山形の森 保守醒論

山形から発信する内外の時評ブログ!

民主党の「コンクリートから人へ」など、笑ってしまうほどの小沢一郎の資金収支報告書

2010-01-31 17:49:36 | Weblog
小沢一郎の政治資金収支報告書の約20年分ほどに目を通して見た。
このたびの事件に係わる資金管理団体の「陸山会」をはじめ、主要な政治団体を流しで見て驚いたことには、建設業関連企業の割合が全体の8割強ほどに及ぶことである。
ブログ子の経験則からも、これほどの偏重割合の政治家は他にいないのではないかと思われる。
自民党の有力な建設族議員と言われた国会議員でもせいぜい6~7割、普通の政治家で依存度が多いと言っても5割ていどではなかろうか。
民主党の「コンクリートから人へ」のスローガンなど、“バカ言ってんじゃないよ!”と笑ってしまうほどの小沢一郎の収支報告書の内容である。
これでは「コンクリートから政治献金へ」そのもので、(現在チェック中で)別に目を通している選挙関係資料(ゼネコン依存選挙)を重ねてみれば、さらに「コンクリートから集票へ」となり、小沢一郎の「コンクリート」=公共事業(の上前搾取)こそ、カネと票を得る政治活動全般と言い切れるほどの驚くべき政治屋稼業である。
膨大な資料ゆえ、少しずつ「山形の森」目線で解明報告していこうと思うが、まず最初に小沢報告書に山形県関係者はいるのか?。 それは誰なのか?、からお知らせして見よう。
但し、収支報告書記載分からであって、鳩山首相の報告書などのように虚偽記載、未記載もありうることなので、そのことも含んでいただきたい。
(匿名、金額は控える)村山地域のN建設・K設備・M板金・M建設・S建設、庄内地域のK設備・I鉄工所・Y工務店・M製管・有力経済人などが複数回以上の報告書記載されている。
小沢との直接関係なのか、ゼネコンなどを通じた間接的なのかは、それぞれであろうが、まずは山形県内関係から追って行くことを「小沢疑惑の解読」の第一歩としたい。
小沢幹事長擁護に走る民主党所属議員には、是非とも小沢関係の資金収支報告書を閲覧のうえ、その(集金・集票の)異常さを感じ取って欲しい。
誠心健全な政治道徳を備えた民主主義確立の国政を希求するためにも、山形県人として賊軍となれども、命を賭けて無私に突き進んだ雲井龍雄(米沢藩)・清河八郎(庄内藩)が雄飛した、幕末・維新時代の先人の徳行精神に想いを寄せてしまう。
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広域暴力団「山口組」の支援まで得て獲得した、民主党の308議席

2010-01-29 19:57:01 | Weblog
1.12、赤松広隆農水相は、都内のホテルで開かれた在日本大韓民国民団中央本部(民団、鄭進団長)の新年パーティーで挨拶し、民団による衆院選での民主党支援に「全国各地でいろんな形でご支援いただき、308議席を獲得、政権交代につながった。心から感謝申し上げる」と表明。
さらに「民主党中心の政権で地方参政権問題が解決するとの思いで応援してくれたと思う。
その意味で公約を守るのは当たり前だ。」と参政権法案の通常国会成立を約束した。
衆院予算委員会の質疑でも、この挨拶内容に野党自民党が質問。赤松は「民団のパーティーでの『公約だ』は、政治家としての信念であり(赤松)個人としての約束」との答弁でしのいだ。
赤松が、昨年夏の衆院選当時に民主党選挙対策委員長だったことを考えれば、“いろんな形での支援”とはなにを指しているのか気にかかる。
そのひとつに民団からの広域暴力団「山口組」への民主党支援要請がある。
2007.7の参議院選挙に引き続き行われた「山口組」本部から、傘下団体への「民主党候補を支持せよ」の通達。
赤松ならではの事情と思われるのは、(2005.8継承式の)現在の山口組6代目の司忍会長と高山清司若頭はともに「弘道会」(名古屋市中村区)出身で、事務所は赤松の地元選挙区内(愛知5区)にある。
「山口組」は(広島・沖縄を除く)45都道府県に及び、傘下直系90余団体・構成員約4万人で全国の暴力団員の約半数を占める日本最大の暴力団組織である。
構成組員の3~4割は在日出身とも言われている。
以前よりパチンコ業界からの献金が多いことでも知られる赤松農相。
パチンコ業界-在日(総連)-(山口組)-民団-民主党、のつながりが見えてくる。
まさか、参政権法案の先には、暴対法改正(緩和)が待ち構えているのではと、反日破壊活動に精出す民主党・鳩山政権に目が眩みそうになる。
反共産主義で(大韓民国支持の)1946.10.3「民団」結成は、共産主義信奉の総連(北朝鮮)に対立する形で誕生したが、1980年代の民主化に乗じた北朝鮮工作(金日成思想)による韓国内の親北組織の結成、金大中・蘆武鉉政権下(1998~2008)の対北宥和政策(親金正日)と国民登録(北朝鮮籍から韓国籍への)変更などで、民団中央は北朝鮮(総連)に呑み込まれた状況下にある。
1999.4.20、金正日が総連に教示(4.20マルスム)した「外柔内剛戦術」、99夏の朝銀と(北送金窓口の)足利銀行への公的資金注入の政府方針決定、2000.6の(金正日・金大中)南北共同宣言、2000.11の日本共産党第22回党大会への朝鮮総連・(初の)民団双方の来賓出席へと推移。
そのような中での民主党と民団の(地方参政権実現)政策連携、北朝鮮機関による壮大な戦略的対日工作の成果を見る思いがする。
小沢一郎が赤松広隆に与えた民主党選挙対策委員長としての論功行賞こそ、農相ポストだったとすれば全てが解り易い。

 
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異常な警備状況での、「日教組教育研究全国集会」in山形

2010-01-23 21:48:03 | Weblog
1.23、日本教職員組合(日教組)が年に一度開催する「教育研究全国集会」、「平和を守り真実をつらぬく民主教育の確立」のスローガンを掲げた山形大会が始まった。
全体集会には、全国から約3000人が参加 、主会場周辺などでは、機動隊が1500人態勢で集会に反対する抗議活動(反日教組)に対し、警戒している。
ブログ子は会場まで車で10分ほどに居るので、どんなものかと会場周辺をのぞいて見た。
会場の国際交流プラザの周辺には警備車両が点在して、すべての狭路まで検問する厳しい警備状況である。
解り易く言えば(「主会場」城の)内堀どころか外堀まで侵入禁止措置を行っているようなものである。
市営体育館駐車場に車を置き、徒歩でなら会場近くまでの接近が認められるだろうと歩き始めたが、一般市民風貌でありながらも幾度となく検問職質をうけた。
それでも警備に配備された他県警察官に感謝申し上げ、「(警備の)御苦労振りを見にきたんだ!」と答えながら、(国際交流プラザ)会場正面入口までを通過行脚してきた。
長野・栃木・福島・新潟・秋田等の各警察機動隊員に面対して「御苦労さま」との言葉をかけながら、約一時間の会場周辺の状況視察となったが、極めて異常な環境での集会(周辺)事情である。
警察当局からすれば、反対派の抗議活動にたいしての基本警備との判断なのだろうが、公的身分で反日教育を平然と行っている日教組に及び腰なのは、国家(政府)として如何ほどのものかと問わざるを得ない。
自由主義と民主主義を国是とするなら、併せて責任と義務が課せられるものであろうが、その対極での議論はお座なりにされている。
戦後の教育制度改革から、これまでの是認宥和姿勢の積み重ねが、今日の危機的状況を招来したものと危惧する。
日本の国家安全保障に対する日米安保反対闘争こそ、国家を貶める社会主義勢力の政治戦略であって、この時代を払拭できなかった安保世代人が、いまだに国家意志遂行に逡巡を来たしているのかも知れない。
日教組と全教(共産党系)を合わせれば、教職員の3人に1人はサヨク信奉主義者となる。
国家としてのこれまでの宥和な付け回しが、このたびの政権交代でさらに色濃く浮かんで来たものともうかがえる。
日教組の欺瞞に満ちた、「平和を守り真実をつらぬく民主教育の確立」のスローガンは、「平和を偽り革命をつらぬく赤化教育の確立」のスローガンとする本音がお似合いだ。
深く憂慮する事態と感じている。
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日教組の第59次全国教研山形大会

2010-01-21 15:43:27 | Weblog
日教組の第59次全国教研山形大会が今週末に行われる予定である。
日教組の正体を知るもっとも解り易いのが、現在でも掲げられている「教え子を再び戦場に送るな」のスローガンにある。
このスローガン採択は、朝鮮戦争最中の1951.1.24の第18回日教組中央委員会であった。
前年の1950.6.25に中ソ朝の共同謀議(スターリン・毛沢東・金日成)による朝鮮戦争勃発(北朝鮮の南侵略)で、国連総会でも「(北朝鮮)中国を侵略者と決議」し、国連軍を派遣している。
中国共産党は(6.25)直前までに日本共産党に対して武装蜂起の指令文書を送り後方撹乱戦術を取った。
さらに北朝鮮は二日前の(6.23)韓国に「平和統一使節団」を派遣して安心させ、南侵奇襲作戦の偽装を行っている。
同時並行して日本共産党幹部は中国に密航して「北京機関(徳田指導部)」をつくり、国内においては地下潜行(地下指導部が「中核自衛隊」設置)に走る。
1950.7.11の総評結成に高野実(高野孟の父)が潜り込み、年末に(左派主導権で)事務局長に就き、総評の左急旋回を謀る。
このような中での「教え子を再び戦場に送るな」のスローガン採択は、戦争に反対し、平和と自由な生活を守ると称して、実際は日本共産党の支配下にあった日教組が、社会主義勢力(ソ中朝)と連動した朝鮮戦争における後方支援作戦(国内世論工作)そのものだったのである。
1961.2に日教組中央幹部は社会党に集団入党を果たし、日教組は社会党系主流派、共産党系反主流派の共存状態が続く。
共産党除名から新左翼に走った非代々木系が社会党と裏でつながり、さらにセクトごとにソ連・中国・北朝鮮の工作機関と関係を持って、革命勢力の延命と国家解体に突き進んでいるのが、日教組の反日教育の実態と言えよう。
日本の国家安全保障の体制確立を執拗に批判運動を展開するのも、この共産主義思想に塗れた煽動者の指導工作によるもので、いまだに変わらぬ日教組の基本姿勢となっている。
1996.9、日教組系議員は第一次民主党結成に参加、現在、鳩山政権与党に与している。
革命教育活動の第59次全国教研山形大会は、1.23~25に山形市内を中心に行われる。
日本共産党は朝鮮戦争は米・国連軍による北朝鮮侵略との虚偽主張を続けて、「朝鮮戦争の見直し見解発表」で北による南侵を認めたのは、1988.9.8で38年間も平気でウソをついてきたわけである。
冷静に考えて「子供たちを日教組教師に学ばせるな」の国民スローガンの採択こそが必要であろう。
大会会場の国際交流プラザ(山形市)の使用許可を与えた市川昭男山形市長は、かつて過激派の第4インターに所属して、伊藤茂(舟形町出身)社会党中央本部書記局の指揮下に入り、市職労の身で成田空港闘争(三里塚)に駆けつけて過激派闘争活動に精励した経歴があることも、日教組の反日革命教育に理解ある存在なのであろう。
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小沢一郎の裏献金疑惑で、想起させる「笹かま贈賄事件」

2010-01-15 16:29:09 | Weblog
小沢一郎の「胆沢ダム」裏献金疑惑が、1996.6に実行されたとされる中央ゼネコンから、高橋和雄山形県知事への現金入り「(2千万贈賄)笹かまぼこ事件」を想起させた。
この行為当事者こそ、裏献金疑惑の「胆沢ダム」を仕切ったとされる伊東尚一郎・鹿島顧問(当時は東北支店次長)である。
振り返れば、(1998.1.28公立置賜総合病院、3.20山形県立中央病院新築工事入札)2ヶ月余の間の二つの大型発注案件には中央ゼネコンの受注営業活動が複雑に絡んでいた。
この「笹かま事件」は、建設業界(東建協・業務担当の談合)の一任取付けを狙った行動とされた。
知事サイドは逡巡する保管期間を置きながらも、(業界に明るい)某県議を通じて返還し、事件は贈賄未遂として済んだものとされている。
が、ブログ子が耳にしているのは、返還途中で、「?2千万円の笹かまぼこ」を賞味期限とばかりに食ってしまった者(KとTあたりか?)がいて、伊東側に返還されていなかったとの風聞である。
事件発覚は(1998)3.10に置賜総合病院の本命と見られた竹中工務店の営業担当が自殺(至る苦悩を残して)したことに始まった。
山形県警は捜査に着手したが立件見送り、1999.9山形地検はオンブズマンの告発に不起訴処分として終局した。
この事件はゼネコン業界(談合)に政治家サイド(政治権力・圧力)が深く絡んだ案件として、この度の小沢疑惑と同様に記憶されるものである。
山形の二病院発注側よりは、それに絡む周辺サイド(政治家本人を含む政治ブローカー)が業界に口利き関与したものであり、根底にあるのは、ワラをも掴みたい候補者と選挙戦(票と資金)を通じて候補者に取入り、当選後での影響力発揮(見返り要求)に及ぶ構図だ。
小沢が政治権力を発揮できるのも、選挙戦を通じて「小沢チルドレン」の員数を抱えることで、民主党内で影響力を持ち得ているものである。
小沢一郎サイドが特捜対策に、ヤメ検で著名な矢田次男弁護士に依頼したとの一部報道があるが、矢田弁護士は業際研事件で、Oの弁護を担当したもので、そのことでも「笹かま贈賄事件」が思い起こされるものでもある。
1993.2の山形県知事選挙(自民系が土田、非自民が高橋)、自民の一部離反の選挙戦となった。
当時、業際研は存在(94.6月に設立)していなかったが、関係者は(いま、情勢優位な高橋支持は買い時だと集金に走り)業界から掻き集めた3千万円を高橋サイドに投入した。
選挙結果が全てではないが、僅差の当落を分けた(結果オーライの)この動きがその後の「笹かま贈賄事件」に絡む業際研・山形ルートに及ぶことになるのだが、(ヤメ検)矢田弁護士の対検察との司法取引で、“業際研事件”は茨城・徳島ルートは立件されたが、山形ルートを抑えた決着となった。
矢田弁護士が“業際研事件”と同様に「小沢裏献金疑惑」の核心をどう収められるのか注視したい。
ブログ子は近い周辺で見てきたものだが、これ以上の激白は何時どきかの事情高揚の機会に留めたい。
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「田中型土建政治」の嫡子・小沢一郎が学んだ金権DNA

2010-01-15 14:13:01 | Weblog
1972.7.7、七夕の日に「今太閤」と呼ばれた、第一次田中角栄内閣が発足した。
田中ブームに沸く翌73.4、土工協副会長に鹿島建設の前田忠次(前東北支店長)が就任。
「前田-植良祐政(飛島建設会長)ライン」による中央談合組織が確立される。
植良は田中角栄に取入り、談合受注業者から大型官庁工事費の受注額の3%を取りまとめ、角栄に上納する業界裏ルールをつくり“談合の元締め”として絶対的な調整力を誇った。
「田中型土建政治」の嫡子・小沢一郎が学んだ金権DNAこそ、この(角栄と業界)ルールを自らの地元大型事業である「胆沢ダム建設事業」に反映させたとすれば、今般の小沢裏献金疑惑は容易に読み解くことができる。
植良祐政は、1981.には日本ダム協会会長に就任するなど、とくにダム事業に深く係わり、本県の寒河江ダム(1974.4ダム工事事務所開設)は(植良会長の)飛島・三井JVで工事されている。
詳細はのちに述べるとして、小沢側(大久保秘書)は、「胆沢ダムは小沢ダムだ」として業界側(東建協・伊東)に裏献金を要求したものと考えられる。
鹿島の伊東顧問は元請けが2%、サブコンで1%を提示して了承。
2004.10.7、胆沢ダム堤体盛立工事(第一期)の入札で鹿島JVが約194億円(94%)で受注。
10.20頃に2%相当の4億円を元赤坂の小沢事務所に届けた。(出金元は銀行などで)鹿島が本社から運び込むはずはないだろうが、鹿島本社と元赤坂タワーズは直線距離で100メートルちょっとで、台車で荷物運ぶ様でも不自然ではないほど近い。
タワーズの監視カメラが残っていれば確認もできようが。
2005.3.10、原石山採取工事(第一期)の入札で大成JVが約152億円(94.4%)で受注。大成も2%強相当の4億円を元赤坂の小沢事務所に届けた。
両工事の下請けに入った水谷建設JV(約80億円)が1%相当の1億円を、04.10.15(10.15金曜受領で10.18月曜に口座入金)と、05.4に5000万円ずつに分けて裏献金に応じた。
鹿島と大成は元赤坂タワーズの事務所で、大久保(小沢自身)が対応したのではないか。
水谷建設はチュリスの事務所(赤坂2)に近い、全日空ホテルで(石川・大久保)秘書が受領したものと読める。
過去のゼネコン汚職発覚の教訓から、独立採算方式を取って、支店・現場事務所で繰り合いする方法が取られているのかも。
入札での残予算が年度末までに追加や変更発注されるもので、約10億ほどのなかで(本社黙認で)捻出、小沢への裏金になっているように思える。
それにしても、2008.12に発注された第二期工事は(第一期受注の)業者と随意契約で鹿島JVは約154億円(99.79%)、大成JVは約91億円(99.90%)での受注である。
危険を犯して、2~3%の裏金を献じても甘く美味しい「小沢ダム」である。報道内容から見えてくる資金移動からの推定論。
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