い女性に呼び止められました。きれいだったのでついていくと、写真のようなところに連れて行かれました。

　北京五輪のコインを買えというのです。もちろん断りましたが、中国ではまだ北京五輪の名残があちこちにあります。

　下の写真はコンビニで買った缶ビール。

　

　五輪マークが横っ腹に踊っています。

　日本だったら、こんなことは考えられないでしょうね。イベントが終わると同時にそれらの商品はお蔵入り(破棄）するんでしょうから。
　資源保護の観点から考えると、中国のやり方がいいのでしょうね。

　まだ香港中国出張の話題から東京出張の話題に変わっていませんが、一昨日、昨日と地域のお世話をさせていただいているお仲間の方々と一泊二日の三重旅行に出かけてきました。香港中国の話が終わりましたら東京のお話の前に、こちらの話を二、三お伝えします。

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どっちが上なん

　広州交易会場のエレベーターのボタンです。

　「2階」が一番上で「－1階」が一番下だとは分かりますが、「1」、「Ｂ」、「Ｃ」どれが上なん。

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広州交易会のオープニングセレモニーは獅子舞？

　広州交易会の初日、会場でオープニングセレモニーをしていました。

　獅子舞でしょうか。獅子の間を縫って布袋さんのような神さん（写真右上側の赤い衣装）も踊っています。

　とても中国っぽくてよいのですが、鐘や太鼓の音がやかまし過ぎました。

　先ほど東京出張から帰りました。まだ少し中国・香港のお話がありますので、東京の話はその後に。

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芙蓉飯店の海鮮ワンタンメンは当り

　香港、中国では地元のお店（料理店）にもちょくちょく入ります。言葉が分からないので、注文は行き当たりばったりです。おいしい時もあれば、これは食えないとはずれの時もあります。

　広州二日目の夜は愛群ホテル周辺を徘徊し、芙蓉飯店に入りました。注文したのは海鮮ワンタンメンと純生と書かれた瓶ビール。

　小エビと貝の入ったワンタンは口の中でほぐすと具がプリッと出てきます。麺は細麺なのにとっても腰があります。スープはほんの少しとろみがあって、そのとろみが、薄味なのに濃厚さを出しています。

　この写真ではそのおいしさが伝わらないでしょうが、芙蓉飯店の海鮮ワンタンメンは当りでした。

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リボルビングレストランでの朝食だけれど

　愛群ホテルの16階はリボルビングレストランになっています。円形になっている外側の床が自動で回転し、お客は動かずに360度周囲を展望できます。

　そこが朝食会場になっているのですが、そのリボルビングが機能していません。床が動かないのです。仕方なく歩いて回りました。

　展示会視察の時、商談でお昼が満足に食べられないことがあるから朝食は写真のようにしっかりとります。

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愛群ホテル

　広州の宿は愛群（アイクン）ホテルでした。１９３０年代に建てられた由緒あるホテルで、ホテル内のレストランには当時の国民党幹部が書いた書が飾られていました。写真は１９３０年当時のものです。

　下は今のホテル。

　

　そして、ホテルからの珠江（川）を望む夜景です。

　

　由緒あるということは、半面古いことです。今は三星で施設内の設備は香港のホテルにはかないませんが、夜景を見ながら古きを感じると、それなりによいホテルに思えてきます。

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広州で「南部鉄瓶」の博学になりました

　広州で相部屋した方は岩手・南部鉄瓶のメーカーさんでした。南部鉄瓶はヨーロッパやアメリカでも人気で、この方も欧米に輸出されています。最近、中国産の鉄瓶が欧米に出回っていて、さらに中国では「南部鉄瓶」を商標登録しようという動きまで出てきているそうです。それで、今回、中国の調査に来たそうです。

　南部鉄瓶は鉄製だけあって、ちょっと手入れを怠ると赤錆がついてしまう。
　最近は湯沸しができない内部がホーローになった南部鉄瓶急須もある。
　欧米では南部鉄瓶のデザインが好まれ急須としてよく売れる。
　南部鉄瓶は岩手の鉄瓶で、山形工房で作られている鉄瓶は南部鉄瓶ではない。
　鉄は本来銀ねずみ色、それに染料を塗って色をつけ独特の風合いを出している。

　昔とった杵柄でしょうか、わりと「聴く」のがうまい方で、どんどん話してこられます。ここには書きませんが、地場の職人間のしがらみや産地の悩み、問題点などのお話もお聞きしました。この三夜で「南部鉄瓶」に関して、私の周りにいらっしゃる方の中では、私が一番の博学になったことでしょう。

　今回の出張の余禄ですが、こんな話も大好きです。

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秋はいつから悲しくなったか

　営業の出張はほとんど車です。東京からの帰り道など一人でもてあましますので、ＮＨＫのラジオ第二放送（教育放送）をよく聴きます。倫理や社会、歴史、古典など面白い番組があります。

　５月の帰り、「漢詩をよむ」はとても興味深いお話でした。

　楚国の文人宋玉（紀元前２９０年～２２２年）の詩「九弁」は、
　「悲しいかな秋のきたるや　しょうしつとして草木揺落して変衰す」
　で始まります。どこにでもあるような秋を悲しむ詩です。

　ところがあにはからんや、とても画期的な詩でした。宋玉の前に「秋を悲しむ詩」はありません。紀元前３世紀と言うと、日本はまだ弥生時代です。そんな時代に彼は「秋は悲しい」ことを発見し、詩に詠んだのです。今なら、ノーベル文学賞間違いなしでしょう。

　万葉集には「秋の収穫を喜ぶ歌」はあっても、「秋を悲しむ歌」はありません。約千年後の平安時代初期、嵯峨天皇（７８６年から８４２年）時代に、この「悲秋」の感覚がたくさん日本に伝わり、やっと定着しました。

　今でこそ、私たちがごく自然なものとして納得している「秋になると悲しくなる」という感覚は、もともと必ずしも日本人のものではなかったのです。
　つまり、日本では平安時代初期から秋は悲しくなりました。

　こんな話大好きです。だから、ＮＨＫラジオ第二放送は車中の友です。
　今日から東京出張です。また楽しいラジオが聴けるでしょう。

　参考　「漢詩をよむ　漢詩の来た道」（宇野直人著、日本放送協会出版）

　

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心がぐん！と育つ パーソナルポートフォリオセミナー

　「心がぐん！と育つ　パーソナルポートフォリオセミナー」が１１月８日（土）、大阪・東成区役所内（地下鉄千日前線今里駅下車西徒歩２分）のフリースペース「ふれ愛パンジー」で開かれます。

　大阪商工会議所東成生野支部・異業種交流会フォーラム・アイ（ＦＩ）の地域交流事業のひとつです。

　パーソナルポートフォリオは、「自分のいいところ、成長した証を一冊のファイル」にすることで、子供たちの心を育みます。今回は日本では指折りの実践者で福井県の小学校教諭、岩堀美雪先生がセミナーと実際のワークショップを指導します。

　午前１０時から１２時がセミナー、午後１時から５時までがワークショップです。ワークショップでは実際にファイルを作ります。午前の部、午後の部だけの参加もできます。

　参加費は無料で、当日申し込みできます。お問い合わせはＦＩ代表幹事者の吉持製作所（電話06-6751-5147 ）へ。

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第１８回全国産業教育フェア大阪大会 さんフェア大阪２００８の大会歌は絶対聞き逃せません。

　全国の工業や商業など産業系の高校で学ぶ生徒の成果発表会「第１８回全国産業教育フェア大阪大会　さんフェア大阪２００８」が、明日２日（日）、明後日３日（月）の両日、大阪南港のアジア太平洋トレードセンター（ＡＴＣ）を中心に開かれます。

　詳細は大会ホームページ（http://sanfairosaka.sakura.ne.jp/index2.shtml）に載っています。

　連休に突入した今頃言われてもとおっしゃる方もいらっしゃるでしょうが、行く行かないは別にして、ぜひとも大会ホームページにアクセスしてください。大阪の高校生が作った大会歌「大阪名物リレー」が聞こえてきます。それがおもろい。

　少しだけ歌詞を紹介しますが、
「大阪言うたらやっぱりおばちゃん　ヒョウ柄ウシ柄なんでも来い」

　ほんまにベタな歌ですが、ついつい口ずさんでしまいます。
　ぜひとも、お勧めです。

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