山形の森 保守醒論

山形から発信する内外の時評ブログ!

朝鮮労働党の友好団体に絡む“日教組”はガン細胞そのものだろう

2008-09-29 09:47:52 | Weblog
辞任した中山成彬国交相は、日教組をめぐる発言の狙いについて、「(日教組や自治労が支持する民主党が政権を取れば)日本は大変なことになる。その広報を私は務めないといけない」と説明。大阪府などを例に、「日教組や、いわゆる官公労の組合の支援を受けている民主党が政権を取れば、いまの大阪府のようになる。職員の給料は高いしヤミ手当はあるし、裏金はあるし……。今回の選挙は、日本を大阪府にしないための選挙だ」と発言した。今朝のTBS「みのもんた朝ズバッ!」への中山議員の出演、世論調査での辞任の是非が拮抗している調査結果などから、 日教組(自治労などの官公労組合)発言問題は、来る総選挙で大きな争点になる気配がしてきた。宮崎県小林市の農家の出ながら、鹿児島ラサール高・東大法学部・大蔵省入省とエリートコースを歩んできた中山議員。旧薩摩藩の教育哲学を胸に生きて来た人生を省みて“日教組による人間腐敗の思想教育”に一言申さなければの強い思いが噴出したものと推察する。成田空港の“ごね得”表現も、農民地権者よりも反対運動を煽動した左翼政党・過激派学生を育成してきた戦後の日教組偏向教育への思いが背景にあったものと感じられる。妻の中山恭子参院議員は、拉致問題担当職を長らく務めてきている。1971年に槙枝元文が日教組委員長に就任以降、日教組は朝鮮労働党と交流を重ねる友好団体として、拉致事件への組織的関与も取りざたされてきた。暴力非道国家・北朝鮮を支配する朝鮮労働党と絡む“日教組”はガン細胞そのものと言ってよいだろう。 社民党・民主党はもとより、自民党のなかにもガン感染議員は多くいるような状況だ。民主党のネクストキャビネット(影の内閣)には旧社会党出身議員が7名も名を連ねている。鉢呂吉雄が外務相、細川律夫が法務相、岡崎トミ子が環境相、日教組出の輿石東は副総理、神本美恵子は、なんと子ども・男女共同参画相に充てられ、官公労組議員(旧社会党)による国家破壊策が民主党によって計画されているようだ。辞任決意に際して、成彬氏は恭子氏に「日本の教育を考えるいいきっかけになるといいね。前向きに考えましょう」と言われたという。民主党NCを見れば、教育問題どころか国柄そのものに危機感を覚えざるを得ない。自民党は中山発言を肯定的に取って、選挙戦を通じてその窮状を国民に訴えられるかが当落を決するように思う。赤インクは水で希釈すれば判らなくなるが、ガン細胞はわずかな組織でも侵攻性でドンドン増殖していく。気が付いた時にはもはや手遅れ。職を賭した中山辞任劇で投じた一石(ガン教組撲滅宣言)が日本にとっての起死回生に繋がるよう祈りたいものだ。
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小泉元首相引退で悔まれる、“確かな歴史観”があれば、「東京裁判史観」を覚醒できた

2008-09-26 01:06:03 | Weblog
小泉純一郎元首相が次期総選挙への不出馬を表明した。カラッとした性格から予てより政界引退説も取りざたされてはいたが、またも小泉らしい最後のサプライズである。現在の経済不況を小泉構造改革の失政とばかりに野党・メディアに煽動された世論が溢れている。そもそも構造改革は財政赤字を、これ以上放っておけない財政事情から斬り込んだものであり、(現在で)約800兆円ともなる財政赤字は、小泉内閣発足以前10年余の付け回しを受けたものであることを冷静に振り返って貰いたい。1990の日米構造協議合意で、(当時の)小沢一郎自民党幹事長が経世会支配(金丸信)をカサにアメリカと約束した10年間で430兆円(当初約束は8年で400兆円の50兆円/年の掴み金)に及ぶ内需拡大の公共投資バラマキ策で、結果としてその後の自民党政権は国家財政の付け回しを重ねることとなった。庶民は今日・明日を生きる生活観で現状を捉えているだけに、増税を伴う財政赤字解消策は、先に各省庁全ての構造改革を通して取組まないと国民世論は認めにくいだろう。小泉は小沢がバラマキ策定して、その後阿り続けた国家負債の償還政策を手がけたに過ぎない。国民諸侯には説くと理解して欲しいものなのだが。その後、経世会の権力闘争に敗れ自民離党した小沢が今、過去の自己利権策を棚に上げて自民批判を並べ立てる厚顔無恥さには呆れるばかりだ。2001.4小泉政権が発足したが、先の総裁選挙では8.15の靖国神社参拝を公言した。総裁選直前の01.2に小泉は、森派議員会合の折、鹿児島県知覧町の「知覧特攻平和会館」を訪問している。父純也の出身地でもあり、小泉は溢れる感情の思いに涙したが、歴史を見る理智的な見識を持ち得てたのかは疑わしい?。02.2.18ブッシュ米大統領が訪日、ブッシュサイドから事前に靖國神社表敬参拝申し入れがあったにも係らず、明治神宮参拝にとどまる外務省判断を是認したことは、自身に基本的な国家観・歴史観の希薄さを認めるに等しい判断だったと言わざるを得ない。ブッシュ大統領の一般教書演説で悪の枢軸発言(イラン・イラク・北朝鮮)が、02.1.29になされたことからも“外交の機に不感”の政治家像を見る。いま思い起こせば、この時にブッシュ米大統領の靖国神社参拝に同道して参拝すれば、明治神宮参拝に振替えた外務省の虚飾に塗れた「東京裁判史観」が一気に消え去り、戦後の呪縛を断ち切れたことだろうと悔やまれてならない。小泉純一郎に“ブッシュ米大統領と靖国参拝する”真実に基づいた歴史観があれば、戦後史を再考すべき大きな歴史改革を帯びた政権として名を残したことであったろうと思う。“(首相に)だれがなっても変わりはしない”とのノンポリ発言をよく耳にするが、実際は指導者の器量・見識で大きく変わり、時を経れば国益に大きな傾斜となって現われる。国家の指導者の歴史観でそこには情感溢れる小泉純一郎はあっても、“真実の歴史認識”があれば、「東京裁判史観」を払拭できた最高の機会だったと悔やまれる。グローバル経済社会の中で突きつけられた、黒船経済来航とも言える突きつけられた「平成の開国」圧力が現実にある。しかしながら、国際社会の現状において経済力の前に政治力があり、それに付帯する軍事力の備えが補完力として位置されることは世の中の必然である。
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福田“他人ごと”内閣の終焉、麻生“オレオレ”内閣誕生へ

2008-09-25 17:15:17 | Weblog
福田首相の政権投げ出しによる自民党総裁選は、前評判の予想通り「麻生太郎」が一回目の投票で選出された。
すでに世論の関心は解散総選挙に向いているが、麻生“オレオレ”内閣の顔触れから「麻生太郎VS古賀誠」の暗闘を紐解く。
首相の権力の源泉は人事権と解散権である。
総裁選最中の9.17に、古賀選対委員長は関西の創価学会幹部と会談、10.26総選挙日程の了承を求め、(古賀のリークを受け)翌日の朝日新聞は10.26投票を確定する報道をした。
朝日(アサヒる)の報道を受けて、麻生は外国人記者クラブでの5候補者討論の場で“(古賀や)朝日新聞に解散権があるのか!”と不快感を示し、暗に“朝日の報道通りには行かないぞ”と示唆する発言をした。
古賀(背後に野中広務)による麻生の解散権封じ込めとも言える裏闘争の一コマである。
古賀派からの入閣は佐藤勉(栃木4区当4)国家公安委員長のみであり、しかも佐藤は旧谷垣派である。
衆議院当選4回である佐藤の入閣は、(古賀の)派閥推薦を無視した、麻生による“オレオレ”一本釣り人事(麻生とはゴルフ仲間)であることは明白だ。
“人事権者はオレだ”と派閥領袖の古賀を貶める痛烈な一撃である。
さらに栃木4区の民主党候補者は小沢一郎のメッセンジャー役・山岡賢次国対委員長。
佐藤勉国家公安委員長の抜擢人事は、麻生首相が古賀と小沢に放った内外二方向へのダブルパンチとも言える。
ともあれ、麻生内閣発足で“他人ごと”内閣が終焉して、「あなた(国民)とは違うんです」とブチ切れた福田首相が消えたことは、国民にとっては“ケッコウ毛だらけ”であろう。
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國を護れない「自民党」、國を護らない「民主党・公明党」、國を売る「社民党」、番外「共産党」

2008-09-17 23:15:17 | Weblog
大東亜戦争(ポツダム宣言受諾4ヵ月経過後の1945.12.15にGHQが「太平洋戦争」呼称命令)敗戦年末の12.31に、GHQは、修身・日本歴史・地理の授業を禁止して、使用教科書の回収を指令した。(1946.6.29地理、10.12日本史が大幅改定で再開、修身は抹殺)このたびの自民党総裁選出馬の5候補とも、戦後転換教育の真っ只中に置かれて過ごしてきている。物事の経緯を精査するときに、どこからどこまでの範囲(期間・スパン)で見るかによって検証結果は大きく違ってくる。よく耳にする「15年戦争」なる言葉(所謂1931.9満州事変から45.8ポツダム宣言受諾までを指すと思われるが)があるが、この呼称は昭和31年になってから左翼学者の鶴見俊輔が使用したことに始まる。実際は(満州事変の)タンクー協定から支那事変勃発(中国共産党の謀略から始まったので宣戦布告なし)までの約4年間は戦争状態にはない。(変節学者や日教組等の)左翼は日本が満州事変以降、一貫した侵略戦争を行なったとの結論を導き出す論立てとして、このような思想教育が行なわれてきた。5候補とも、普通の(左翼共産主義の)学校教育をそのまま受入れた「戦後教育普通人」として左翼教育思想に塗れた生活を送り、全学連・全共闘が吹き荒れた学生時代を生きてきている。隠匿されてしまった真実の歴史観を身に付けるには、厳格な家庭教育の躾の中からや自らの旺盛な探究心から能動的に取組む姿勢がないと身に付かないものである。はたして、5候補のなかにどれほどそれぞれの器量を見出せるものか。占領政策は明治維新後百年足らずで欧米白人国家に伍して近代国家に発展してきた“恐るべき勤勉な日本人(黄色人)”を二度と白人に立向かうことの無いように、この敗戦を機会に国家力を解体・隷従させることが目的の「人種差別思想」が基本にあった。近代日本・百年の歴史を断絶させ、過去を否定するために、勇敢・忠孝な日本人の再起を恐れ、「腑抜けな男」「ふしだらな女」に精神改造、歴史の改竄・洗脳を行なう必要があった。いまや、“腑抜け・ふしだら第二・三世代”となり、占領政策・(民主化の名の)共産主義化の毒牙は黴菌感染症の如く蝕んでいる。5候補に限らず、与野党政治家諸侯には、真実の歴史を自らの智力で再考して欲しいものだ。あなた方が本物の日本人ならばだが・・・・。確かな歴史観・国家観を持たない国の最高指導者ほど恐ろしいものはない。
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福田首相の辞任!、世論は「投げ出しは無責任だが、辞めてくれてよかった」

2008-09-08 15:45:39 | Weblog
福田首相の“投げ出し辞任劇”。
国民・メディアは総じて「無責任」との批判合戦だが、各種世論調査をよく吟味すると、「投げ出しは無責任だが、辞めてくれてよかった。」との意が読める。
そもそも適任でない人物を、神輿に担いだ議員諸侯、「担がれたから乗ったまでだが・・・」と、うそぶく総理にリーダーとしての指導力期待など所詮無理なこと。
昨年の総裁選で野中広務元幹事長が(暗躍して)求めた福田擁立の最大公約数は、反麻生の結集と親中朝外交路線への転換だった。
これだけでも、不健全な(森野中)政権は容易に倒れる運命にあった。
無責任辞任劇も来る総選挙の結果次第では、「あの辞任判断は本当に良かった」との言葉が、年始の挨拶代わりに飛び交うことになるかも知れない。
それほど、国民・メディアは政治批判を繰り返すが、一喜一憂の近視眼的に脚色した発言・報道を続けているだけだと言えよう。
自民総裁選は多数参戦で華々しく進められようとしているが、民主党代表選挙は小沢一郎の無投票3選で店じまいとなった。
ここに“開かれた自民党”と“陰湿な小沢民主党”の党性がハッキリと表れている。
かつて小沢一郎が自民党にいた頃の経世会支配(田中・金丸・小沢)を知るものとしては、無競争代表選での策謀があらかた見てとれる。
小沢の居ない今の自民党は、(本来当然としてあるべき)自由な意思表示と民主的な中で総裁を決める体制に変わってきている。
それにしても、民主党の党員・サポーターから代表選への異論・期待の声すらも聞こえてこないのは、やはり全体主義の手駒でしかないのだろうか。
それでも「未熟で政権担当能力無しだ」と言い切る、小沢を担ぐ民主党議員の無神経さをどう推し量ればいいのだろう。
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よくぞ言った!、橋下大阪府知事の「教育委員会のクソ野郎」発言

2008-09-08 14:27:47 | Weblog
全国学力調査の市町村別の結果を公表するよう主張する大阪府の橋下徹知事は、ラジオの公開生放送で「あの教育委員会のクソ野郎メンバーが、過度な競争が生まれるという理由で発表しない」と痛烈に批判した。
文科省も非公表を通知しているが、教育委員会の非開示姿勢は「序列化が進み、点数至上主義を招きかねない」といった学校現場(教職員組合)の意見を尊重し、開示を見送るとの考えが示されている。
が、問題の本質には聖職の任を忘れた教職員の労働認識に繋がる怠惰と共産主義思想にある。
1952.6.16日教組第9回定期大会(新潟)で「教師の倫理綱領」を決定、“教育労働者宣言 ”を行なった。1958.4の教員勤務評定実施で「勤評反対闘争」。
1971.7.日教組委員長に槙枝元文が就任、1976には総評議長(1976~1983)となり、翌1977から学習指導要領告示で「ゆとりと充実」をスローガンに掲げ、授業時間数削減の“ゆとり教育路線”をとる。
一方、槙枝日教組は総評議長就任と同時(1976)に、「朝鮮の自主的平和統一支持日本委員会(初代議長・市川誠元総評議長)」を結成、労組挙げて独裁国家・北朝鮮との関係を深め、1991には北朝鮮から「親善勲章第一級」を授与され、学校教育を通じた(金日成)チュチェ思想プロパガンダの役回りを演じてきた。
北朝鮮オルグは「教職員チュチェ研」を通じて工作支援役を担い、日本人拉致の選定人として家族状況を知る北朝鮮信奉の教師が関与していたともされている。
平等至上主義の同質化を目指す偏向共産イデオロギーが日本人を蝕んでいる。
国家破壊・国民腐敗の元凶こそ教職員労組であること、橋下知事の「教育委員会のクソ野郎」発言に、“よくぞ言ってくれた!”、とエールを送りたい。
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福田首相の、「自分自身のことは客観的に見ることができる」に異議あり。

2008-09-02 16:48:41 | Weblog
福田首相は1日夜、緊急記者会見を開き突然の辞意を表明した。
「一番いい時期」を選んだ決断であると述べ、政権を投げ出すことの「弁明」を繰り返した。
確かに国会休会中のこの時期は、任期満了まで一年と迫るなかで、今後の政治日程からすると「一番いい時期」ではある。
しかし、国民目線をことあるごとに枕言葉にしてきた首相には、辞任表明で国民の批判の声がどう出て来るのかまでの含みは無かったことだろう。
「首相の言葉は国民には人ごとのように聞こえるが」との記者質問には語気を強め、「私は自分自身のことは客観的に見ることができるんです。」と切り返した。
ならば、一年前の自民党総裁選挙になぜ出馬の決意をしたのか。
かつては政治家になることすら忌避していたはずで、著書でも、「政権を4年堅持できない人はやらないほうがいい。」とまで自ら主張している。
議席を確保するだけのヒラ議員ならまだしも、国政の最高指導者を目指すのなら、まずもって自らが適任であるのかどうかを(客観的に)問うて欲しいものだ。
「自分自身のことは客観的に見ることができる」と言い切る福田の眼力は、如何ほどのものかと見えるに等しい。
政治空白を最小限に“この時期”との言葉に一理はあるが、常々ミスキャスト首相と述べてきたブログ子には、「(日本にとっての)政治空白は就任以来一年間に及ぶもの」と切り捨てたい。
福田政権発足以来の外交路線の転換は、外務省チャイナスクールの復権を許し、“パクリ国家(中国)との媚中外交”“狂気国家(北朝鮮)との宥和路線”は独立国家としての威信を著しく後退させ無形の大きな損失となった。
ともあれ、無能無策の福田首相を擁立した国会議員諸侯、それら議員を選出した国民有権者の軽薄近視眼的な意思表示があってのことであることを忘れてはならない。
これまで既載ブログでも批判してきた最低な福田首相は消えたが、最悪の小沢民主党代表はまだまだ蔓延る気配だ。
“民主党支持者もなんとか覚醒してくれ!”、と叫びたい。
小沢一郎的政治性の存在こそが、与野党共通の日本政治発展の元凶であることを(田中角栄・闇悪の)政治史からシッカリと知るべきである。

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