山形の森 保守醒論

山形から発信する内外の時評ブログ!

参院選、いまの山形(現状下)でピンクのイメージカラーはないだろう!。

2013-07-08 21:04:00 | Weblog
参院選も中盤に入る。山形選挙区が自民党の重点区に入ったとされる。
全国的に安定した支持率を保持して一人区ではほぼ優勢な構図となっている中で、重点区にされるのは対立候補との相対関係でもあるが、安全圏ではないことを物語っている。
晋三派としては確実に議席を獲得して、援軍の一員に連なってほしいのだが、聞こえてくる声には痛いものがある。
長らく選挙(政治)に関わりを持って見てきたものとして、まず感じたことは、「いまの山形(現状下)でピンクのイメージカラーはないだろう!」。
イメージカラーは選挙戦術として、政策及び候補者の無声(思想信条、人間性)の表現舞台でもある。
現職対立候補が「みどり」で攻めてきているのに挑戦者がピンクでは、この山形ではピンとくるのかいな?、と感じた次第である。
稲穂彩る田圃、深緑の山間に場違いなピンク一色に塗られた選挙カーの登場。
農業団体などからすれば、「バカにするな!」とも受け取られかねない。
選挙ともなると相手の上げ足を取り、いらぬことも錯綜氾濫するのだが、個人の色好みとかはなかなか変わらぬものである。
どこぞ江戸方面のコンサルタントの入れ知恵なのかは解からないが、左翼女性議員ならタダのノーテン気と驚きでもないのだが、晋三派支援隊としては一考を要する。
選対発足時に(県連幹部など)誰か助言するものが居なかったのかと問うてみたが、誰関せずの無責任の様子。
採決要員を確保するだけと考えれば気にすることもないのだが。山形で取りこぼししては、晋三さんに合わせる立場も無くなる。
子育て政策アピールからのイメージカラーがピンクであることは理解するが、選挙区候補として現在の山形県民に迫りくる多様な政策の優先順位が何処にあるのかを深く考えるべきである。
悩ましい参院選山形選挙区のピンクレディー。
 追記、(足らざる)女性観目線が政治に求められ、女性候補が多くなることは結構なことであるのだが、期待される政治家像は、男性に伍して、男勝り(男+女)の器量であって、女性売りのみとすれば、○産党、○明党などの選挙戦術上の世論受けに終わるものであり、結果として国民有権者を愚弄することにもなる。
同時に男性議員にしても女性観感性が求められるのも当然である。
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産経新聞を改称の際には、「時事新報」を薦める。

2013-07-08 19:26:38 | Weblog
先日、産経新聞主催「山形正論の会」の講演会に臨んだ。
講演後の質疑のなかで、産経購読者のひとりが新聞名改称の質問。
産経の表示が業界紙イメージを感じさせるからと、産経新聞の改称について問ったものと推察する。
愛読者ゆえに、さらなる正論報道の拡張策として前向きな提案であったと理解する。
左翼メディアが跋扈し、国民世論を操作してきたことに、危機を感じる正論派としては同意するものである。
そこでブログ子がお薦めしたいのは、「時事新報」である。
1882.3(明治15)政党機関誌に従う他新聞に対して、不偏不党の理念で世論を先導、「言論の自由の前に言論人の責任を自覚せよ!」と、「独立不羈宣言」のもとに、福澤諭吉が創刊した日刊新聞「時事新報(社主・中上川彦次郎、慶応義塾出版社が母体)」である。
1955.10に廃刊となるが、「時事新報」の題号並びに著作権は産経新聞社が保有している。
もし、改称提起の質問に答える可能性があるのなら産経新聞を改称の際には、是非「時事新報」を薦めたいと思う。
斜陽の新聞業界ではあろうが、一考の余地はあるのではないか。
1885.3、福沢は「時事新報」社説で「脱亜論」を説いた。
今日の中韓(北朝鮮)外交の現状を見れば、福沢の慧眼は素晴らしく、100年以上前から、中華・朝鮮の変わらぬ民族性(恩を仇で返す)を見定めていたものである。
小学校の頃、我が家の居間には、東京タワーの写真が載るカレンダーがいつもあった。
大叔父(祖母の弟)が産経新聞の記者であったから、毎年送ってくれたものである。(日本電波塔は、産経創刊の前田家関連企業)
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