きのう、お中元の注文に三輪素麺の「なかねん」さんへ父母、妻の四人で行ってきました。昨年は6月10日、一昨年は6月5日でした。
毎年5日ほどずつ遅れています。来年は6月20日ごろになるのでしょうか。日にちは別にして、来年もこの四人で行ければ幸せなことです。
一年ぶりに会うご主人、奥さんと世間話をしながら注文します。今年の話題は、外麦(がいばく)と内麦(ないばく)の違い。素麺は小麦が原料です。外麦とは輸入麦のことで、内麦は国産の麦のこと。
昔はもちろん内麦が中心でしたが、今はほとんど外麦を使っているそうです。
ご主人、
「内麦より外麦の方がいい」
国産の方が良さそうに思えるので理由を尋ねてみると、
ご主人、
「どうも内麦は作り方が違うようや。昔は手ごねで打っていたけれど、今は機械。それが外麦の方がええみたいや」
そんなこともあるんですね。
そしてもう一つの話題が、お米作り。なかねんさんは田んぼを4反(一反は約300坪なので、4反で約4000平米、甲子園球場の約10分の1の広さ)持っていて、米作りをしながら素麺を作っています。
昔は3石取り(一石は1000合)と言って一反で3石取れれば上出来だったそうですが、今は4石取れるそうです。
ご主人曰く、
「肥料のやり方が昔と違う」
一石は大人一人が一年間に食べるお米の量で2表半、1俵は60キロ。そんなことも知りました。
写真はなかねんさんのブランド「三輪の誉」。
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昔は3石取り(一石は1000合)と言って一反で3石取れれば上出来だったそうですが、今は4石取れるそうです。
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