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公開講座「バーボンウィスキーを愉しむ」に行ってきました


 昨夜は、神戸新聞文化センター主催の公開講座「バーボンウィスキーを愉しむ」に行ってきました。午後7時からですから、会社が終わってゆっくり出かけてもじゅうぶん間に合いました。場所はミント神戸の17階です。定員は40人です。満席でした。
 会場に入ってびっくり。古いSF友だちとばったり。久しぶりです。旧交を温めていたら時間となり講座がはじまりました。
 席につくとテイスティンググラスが5個。写真、奥、左からメーカーズマーク、ジムビーム、ジムビーム・デビルズカット、手前、左グレンフィッディク、角。今日の主題はバーボンですから、バーボンが3種。それと飲み比べるためにスコッチと国産ウィスキーが用意されています。
 講師はサントリーのウィスキーアンバサダー護山龍二氏。まず、ウィスキーの基本的なこと。日本のウィスキー事情。バーボンの基礎知識。スコッチは原料が大麦だけだが、バーボンはとうもろこしも使います。とうもろこしは51パーセント以上でないとバーボンとはいえません。
 説明のあいまに順に試飲をします。まず最初にメーカーズマーク。メーカーズマークがメインの講座です。ハンドメイド、手作りのバーボンです。甘く、あたりがやわらかな私も好きなバーボンです。次にジムビーム、ジムビームデビルズカットと飲みました。デビルズカット。「悪魔の取り分」ですね。ウィスキーを樽で熟成して蒸発して自然に量が減るのを「天使の分け前」といいます。ウィスキーを取り出して空のなった樽。その空の樽の中にも少しウィスキーが残っています。これを「悪魔の取り分」といいます。この悪魔の取り分を集めたのがデビルズカットです。レギュラーのジムビームより香りも強く味も濃いです。あと、スコッチのグレンフィディックと角を試飲です。この中で角が一番落ちます。味はジムビームと互角ですが、角は香りが弱いです。ウィスキーはなんといっても香りがいのちですから。
 メイカーズマークを使って、おいしいハイボールの作り方を教わりました。まず、メイカーズマークの入ったグラスに氷をたくさん入れます。それをマドラーで13回転半かき混ぜます。炭酸水を注ぎます。ゆっくり、そっとグラスのふちにそって流しいれます。オレンジの皮を指で持ちます。皮の表面をグラスの水面に向けます。3cm上空30度の角度で皮を絞って汁をグラスに放ちいれます。飲みました。ものすごくおいしいです。
 講座費は1620円でした。5種類のウィスキーを試飲して、ハイボールを1杯飲んで、さらにメイカーズマークのミニボトルをお土産でくれました。1620円。安いです。またこういう講座があれば行きたいです。


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