山形の森 保守醒論

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共産主義の地アカを晒した、読売主筆・ナベツネの「女性宮家」創設論議

2012-01-08 13:08:58 | Weblog
昨秋から持ちあがった、「女性宮家」創設論議。読売新聞と朝日新聞がタッグする創設推進のマスメディア主導が気にかかる。
読売主筆のナベツネ(渡辺恒雄)は、敗戦の1945年末に「天皇制打倒」を叫んで青年共産同盟員を経て、共産党入党に至っている。
戦前の東大新人会は1929年に解散、日本共産青年同盟に発展的改組されたものだが、ナベツネが敗戦後に、東大共産細胞から(戦後の1947.9)東大新人会の復活再建を計った共産革命の大義が(共産党造語の)「天皇制打倒」にあったことである。
新年の6日、藤村修官房長官は記者会見で、皇室典範改正について「対応を急ぐ必要のある女性皇族の問題に絞り、皇位継承とは切り離して検討を行う」と述べ、「女性宮家」創設に限定して検討する方針を正式に表明した。
また、内閣官房が有識者ヒアリングを行い、改正素案を取りまとめることと、担当の内閣官房参与として、女系容認の園部逸夫元最高裁判事の任命を発表した。
小泉政権で設置された私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」(座長・吉川弘之元東大総長)が提出した報告書を基に検討を進めるとの方向であるが、保守政党を自認する自民党政権においても言えることであるが、与野党問わずにリベラル左翼の園部逸夫や、防衛大学校長に五百旗頭真などを人選するところに、いまの政治家の歴史観・国家観(安保観)の欠如を感じざるを得ない。
さらに官僚まかせともなれば、政治家には政局ゴッコしか持ち合わせていないのかと呆れてしまう。
敗戦後変節の東大法学部勢が官僚政権を執行しているとも言え、その戦後既得権の継続を柱にしているとも言えよう。
さて、戦後「東京裁判史観」を蔓延させた変節の徒として有名な横田喜三郎(1960.10、第3代最高裁判所長官)は、1957.3東大法学部教授を退官し外務省参与に就任している。
雅子皇太子妃の父親小和田恒は1955年に外務省入省、1963年からOECD大使として赴任する88年まで断続的に、東大非常勤講師として外交関係の講義を行っているところが、戦後の日本外交の基本姿勢(東京裁判史観受忍)に通じているのではないのかと考えられる。
2000年を越える万世一系の皇室文化を読み取る歴史文化観を持ち合わせるものと、(変節)宮沢俊義の「8.15革命説」を受け入れる(東大)戦後官僚の歴史捏造既得権にすがる左翼の巨壁構造が覗える。
共産主義の地アカを晒した、読売主筆・ナベツネの「女性宮家」創設論議。


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Unknown (Unknown)
2012-03-01 19:21:16
天皇が象徴する日本国民の統合とは、日本国民が主権を発動する際の主体です。この問題はマスコミを介し三権を支配する既得権益が、三権を国民の主権の上に置こうとして行っていることだと思います。マスコミを駆使し国政選挙の結果さえ操作出来れば、国会も内閣も最高裁判所も国民に対し何をしてもよい被爆させようが復興を妨害しようが電力供給をカットし産業を破壊しようが投票した国民が責任を追及するのは筋違い、国民の統合にも主権にも奉仕する必要は無いという考え方だと思います。男妃男后を定め、誰を殿下陛下と日本国民に申し上げさせるか決めるのは三権だという考え方が露骨に出ていて象徴的です。

「女性宮家」検討担当内閣官房参与の園部逸夫元最高裁判事の「朝鮮韓国人の心情」の為に書かれた参政権裁判の最高裁判決文など、国民の主権への奉仕とは無関係な最高裁判所による権力の行使でしょう。

よくなべつね氏はGHQだのCIAだの喧伝されるけど、ご指摘の経歴からもわかるようにGHQやCIAの大多数や保守本流と直接繋がるのでしょうか。アメリカの大多数の心情はオバマ大統領閣下が陛下に対し示して下さった配慮が象徴するように伝統と格式がある君主制は大好きです。保守本流からすればポチの血統書は大事でしょう。世界最古の皇統を象徴とする世界最古の国が支持するアメリカの民主主義という構図は絶対であるはずです。日本が非キリスト教国である事も重要な要素でしょう。自然なキリスト教化は別として強制改宗など言語道断でしょう。日本との排他的特権的外交関係は欧米諸国の支配層にとって歴代の覇権国の象徴である事はご存知の通りです。太平洋戦争を強調するのはアメリカ以外には三千年不敗は続いている事の強調でもあるのでしょう。日本はハワイとは違うのではないでしょうか、アメリカのなかで女帝を望む勢力は国益よりも人為による預言の早期成就を優先する終末原理主義の一部でしょう。確かにアメリカの保守の中核の一部ですが一部のまた一部です。戦争中のホーリネス事件で万世一系が起訴事由となったりしていますし、歴史の悠久に感謝したり永続を願ったりする神社祭祀は、この立場から見れば習俗ではなく、終わりが来なかった事を喜び、終末が来ない事を祈願する自己と対立する宗教です。世界のキリスト教のなかで、神社への嫌悪という共通点から、韓国のキリスト教の実態を知った上で提携するのはここだけでしょう。バックは少数だと思います。
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