山形の森 保守醒論

山形から発信する内外の時評ブログ!

安倍晋三新総裁誕生で、直ぐに「影の内閣発足」を提言する!

2012-09-26 19:53:22 | Weblog
第25代自民党新総裁に安倍晋三が選出された。
唯一の真正保守候補であり、期待していたものとしてホッとしている。
メディアは総裁選序盤から、調査報道として票数の星取りを連日流してきた。
最終的な決選投票での、安倍108、石破89の結果は、多くの視点分析があるが、自民党内の保守対リベラルの案分を表わしたものと考えてみた。
事前に派閥の数合わせ報道が流れ、決選投票は安倍優位で逆転との予想があったが、リベラル議員30名前後が相対として非安倍(石破)に投票行動をしたように思われる。
候補者発言でよく見れば違いが解かるのだが、最も象徴的なものとして宮沢内閣時の「河野談話」がある。
明確に新たな(上塗り)談話を主張したのは、安倍晋三だけである。
ここをどう判断したかに、対中韓外交での自民党内の保守VSリベラル(宏池会・経世会系)の投票判断が表れたのではないのか。
その意味からも山形県選出国会議員3名は石破に投票して、安倍支持はいなかったことだろう。
現在の山形県選出に真正保守議員の存在はひとりも認められない。さて、晋三さんに提案したいことは、すぐにシャドウキャビネット(影の内閣)を発足させることである。
石破茂の防衛相など、実践的な影の閣僚を任命(次期政権構想)、解散総選挙、政権交代を待つことなく、政権発足を見越して政策実行の議論を進めて国民に発信し続けることこそ、国民から早期の解散待望論を惹起させることにつながる。
安倍晋三新総裁誕生で、ほぞを噛んでいるのが「安倍倒閣は社是」とも言った人民朝日(朝日新聞)であろう。
朝日にもマトモな記者は数多くいるのだが、編集権の独立と称し蔓延る赤化集団がいる。
朝日は今年の6月に社長が木村伊量に代わった。
2005年に前任の秋山耿太郎が社長就任後に「護憲路線」の変更が議論になったそうだが、営業サイドの反対で断念したと言われる。
人民朝日の読者層は親中左翼、反日労組、日教組など左翼リベラルが多く、左翼機関誌の路線転換は営業上死活問題と恐れて二の足を踏んでいる。
今年は新聞労連の委員長が毎日から朝日に交代する年だと思っていたが、地方紙の京都新聞が委員長(河北新報が書記長)となった。
朝日労組も赤旗ばかり振っていられるものではないと、現実を感じてきたものか。
共産党指導下になる新聞労連、MIC(マスコミ共闘)の弱体化は見えてきている。
朝日が、またも「安倍倒閣は社是」とするなら、「人民朝日(朝日新聞)の淘汰策」を、安倍自民党の党是とするもいいだろう。
安倍晋三新総裁に急ぎの「影の内閣発足」を提言する!。
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自民党総裁選、民主党代表選に見る、「朱(社会主義)に交わればバカになる」の結論

2012-09-21 19:16:21 | Weblog
1920.3、ロシア共産党第9回大会で「労働組合論」を提示、レーニンは「労働組合は共産主義の学校である」という重要な命題を提起した。
赤化戦略において労働組合は最重要なツールとされた。
戦前の大正デモクラシーブームに乗った社会主義戦略はもとよりであるが、敗戦後における共産主義者の復帰(終戦時日本共産党員の1/3は朝鮮人)により、戦後日本は、浸透社会主義者とGHQ左派と相まった日本赤化政策が取られてきた。
1948年、ジョージ・ケナンによる対ソ策提言、1950.6の朝鮮戦争勃発で、北東アジア情勢は米ソ対立(資本主義・社会主義)のイデオロギー構図が鮮明となる象徴的紛争地域となった。
爾来、自由主義陣営に与した日本ではあるが、左翼社会主義陣営に対する宥和策が、今日まで引き摺る弱腰外交の結果となっている。
まず、民主党代表選に臨んだ4氏、出自からアカ一筋の赤松広隆は論外としても、野田・原口・鹿野は政歴において保守陣営に身を置いたものであるが、労組勢力支援に身を預けることで、左に立場を大きく変えることになる。
「朱(社会主義)に交わればバカになる」の論理構造の証明である。
自民党は如何かとなるのだが、(現在まで自民党籍を貫く)ブログ子の政歴論として、佐藤栄作後の田中政権以降(1972.9日中国交回復)の自民党は、「(唯物)金権リベラル」に変質してしまったものと見ている。
田中角栄は政権獲得の角福戦争(親中対親台)において、親中に踏込み過ぎたことが、今日の日中関係事情(中化宥和策)に及んでいるものと考えている。
日韓条約(竹島)にしても日中国交正常化(尖閣諸島)にしても、強く求めてきたのは韓国であり、中国であったはずである。
ならば受けて立つ姿勢を以って有利に運べたはずなのに外交利権狙いの政治家どもが、売国利権先走りに踏み込んだことが、現在の外交関係事情に表れているように思う。
自民党総裁選に名乗り上げた5氏、これまでに対中国関係について深入りしていないのは、安倍と石原である。林芳正は父義郎以来の親中派、町村・石破は議員連外交で深入りしている。
尖閣諸島問題で揺れるコメントの中でも、その濃淡発言が垣間見えてくる。
保守派としては、安倍晋三が最善であろうと考えるのだが、ダメディアは5年前の政権ドタキャンで上げ足を取るコメントが多い。
ブロブ子が最も懸念することは、体調による退陣劇よりも、その緊急事態に的確な急護体制を取れなかった官邸側近人事で、「(安倍)為政者の人事観」こそが政治家として問われるものである。
いま晋三さんに期待したいのは「5年前の(人事)反省を踏まえての前進飛躍である」。
自民党総裁選、民主党代表選にみる「朱(社会主義)に交わればバカになる」からの脱却こそ日本再生の近道。
平成のレッドパージ断行(スパイ防止法成立)が急務!。
1986.11、スパイ防止法案に自民党内で反対した谷垣禎一が総裁選挙を断念したのは必然の結果と言える。
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寒河江高「桜二三会」交歓会 in 東京「グランドヒル市ヶ谷」

2012-09-18 19:11:18 | Weblog
9.8~9、県立寒河江高「桜二三会」交歓会 in 東京「グランドヒル市ヶ谷」。
昨年来のクチコミ連絡網で募った御上り隊(同級会参加)ではあったが、大型サロンカー仕立てに添った嬉し懐かしの還暦メンバー大集合となった。
8:30、河北町サハトベニバナ発(谷地班)、寒河江駅前停車場(寒河江班)、山形県庁前乗込み(山形班)で山形横断高速道入り。
すでに(車内飲酒で)出来上がった初老がオロオロ。 嬉しいのは在校期の男女比(2:1)にも係わらず、参加者はほぼ男女同数である。
“桜の歴史”を背に満開の「(綺麗処の)サクラお嬢」が、懐かしい修学旅行なみの「同級歓待江戸ツアー」を、心地よく感じさせてくれた。
首都高速が渋滞もなく順調に通過できて、ホテルイン(グランドヒル市ヶ谷)に余裕時間ができたので、時間調整も含めて靖国神社参拝を設けた。
ブログ子の自論でもあるのだが、本殿参拝のみならず、(左手奥の)元宮・鎮霊社をも参って欲しい旨告げて参拝終了(入門前で記念の集合写真)。
畏友W(元キャリア局長)が取り仕切るメイン会場に到着。
日取りも良く、結婚式などもあってチェックインにひと時間掛かる。
PM5:00に立食開宴となるが、進行役が誰やら?・・・、けじめが付かないので(拙者が)マイクを取って、「生徒会長だったTを指名」。
「乾~杯」の一声でやっと開宴ホンチャン入り。
以後は、シナリオ無しの歌合戦三昧ダーぞ。  歌会始めはクラス対抗、部活対抗などと進んだが、最後は遊軍参加の入り乱れもあってなんでもありのハチャメチャ合戦、「カラスが飛んでいたゾー!?・・」。
一次宴会の締めとして、エールを切って校歌斉唱と行くのが普通だろうが、品行方正を参加条件にしていたので、ナンパ系応援団員はひとりも居らず。
一時在部経験のあるK(元防衛司令)が、代役を果たして交歓宴会は無事終了した。
二次会は地下の和室会場。一次本会でマイクリードしていたものだから、懐かしい面々とほとんど会話する機会もなかった。
「これから(二次会)は、懐かしの面々と歓談期待!」と思い臨んだのだが、目の前の地酒「出羽桜」に心奪われ、飲み過ぎて落ち着いた記憶はいまさらよく思いだせない酔態となった。
翌朝は、スカイツリー直行組(展望台昇り班)と東京湾眺望組に分かれた。
ブログ子は昔懐かし、赤坂・六本木経由でレインボーブリッジ、2月に開通した東京ゲートブリッジで降車して、東京湾から都心湾岸を眺める初めてのひと時を過ごした。
12:00、東京スカイツリー到着で直行組と合流、ソラマチ観覧・食べ処を経て、最後の集合地・浅草寺にそれぞれの時間割りで進んでゆく。
雷門で14:00合流、一泊二日のサロンカーでの御上り同級会(桜二三会)参加のリターン、見送りまで付き合ってくれた(綺麗処の)お嬢にありがとう。
帰りの車中でもみんな元気一杯、「(このたびの)反省会はいつやるの。  この次の同級会は何処でだ!。」などと先んじた歓声が行き交う。
みんなが喜んでくれたならそれでいい。
酒類を飲み始めて40年余になるだろうか。  帰宅後、(飲酒禁)中6日を取ったのは生まれて初めてだと思う。
それだけ心身疲れた(喜び満載)もので、老いを感じる年になったのかと、いま人生を振り返る日々を想起している。
寒高「桜二三会」交歓会 in 東京「グランドヒル市ヶ谷」舞台での私設邂逅ドラマ。
何処の友よ、「次は、靖国で会おう」と請うご期待。
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東北に上陸する維新台風の最大風速はいつまで続く!

2012-09-05 19:55:21 | Weblog
フジ産経(FNN)による、9.1~2実施の世論調査で、「『比例は維新』23.8%で首位」と自民(21.7)・民主(17.4)を抑えた驚きの結果がでた。
現時点での瞬間風速とは言え、既成政党不信の構図が如実に表れた結果と言えよう。
特に驚くべきは、東北が維新本拠地の近畿(34.6%)に次いで、32.4%(自民・民主とも16.2%)とブロック別二位になったことである。
小沢一郎の「国民の生活が第一」系列議員を、多く有した東北地域でありながらの数値としてはビックリせざるを得ない。
この支持率結果の余勢を借りたのか、維新は次期衆議院選挙では出身地や経歴に関係ない「落下傘候補」を擁立する方針を発表した。
1993.7第40回総選挙は、日本新党が東京・神奈川などで多くの議席獲得を果たし、細川政権樹立となる。ブログ子はちょうど神奈川県に住まいしていたころである。
驚いたのは日本新党ブームに乗り、「日本新党」のステッカー、ポスターが乱舞していた。
スーパーのショーウインドーにもベタベタと張られ、候補者名などなく「日本新党」記載名のみのポスターが、これでもかというほどに掲示されていたものだ。
果して落下傘の候補者個人など関係なく「維新の会」のネームバリューだけで、どこまで行けるものかと思われるのだが、この維新の支持率は(当時の)日本新党以上の数値と言える。
県別の数値は分からないが、この山形選挙区とて相当出ていることだろう。
政治が風頼りでは困りものだが、正統保守の清風なら大いに歓迎したい。
特亜蛮国の大陸に向かう維新台風ならば、諸手を挙げて賛同したい。
東北に上陸する維新台風の最大風速はいつまで続く!。
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日朝協議で拉致問題の完全解決など期待できない。北朝鮮はテロ国家!

2012-09-05 17:22:44 | Weblog
4年ぶりに日朝協議が開催され、協議項目に拉致問題が入るのか入らないのかなど些細な、日朝それぞれの解釈報道を並べたてている。
2002.9の小泉訪朝から10年目とあって、家族会・救う会は「今年を勝負の年!」と位置付け、「1000万署名運動」を展開して、例年通り「国民大集会」も開催した。
「日朝協議で拉致問題の完全解決など期待できない。」が、ブログ子の結論である。
2003.6には横田さん父子を山形に招いた集会(国際ホテル)、重ねる署名活動、上京しての「国民大集会」参加、日比谷会場から国会・首相官邸に向けてのデモ行進など、日本人としての素直な感受意志として活動の一端を見つめてきた。
現在の国民運動を継続することは当然に必要なことであるのだが、その中で感じ取られたことは、「この日本国は能動的に、なにも出来ない国家に成り下がった。」ということである。
国民の生命と財産を守る国家意志を発揮できない堕落状況が、平然と経過し続けている。
政府に能力も覚悟もなく、政治家はこれ見よがしにブルーリボンバッジをつけているにすぎない。
行方不明とか被害者の過失による失踪ならまだしも、全体主義国家が最高機関の国策犯罪として実行された案件である。
体制転換でもなければ、国家犯罪の解明など不可能と考えるべきだ。
ひたすら協議の場を求め、相手の自白にすがるようなことでは見通しの無い取組みポーズだけで、直接関係者の死を待つ欺瞞の態度であろう。
国家主権侵害に憤る政治家諸侯はどれほどいるだろうか。
主権国家としての実力による奪還作戦しかないように思う。
世界中では至極当然とされる軍事作戦行動を実行出来ない日本の現状を変えることこそ、国家安全保障の国際的不偏な原点である。
日本共産党は(1950.6)朝鮮戦争は在韓米軍による北進が先であると、38年もの間虚偽の党見解(1988.9になって見直し)を続けてきたものである。
さらにお笑いなのは日本社会党で、1974.9.5成田知巳委員長・第4次党代表団は、日韓条約不承認で北朝鮮を合法政府として、金日成主席と「日韓条約破棄・日米安保破棄」などの共同声明を発表する。
わずか半月前の8.15には、朴正熙大統領狙撃事件(文世光事件)が発生したばかりであったのに。
事件の共犯政党と見られても不思議でなく、まんまと北朝鮮に御されたバカな政治集団と言えよう。
この売国ルーツが社民党は言うに及ばず、民主党に蔓延っているのである(公然スパイ勢力)。脱北工作員の証言として、日本の政治家に62億円の工作資金を使ったとの告白があった。
総連系朝銀救済だけでも約1兆4000億円もの国費(税金)を投入したのであるから、事実としても62億など安い工作費であろう。
与野党政治家の北朝鮮関連言動に注視すれば、疑惑の売国議員はだいたい見えてくる。
人民朝日・岩波・総評(連合)も北朝鮮を合法政府としていたなァ。
北朝鮮はテロ国家そのもの!。親北分子はテロ支援の共犯勢力であることを認識すべきである。
救う会運動を続けてきたひとりとして虚心坦壊に述べてみた次第。
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