あまり経験のない人に教えるときは、かなりのプレッシャーです。 レザークラフトの材料は安くはありません。それなりにお金を払って作るのですから、失敗しないように、人前で使って自慢できるぐらいのものを、と神経を使います。
自分自身、作品を作っていても失敗は数えきれません。中には取り返しの付かない失敗もあるし、何とかごまかして分からないようにはなったけど、どうしても気に入らないというときもあります。 私のように長く続ける者はそれでもいいのです。「失敗は成功のもと」で、上達の糧にすればよいのですから。
でも、初めてレザークラフトをしてみた、あるいは、一つだけ作品を作ってみた、という人たちには失敗はさせられません。かといって、失敗しないとように失敗しないようにと用心しすぎると、それがプレッシャーとなって楽しくないでしょう。 「失敗しても大丈夫」と思わせること、「失敗したけど、うまくいった」と満足させること、「失敗がかえってよかったーけがの功名」にしてしまうこと、そのへんが指導者の腕の見せ所と思います。 まあ、教育も同じだと思いますがー。そのためには、どんな失敗をもカバーする、たくさんの技術とアイディアが必要です。・・・・まだまだ修行が足りません。
夜桜のイメージで作りたいと言っていたWさん。うっかりろうのついた筆を革の上にころがしてしまいました。そこでろうがついたところをカバーするように刷毛で風をかいてみました。作品に動きが出て結構いい感じ。失敗が目立たなくなってわたしもほっとしました。
出来上がった作品に満足して使ってこそのクラフトですしね。
楽しいことの裏には誰かの苦労や努力があるものですね~
ところで、ねねさんのブログを毎日読ませいただいてますがコメントの書き込みができないので、ここで一言・・・
楽しく素敵なお嬢さんとお見受けしました。行動力があって、仲間と協力できてー帰省したときのお話を聞くのは楽しみでしょう?
コメントを楽天ブログに限定してあるので、失礼しました。
子供を通して知らない世界を垣間見ることができて楽しいですね。
お友達との話を聞くのが特に好きなんですww