山形の森 保守醒論

山形から発信する内外の時評ブログ!

堺市長選敗北の橋下維新失墜で、野党再編は進展する。

2013-09-30 20:15:10 | Weblog
地元大阪府での堺市長選敗北により、橋下維新失墜が明白となった。
事前予想はされていたが、橋下個人の資質に対する疑念が顕著に表れたものと観ている。
橋下自身は、(大阪都構想)政策論の浸透不足を敗因と言い張るが、もとより「大阪都構想」「地域主権」なる偽装語に拘ったことこそトリックスターの誤算である。いまだに気付かないでいる。
漫画的手法は一時は期待を抱かせ煽動効果があるが、ボロがでてしまうと繕いようがなくなる。
永続的ポリシーを踏まえた信条、政策でなければ、いつかバカでも気付いてしまう。
風向きに目敏い議員諸侯は国民有権者よりも早く、生存本能の思考回路を働かせているに違いない。
今後3年以内に国政選挙が行われる可能性は薄いだろう。(2016)3年後のダブル選か!。
この3年をただの歳費収入を当てにする反日左翼議員の終活政治とするか、政権に参画して実績をつくり、3年後の選挙戦でも勝ち抜く戦略をもって、保守連立の第2党結成に行動するかの選択であろう。
橋下のように毀誉褒貶で定見ない独裁思考的なリーダーは、一度転げたら二度と信頼回復は望めない。
安倍首相の集団的自衛権をはじめとする国家安全保障論議を越年したのは、慎重な公明党を見限り、年末の(保守)野党再編をにらんだものと見ている。
橋下維新失墜は、太陽系維新による野党再編がポイントと見られる。
民主党・みんなの党からの(保守系)参加議員を糾合して、公明党に頼らない新しい連立政権が期待できる。
病に臥せる池田名誉会長の臨終を待って創価学会は分裂をきたして、公明党も終焉となろう。
堺市長選敗北の橋下維新失墜で、野党再編は進展する。ブログ子の希望的観測でもあるのだが・・・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

特定秘密保全法案での自由・権利には、合わせて相応の義務と責任の明記を求める。

2013-09-18 11:38:25 | Weblog
特定秘密保全法案での自由・権利には、相応の義務と責任が必要である。
政府は10月召集予定の臨時国会に、特定秘密保全法案を提出する方針だ。
さっそく公明党が同法案に関するプロジェクトチームの会合で、「報道の自由、国民の知る権利などを法案に明記すべきだ」などと注文をつけてきた。
国会審議を狙い左翼リベラル、反日左翼メディアが、挙って歩調を合わせてくるだろう。
この左翼分子どもが、自由・権利には最も縁遠い「バカチョン」「チャンコロ」と通じているのだから、笑いたくもなる。
詐欺師が「ウソの無い社会を作りましょう」と叫んでるに等しい。
正常感ある日本人は見透かすのだが、ダメディア(新聞・テレビ)に浸っている軽い輩は、容易に騙されるから始末に悪い。
「報道の自由、国民の知る権利」と同時に「正確報道の義務と責任」を明記されるべし。
大手(産業)マスコミによる虚偽、誤報においては、同容量の紙面割、放映時間の謝罪弁償を求めるなど厳しく対応すべきであろう。
さらに国益上に関する損失においては、発刊(放送)停止に及ぶ罰則を速やかに実行できるようにすべきである。
国民の名を借りた「自由、権利」の要求は、戦後左翼が使い続けてきたマルクス主義の無責任で偏重したトリックキャンペーンである。
特定秘密保全法案の早期成立を願い、自由・権利には合わせて相応の義務と責任の明記を求める。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

阿信県行旅、「おしん」探究から鎌倉時代まで遡る。

2013-09-16 20:56:17 | Weblog

楯山・日本一公園から最上川を望む(大江町左沢) 最上橋右岸側で回想シーンロケ

「おしん」探究から鎌倉時代まで遡る。
先月、久しぶりに酒田を訪れた折、市役所向かいの鐙屋を見学した。
市役所駐車場をご利用くださいとの表記は、DC向けに市の協力体制が感じ取れた。
鐙屋は、NHK「おしん」の奉公先米問屋「加賀屋」のモデルとされており(スタジオセット撮り)、映画「おしん」では実際に鐙屋内外を使ったロケが決行された。
内容は公開時に期待するとして、鐙屋のルーツは、1189年に源頼朝の奥州出兵で滅ぼされた(4代)奥州藤原氏・藤原泰衡の遺臣36人が秀衡妹・徳尼公と庄内に逃れて、「酒田36人衆」を形成して廻船問屋などを営み現代に至るものとされている。
方や、橋田壽賀子原作の「おしん」はフィクションではあるものの、ヒロイン「おしん」の生誕地モデルは、西置賜郡白鷹町大字栃窪(旧栃窪集落)とされている。
この「おしんの古里」栃窪集落は、平家の落人伝説から約800年の歴史がある。
おしんの生家・栃窪も、「酒田36人衆」の流れを汲む鐙屋も、源氏(源頼朝)に滅ぼされた落人の共通ルーツがあることになる。
おしんの加賀屋奉公は、1908(M41)であるから約700年を経ての対源氏敗戦同志の歴史的邂逅となる。
このような観方をするとじつに面白い。
1189年、頼朝は寒河江荘・置賜郷の地頭に大江広元を任命。1192年、源頼朝は鎌倉幕府を成立。
後に寒河江荘は大江の長男親広に、長井郷地頭(置賜郷)は次男時広の統治となり米沢城築城を果たす。
「おしん」をテーマに鎌倉時代から語れば、最上川上流(置賜)から酒田河口までの歴史文化を辿ることにもなる。
先頃、鉄道両用バスとかサイクリングイベントなどで、(途切れた)左荒線復活らしき運動を見かける。
が、実用されたとして車社会のいまだれが恒常的に利用するだろうか。
広く国際的に宣伝アピールできるとすれば、「途切れた左荒線」路線間こそ、おしんが最初の奉公先左沢まで筏で下った「栃窪-左沢」にあたるのである。
本当に行政が、左荒線復活をやり抜くとすれば、「おしん」を活かして、世界中からの誘客を取り込むしかないだろう。
アイデアを幾度となく発してきたが、所詮、猫に小判、豚に真珠か!。
可能なら水陸両用で(おしん)最上川下りの方が現実味があるのではと思う 。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恥知らずな淫売・噓妄の奸国人、韓国の淫売婦事情

2013-09-16 19:46:21 | Weblog
恥知らずな淫売・噓妄の奸国人。
2003年に韓国政府が実施した売春実態調査で、国内売春産業は年間26兆ウォン(約2兆6千億円)台の規模で、01年の国内総生産(GDP)545兆ウォンの5%にあたることが明らかとなっている。
売春禁止運動を進めていた女性団体の調査では、専業・副業あわせて国内売春婦は80万人を数え、20歳から34歳までの女性の1割超に達する。
2004年9月に「性売買特別法」が施行され、おおっぴらな公娼館は閉鎖されたが、「スポーツ・マッサージ」「ルームサロン」などと形態を変えて、地下商売を続けている。
2010年10月、韓国のパク・ソンヨン議員は、海外で売春する韓国人が10万人に達すると公言し、そのうちの5万人が日本で売春していると指摘した。
日本が最大の稼ぎ場所となっている。
ロサンゼルスでは「毎月逮捕される70~80人の売春婦の9割が韓国人」との警察関係者の証言を、韓国中央日報(06.6.21)が報じている。
このような国情をよそに、東京五輪開催決定を邪魔する農産物輸入禁止措置、噓妄の歴史問題を叫び続けているのが、呆れた淫売婦奸国の実態である。
1965.6、韓国・朴正熙政権の懇請を受けて、佐藤栄作内閣は左翼勢力と親北反日メディアの抵抗を押し留めて日韓基本条約(有償無償8億ドル)を締結した。
韓国は、この有償無償の援助により「漢江の奇跡」と言われる発展を遂げ、先進国入りしたのである。
朴僅恵大統領は、父朴正熙の日韓基本条約締結をも反故にするかのような暴論を発し続けている。
この(奸)国には、日本人の武士道精神は通用しない。
恩を仇で返すなど当然の蛮国人そのものである。
慰安婦の呼称さえあり得ない、恥知らずで噓妄を撒き散らすだけの韓国人淫売婦と呼ぶべきである。
あらためて、福沢諭吉の慧眼「脱亜論(1885.3)」に思い至った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「洗たく日和。干してけろ。」、プレ山形DC閉幕。協賛は花王・ライオン?、それともP&G?。

2013-09-15 19:52:37 | Weblog
来年6~9月に本県で開催される山形デスティネーションキャンペーン(DC)のプレ事業、
「山形日和。」観光キャンペーンが閉幕したそうだ。
たしかに6~9月は夏本番、「洗たく日和。干してけろ。」には格好の季節である。
揶揄するだけではないのだが、いったいどこでプレ山形DC開催中を感じ取れただろう。
たしかにJR各駅には幟が見える。が、プレ山形DCで(DC無き)普段とどこが違うのだろう。
8月末、鶴岡・酒田を訪れて見た。
庄内では、これがプレ山形DCなのかと感じる風情はいくらか見られたのだが。
おくりびとの割烹「小幡」ものぞいてきた。
今月に入りNPO事務局長の流用問題が発覚して、あの割烹「小幡」もNPOが運営していることを知った。
先頃、山形商工会議所の調査発表で、県民の仙台圏での消費行動が増加傾向にあるとされた。
流出は2008年から顕著になったようである。
この2008.10.1、国土交通省に観光庁が新設された。2007.1の観光立国推進基本法施行による。
同時(10.1~12.31)に仙台・宮城DCが開始された。
DC開催を目途に建設準備に掛かったのが、9.12宮城野区「三井アウトレットモール仙台港」、
10.18泉区「仙台泉プレミアムアウトレット(三菱地所)」の開業であった。
商工会議所調査の仙台圏での消費行動は、モール開業が反映された結果として表れたものであろう。
JR6社主導によるDCキャンペーンであるが、異業種が波及効果を感じ取って企画開発に参入してくる。
2020東京五輪開催決定は、国民等しく喜ばしい。
首都圏中心ではあるが、あらゆる手立てを講じて地方各県は経済波及の利益を求めることだろう。
発想力と企画力に勝る自治体は功を奏する。知事力(リーダー)がポイントになる。
美栄子知事には、会見で堂々とぶち噛まして欲しかった。
「山形県は、一足先に『おしんピック山形大会』を開催します。」と、助言する知恵者は庁内にいないのか。
東京五輪開催は、県土発展への格好のツール。県、自治体が知恵を出しての仁義なき勝ち抜き戦となろう。
愚将のもとに敗退すれば、県民挙って揃い踏みの日干し状態となる。
「洗たく日和。干してけろ。」、の無策山形DCは始まっている。協賛は花王・ライオン?、それともP&G?。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

30人ほどのオーディションで選ばれた、小林綾子の「おしん」子役(1982.10)

2013-09-15 18:19:44 | Weblog

いかだ下りのシーンが撮影された最上川・明神淵(大江町左沢)

1983.4NHK朝ドラマ「おしん」、小林綾子の「おしん」子役は、わずか30人ほどのオーディション(1982.10)で選ばれた。
うち17人は綾子と同じ東映児童演劇研究所の仲間である。
応募によるオーディションとはいえ、限られた(演劇)業界内でのことであった。
さらに綾子は、演劇よりもバレエを習いに通っていたのである。
来月公開の映画「おしん」は、子役のヒロイン公募とメディアを動員して全国から大々的に募った。
有象無象の約2500人の応募から半年かけて、濱田ここねを決定したとされる。
すべては公開後の観客動員などから評価されることになろうが、
30人ほどの一度のオーディションで、小林綾子を選んだNHK制作サイドの目利き力は、
ダイヤモンドの原石を探し当てたに匹敵する快哉ものであったろう。
「演技が上手な子はほかにいたが、あの大きな目がチャ-ミングだったこと」岡本CP
と、眼ヂカラを感じさせるキリッとした眼(線)が決定打であったようだ。
最初の奉公先、左沢の中川材木店で主人・軍次が、小林おしんとの初対面のやり取りから、
「ながながええおぼこでねえが。こら、芯の強い面してるぞ。」とおしんの気性を読み取るセリフがある。
日本国内以上の視聴率を記録している外国では、日本人俳優名などはほとんど知らなかったはずである。
あくまでも、ドラマの筋立てとリアルさ、(無名)俳優の演技力などの総合評価であったはずである。
朝ドラ「おしん」はNHK制作サイドの国際的大勝利となった。
はたして、映画「おしん」が当るか否か。
便乗山形県の浮沈にも係わってくる。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020東京五輪決定、安倍自民党政権と鳩山民主党政権の大違い!

2013-09-08 22:28:44 | Weblog
9.8、2020第32回東京五輪開催が、IOC総会で正式決定された。
4年前の10.2(第31回開催地決定総会)で、東京はリオデジャネイロ(ブラジル)に敗退していた。
優位とも接戦とも予測報道が乱れ飛ぶなかで、懸念材料とされた原発汚染水問題について、
安倍首相は、明確に政府責任において解決させると明言し、各国委員の理解を取り付けた結果を齎した。
G20会合(ロシア)から地球の正反対側に位置するアルゼンチンに駆け付ける強行日程をこなして、
日本の政治指導者としての堂々としたメッセージは、決定的なものとなったはずである。
振り返って、4年前の民主党政権の鳩山首相は、デンマーク総会にお義理程度に出席したものの、結果を待たず、すぐに途中帰国したものである。
そして、駆け付けた先は原宿表参道でのファッションショーで、幸夫人と連れ立っての呆れた素人モデルとしての参加パフォーマンスであった。
オールジャパンとして関係者のみならず、国民期待のなかで開催地決定が得られたものと推察するが、
これほどに、安倍自民党政権と鳩山民主党政権の国家的事業への取組み違いは明白に表れたものである。
安倍首相の盟友であった中川昭一元財務相が突然死したのは、翌10.3であった。
TVニュースで流される(鳩山夫妻の)ファッションショーへの参加事情に憤慨したうえでの、怒りの深酒による憤死であったのかと思いあぐねる。
国益を忘れて、私的遊戯を選択してしまうルーピー鳩山が、ブリヂストンならぬローリングストン(転げ落ちる)に向かったのは当然の報いであろう。
2020東京五輪決定、安倍自民党政権と鳩山民主党政権の大違い!。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月の東映映画「おしん」公開を前に辛口の第一弾!。

2013-09-05 21:04:02 | Weblog

 おしん(小林綾子)の筏下りシーンロケ地(左沢・大明神淵)、回想位置から

10月の東映映画「おしん」公開を前に辛口!。
おしんマニアで山形県人(おしん出生地)としては、公開後に世論迎合する立場はとりたくないので批判覚悟で述べておきたい。
わずかな予告編を見ただけで、試写会などで全編を見ているものではないのだが、どうしても、30年前のNHK朝ドラ「おしん」と比較してしまう。
NHK「おしん」は、一年間全297回、(イントロ抜きで)約70時間の「20世紀を生き抜いた日本女性」の長編ドラマである。ヒロイン「おしん」を3人の役者が演じた。
NHK本編は全50週であるが、奉公編(小林綾子)が6週、青春・放浪編(田中裕子)が33週、戦後編(乙羽信子)が11週となっている。
この割合を見るだけでも幼少期編(奉公)は「おしん」全体からすると、おしん人生のプロローグ(一割程度)でしかない。
(編集で)2時間程度に納めなければならない映画事情を考えれば、致し方ないだろう(倍の放映時間で2倍の料金は取れない)。
「おしん」全編から見る「おしん像」とすれば、このたびの多くのキャスティングはまったく腑に落ちない。
個々の役者を個別非難するものでは決してなく、営業サイドの短絡的は制作発想と見るのだが。
制作側の原作「おしん」理解が希薄で、目先のプロモーション戦術で営業感覚だけが先行してしまったのではないかと危惧している。
このような目先の経済優先に浸って行く(30年前の)日本全体の浮かれた世情に警鐘の意味を込めたのが、橋田壽賀子原作「おしん」そのものであった。
(国内最高視聴率を記録しながらも)橋田の予期した警告を日本人全体が感じ取れずに、さらに10年ほど舞い上がった。その経済破綻結果が今日迎えている「失われた20年」でもある。
当時の橋田が、経済破綻まで想定していたとは思えない。が、日本民族先人の礎を感じ取ろうとも出来ない世の現実に、警告を示唆した世情ドラマになっていることは明白である。
その意味で、最初にキャスティング全般を見て、「いったい、(ほとんどのキャスティング)これは何だ!」と思った次第。
ブログ子の直感に反してヒットして呉れればと思いつつ、おしんマニアとしては解せない。
10月の映画「おしん」公開を前に辛口の第一弾!。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする