山形の森 保守醒論

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カルロス・ゴーン解任問題で想起した、身内に感じ取る戦後の㈱日産自動車。

2018-11-28 20:18:32 | Weblog
カルロス・ゴーン解任問題で想起した、身内に感じ取る戦後の㈱日産自動車。

母方の大叔父(祖母の弟)に東京帝大出で日産自動車本社で役員にまで出世して、関連会社の社長・会長を歴任した人物がいた。

平成時代の初め頃だったか、目白・椿山荘での東京長陵同窓会で、(姪Nの息子ですと)名乗り初めてお会いした。(大叔父は旧制中、ブログ子は新制高)

幼少の頃から、東京帝大出の大叔父のことは聞かされていたものだが、中でも昭和20年代頃の日産労働争議の時代に総務担当役員として苦心されたとも聞いていた。

丁度その頃、不況、労働争議に日本中が就職難に揺れていた頃、叔父(父の弟)は、私大C出として、祖母の実家の紹介を得て面談に臨んだのだが、「(当時の日産の状況では)旧帝大出でないと、出世の道は厳しい。」との身内ならではの助言を頂き、生保業界に就職して数年前に人生の終末を終えた。

日産自動車(NISSAN)の祖は、日本産業(1920年創立・創業者 鮎川義介)で、日本人のフラッグシップでもある。

出羽国米沢藩第9代上杉鷹山(治憲)は、上杉藩の財政窮迫を明らかにして、自らを律して藩兵、領民に質素倹約を説き実践した。

第35代米大統領の、ジャック・ケネディは、就任会見でリスペクトする(世界中あまたの)政治家として、約200年前の上杉鷹山の名を挙げた。(世界中のメディアは、?YOZAN、WHO!!) 

カルロス・ゴーンの経営者(統治)姿勢は、日本人の(誇れる)武士道精神とは明らかに違う性態の証左でもあろう。
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