山形の森 保守醒論

山形から発信する内外の時評ブログ!

「死刑制度廃止問題」、まずは魁より始めてみたら!

2011-10-24 21:53:36 | Weblog
10.24、TVタックル(テレ朝)で「死刑制度廃止問題」の論戦に、「まずは魁より始めてみたら!」と提案したい。
世に遺言があり、死後の臓器提供意思表示制度がある。
そこで「死刑制度廃止」を訴える人権派諸侯には、是非頑張っていただいて、「御自身(被害者)に殺人が及んだ場合には、加害者(殺人者)の死刑は望まない旨」の登録を認める法制度を確立されてはどうだろう(当該犯罪事案につき、被害者意思を尊重する情状考慮)。
死刑制度廃止議連会長の亀井静香を始めとする国会議員には、思想信条に基づき先陣を切って登録宣言され、心おきなく声高に「死刑制度廃止」を訴えて貰いたい。
平岡秀夫法相、廃止派で法相歴任の千葉景子・仙谷由人・江田五月。福島瑞穂や人権派弁護士等々、登録をすることで言行一致の自己責任を貫いて欲しいものだ。
東日本大震災での自衛隊の活躍は、検めて緊急時における「お助け隊」を国民に印象づけた。
これなども、相変わらずの自衛隊不要論を説く諸侯には「(自衛隊による救助拒否)便益辞退届」を提出して、堂々と違憲活動を展開されては如何なものか。
野田佳彦首相は就任直後の所信表明演説で、「せいしんせいい」を「誠心誠意」ではなく「正心誠意」と書き換えた。
「(発)言を成す」の「誠」を変えたところに、民主党の詐欺フェストについて忸怩たるものを感じている表現なのか。
国民の政治家不信、メディア不信は止まらない。 赤化メディア、金色汚沢の除染作業は果して進むのか。
自浄作用できずに滞留すれば政界細胞は腐敗死滅してしまう。
「死刑制度廃止問題」に見る、言行の責任義務に「まずは魁より始めてみたら!」と言いたい。
達成されたなら、登録のIDカードを発効、携用すれば世の中相当スムーズになるはずなのだが。
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羽澤ガーデン(広尾)再開発による屋敷解体の報道から懐旧する。

2011-10-04 20:52:55 | Weblog
東京・広尾の住宅街にあり、約3,000坪の広大な森の中に佇む「羽澤ガーデン」が、再開発によるマンション建設に伴い、屋敷解体する報道を目にした。
六本木通りから少し入るのだが、西麻布交差点からわずかな一等地のところにこれほどの森が存在することなど、初めて行くまでは知る由もなかった。
以来、数度訪れることになるのだが、思い起こしたのは、国全体が東日本大震災で復興に取り組んでいる今、この「羽澤ガーデン」が、1923.9に発生した関東大震災後の復興に、後藤新平内相兼復興院総裁から請われて、東京市長に就任した中村是公元満鉄総裁の私邸であったことからである。
就任直後の10.19に東京市長として大震災犠牲者の府市合同追悼式(49日)が本所区被服廠跡で執り行われる。
時の東京府知事は山形・米沢藩出身の宇佐美勝夫(宇佐美洵日銀総裁・宇佐美毅宮内庁長官の父)であった。
9.1の大震災発生から帝都復興院発足は、9.27と実に素早い対応であった。
時代と規模は違えど東日本大震災における現政府の遅滞には、政治家の歴史に学ぶ智恵のなさを感じてしまう。
政府予算原案の打ち上げに県主催(東京事務所)の慰労会が行われたこともあった。母校同窓会の幹事会に使ったこともある。
ビルが立ち並ぶなかにある自然の森を思わせる一角、環境問題を述べるつもりもないが、都心にもう少し緑があって欲しいとは思う。
中村の私邸建設が1915年(大正4年)と言われるから、約百年近くになんとする歴史を重ねた武家屋敷のような日本建築である。
(三菱地所の)最高級のマンションとしてお目見えしそうだが、敷地に関わる歴史談は語り続けて欲しいものだ。
失われた20年の経済失速は、我が国の歴史的文化的遺産をも霧散させて行く。
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アドリブの利かないドジョウ倶楽部(野田佳彦)

2011-10-04 14:07:58 | Weblog
お笑いタレントのダチョウ倶楽部(上島竜兵)が、早速、野田首相の物まねを始めた。
トリオの掛合い、視聴者の反応を窺いながら笑いを誘う商売だから、シナリオを越えたアドリブ無しでは生対応できない。
とっさのギャグで切り替えできるかが、タレントとしての能力を問われるところでもある。
対して、ドジョウ倶楽部(野田佳彦)はアドリブの利かないイモ芸人のようだ。
片山善博前総務相は、(10.2)フジテレビ「新報道2001」で、野田佳彦首相の「財務省依存」の実態を“暴露”した。
片山は政府税制調査会の審議中、当時財務相だった野田ら政治家に対し、「もう(官僚の作文を)読むのを止めましょう。これだけ政治家が集まっているのだから議論しましょう。」と呼びかけたものの、改善されなかったという。 呆れた、民主党のペテン政治主導である。
なまじ「(官僚主導から)政治主導」などと、声高らかに叫ぶから余計に民主党の愚かさが見えてくる。
政治家が官僚に伍する見識と能力を持てれば、その結果として自ずと「政治家主導」になるもの。
結局、「政治(家)主導」が図れるかどうかは、政治家個々の器量能力の有る無しに掛かるものである。
数ヶ月前になるが、Y紙のH室長に会った折り、「K大臣は、役所から評判いいって言うじゃないですか」と問われ、「あなたも(霞ヶ関・永田町を)よく知っているでしょう。役所から評判いいって言われることは、役所の言いなりに出来る(手の内のお客さん)大臣って言うことでもあるんですよ。」と返した。
糸の切れた鳩、官僚を使えない菅、などは問題外であるのだが、官僚の作文(シナリオ)頼りでは、とても政治主導など覚束ない。
答弁書(プロンプターに)、頼ってしまうから、考えようともしなくなる。 ますますスパイラルに陥り、官僚に洗脳されてゆくことになる。
大臣に限らず、国会議員ともなれば、各方面からアンケート、質問、要望が数多く舞い込む。
返信が必要なものについては、それぞれ処理をするのだが、一応議員個人の考えを確認して回答するものもある。
政治理念、国家観、歴史観が日頃から確たるものを持ち合わせていれば、ことは容易だが、政党移動してカメレオンのように変わる政治家が多すぎるから厄介だ。
野田佳彦とてその類い、それが政治家の生残り処世術と考えれば、個別政策とて深入りせずに、頭カラッポで官僚任せがいいと思っているのだろう。
官僚からすれば(真っ当な政策)知見を表明できない政治家は、都合よいアヤツリ人形でしかない。ぶら下がり会見すら拒否し続ける、
アドリブの利かないドジョウ倶楽部(野田佳彦)。 想定外の質問に答えられない泥沼のドジュウ政権はダイコン役者揃いと言える。
公務員宿舎朝霞住宅(埼玉県朝霞市)にしても、仕分けで凍結、(震災復興の予算審議)代表選最中に解除発注、批判を受けて首相の現地視察で再び建設凍結、と財務省に操られた閣僚たちが、国民を前にして「子どもの使い」を演じている始末。
政治家としての矜持もなく、自浄能力も無い民主党お粗末政権の第3幕はただいま公演中。
あらゆる質問に「(官僚から)聞いてないよォ」「訴えてやる!」 と逃げるようでは国民の政治家たりえない。
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