季節の炊き込みご飯。今は炊き込みご飯の素なんぞがあって、季節を問わず食べられますが、その時期にしか味わえない生の素材を調理して食べる炊き込みご飯は格別ですね。というか、わたしは頑固に旬の炊き込みご飯にこだわっています。
秋の炊き込みご飯といえばー
くりごはん。残念ながら写真なし。 まだ栗が出始めの頃、ご丁寧に皮を剥いたのを頂いて作りました。いつも山に住んでいる人からたくさんの栗を頂くものですから、そのうち何回も炊ける、と思っていたのに栗は到来せず・・・・今、山ではサルに農作物を食べられて、何一つ収穫できないんだそうです。
孫たちが掘ってきたサツマイモで、芋ご飯
崩れやすいので皮付きのまま炊きますが、やっぱり崩れてしまいました。掘ってから時間をおいたサツマイモは、甘みが増しておいしかったです。
それから、まつたけごはん
数年前に地元産の松茸を使った土瓶蒸しを食べましたが,そんなごちそうはあれが最後かも。うちで使う松茸は
カナダ産の白松茸。 中国産より安いです。けど匂いが・・・・
パックから出しても匂わず、手で裂いても匂わず
うちでは,昔から椎茸でかさ増しするのは当たり前のこと。今回は、さらにシメジを加えて、松山揚げもいれて、マツタケご飯キノコご飯を炊きました。 先にだし汁をとって醤油とみりんで。
炊きあがったとき、ほんのちょっとマツタケの匂いがしました。
食べるとき、マツタケ入りというだけで盛り上がった食卓。 マツタケを探してわいわいと賑やかに食べるのが常でした。こう匂わなくては探す意味もない?
娘たちの家にお裾分け。おいしかったとは言ってくれましたが、孫たちはマツタケのマの字も分からないと思います。
あと、これはさすがに「素」としては売られてないと思います。
ムカゴご飯。 味付けは塩と酒のみ。素朴な味です。
銀杏ご飯。これは皮を剥くのが大変です。
固い皮は、銀杏剝きを使うのでさほど苦にはなりません。問題はそのしたの薄皮。
これがなかなか剥けなくて
しばらく水につけておくと剥けやすいというのをネットで読んでやってみましたが、
ぜ~んぜん
ほんのちょっとでも爪が入る隙間ができたら、するっと剥けるのだけど・・・・ ふと思いついて軽く茹でてみました。
やったあ。ひとりでに剥けてしまったのもあり、皮にひびが入って剥けかけになったのもあり。箸でぐるぐるとかき混ぜてできるだけ皮を実から離し、残ったのはひとつひとつ丁寧に手で剝きました。つるつるの実が出て来るのがなんだかうれしくて、最後まで剝ききりました。時間さえあれば。
味付けはやはり塩と酒。ちょっと癖のある具材は、シンプルが1番だと思います。
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