えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

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ルノワール+ルノワール展 家族の肖像100枚

2008年06月09日 20時49分27秒 | 芸術
 京都国立近代美術館で開かれているルノワール+ルノワール展(読売テレビなど主催)を妻と一緒に観て来ました。

 印象派の巨匠ルノワールと、その息子で映画監督だったジャン・ルノワールを軸に絵画と映像で、ルノワールの作品、生涯、家族とのつながりを明かす展示でした。

 主催者には申し訳ないのですが、行くまではルノワールの作品と息子の映像をどううまくつなげるのか、懐疑的でした。しかし、見てみて「その親子、家族とのつながり」があったからこそルノワールの作品群が生まれた。それを示すとってもよい展示会だと感嘆しました。

 妻、アリーヌをとっても綺麗に描いています。息子ジャンが15歳の時には大キャンバスに等身大の肖像画を描きました。ルノワールが60歳の時に生まれた末息子のココはなんとも可愛く画面に描き出されています。
 そして、ジャンの映像には父ルノワールの作品を思い起こさせる場面がたくさん出てきます。巨匠の父が自ら進んで息子と関わり続けたからでしょう。

 ルノワールがどれほど家族を愛しながら絵を描き続けたか。ルノワール家の濃い関係が見て取れました。そしてその対象を見る目が子供たちにも受け継がれていることがとってもよく分かりました。
 
 フランス・パリでルノワールと同時代を生きた二人の巨匠ロートレックモディリアーニの美術展を昨秋、立て続けに観てきました。モディリアーニは妻を愛しながらも酒と麻薬におぼれ、ロートレックは伴侶を持たず酒場と売春宿に入り浸り、二人とも30代で夭逝しています。
 比べてロートレック。家族の肖像を100枚も残し、80歳近くまで生きました。そんなことに想いを馳せながら3人の天才画家の絵を思い起こしてみると、それぞれの作品が心に染み入ってきます。

 7月21日まで。お薦めです。

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