寒さの落ち着いた土曜日、桜三里を超えて弟宅へ行きました。さほど急ぎの用ではなかったのですが、ついでに寄りたいところがあったのです。その寄り道先が今のうちに行っておきたかった所なので。
さくら三里の中ほどから15キロほど山手に入ったところにある滑川渓谷。この寒さできっと大きなつららができているはずです。そこへは道が凍結していたり雪が残っていたりしては行くことができません。しかし、暖かくなって道の雪が消えればつららも消えてしまいます。その兼ね合いが難しいの。寒さの続いた、ここ数日がチャンスと思い、とりあえず車でどこまで行けるか偵察しておきたかったのです。
国道から山に入ってすぐは問題なし。10キロくらい山に入って、野外施設の「清流の森」あたりを過ぎたころから山際につららが見られるようになりました。これは期待できるかも。ここからさらに4キロ奥に入ると滑川渓谷の遊歩道入り口に着きます。ここまでは難なく来られたのですがー
途中にある変電所を過ぎるころから道脇に雪が積もっているようになりました。
そして、渓流にかかる橋まできたとき、広くなった道のわきに4,5台の車がとまっていました。なぜかこちらを向いて停まっています。ということは引き返してきた?
もう少し先へ行ってみたいと思いましたが、そこからほんの数メートル走ったところで
こりゃだめだわ。わたしは引き返すことにしました。この道の手前、右が広くなっているので
こわごわと方向変換しました。 何台もがここでバックしたようです。だからどの車もこちらを向いて停まっていたのですね。みなさん、ここから歩いて行ったようです。
下りていくともう一台車がやってきました。窓越しに様子を聞かれました。運転していたのは私くらいのおばあさん。3,4人乗っていました。車は四駆だそうですが、見たところタイヤがつるつるで、さあ、行けるかなあ。もう少し先に広いところがあるから、そこまで行ってご自分で判断してくださいとだけ言っておきました。
こんなところに来る人はそれなりに準備はしてきているようです。でもわたしは偵察のつもりで来ただけですから引き返します。
来るとき見つけておいたつららを写しながら帰りました。以下、横着して車から降りもせずに写したものです。
比べるものがないから大きなつららのようにも見えますが、30センチくらいかしら。
水が滴る場所によってつららの形も様々
ん? これはおかしい。つららが突っ立ってる? 鍾乳石じゃあるまいし、下からつららが延びるなんて。
さすがに車を降りて確かめました。
何のことはない、上部が融けて落ちただけでした。
雪のなくなった道で餌を探す小鳥が二羽。
手前の小さいのはキセキレイだと思いますが、向こうの少し大きいのは?
森の小鳥たちは車の音にも逃げて行って写真を撮らせてくれませんでした。
車の通らない道端はこんなに雪
葉っぱのない木は幹の立派さが目立ちます。
葉っぱのない木は幹の立派さが目立ちます。
かなり下りてきたところで木いっぱいに広がった綿毛を見つけました。
うっすらと雪をかぶったような綿毛
センニンソウの綿毛かな?
対向車も後続車もいなくて、道を独り占めして、のんびりとドライブしてきました。
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