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SFマガジン2015年8月号


SFマガジン2015年8月号 №710
                     早川書房

雫石鉄也ひとり人気カウンター

1位 縫い針の道 ケイトリン・R・キアナン 鈴木潤訳
2位 変身障害  藤崎慎吾

連載
小角の城(第33回)         夢枕獏
絞首台の黙示録(最終回)      神林長平
マルドゥック・アノニマス(第4回) 冲方丁 
青い海の宇宙港(第4回)      川端裕人
椎名誠のニュートラル・コーナー 第46回
インドの妖艶人舐め花は夜ひらく   椎名誠
近代日本奇想小説史(大正・昭和篇)(第22回) 横田順彌
SFのある文学誌(第41回)          長山靖生
にゅうもん!西田藍の海外SF再入門(第5回)  西田藍
アニメもんのSF散歩(第5回)         藤津亮太
エンタメSF・ファンタジイの構造(最終回)   飯田一史
現代日本演劇のSF的諸相(第14回)      山崎健太

読切コミック
と、ある日の解凍                宮崎夏次系

宇宙英雄ローダン500巻到達記念

ロンドン―ボストン環大西洋SFの旅       巽孝之

2000番到達記念特集
ハヤカワ文庫SF総解説 PART3(1001~2000)

 SFマガジン隔月刊化スタートの看板企画「ハヤカワ文庫SF総解説」3回にわたって掲載されていたが、今月号で完結。この企画は良かった。いままで同じような企画もあったが、この企画は、小生が知ってる範囲で最良のモノだ。
 もちろん、小生はハヤカワ文庫のSFをすべて読んでいるわけではない。それでもいくつかは読んでいる。既読の作品の解説を読むと、それを読んだ当時のことを想い出して、しばし、懐かしさを味わったりしたのである。
 さて、サンリオSF文庫は本の雑誌社がやった。で、ハヤカワはここでこうして早川がやった。で、このあとのこととなると、SFファンならだれでも思うこと。創元SF文庫である。どうです小浜さん。東京創元社はやらないんですか。
 今月の読切短編は2編。「縫い針の道」童話ネタ。どの童話をSFに仕立てたかは読んでのお楽しみ。「変身障害」円谷プロとのコラボ企画。メトロン星人が精神科医を開業。セブンに変身できなくなったモロボシダンが患者として来る。今月の2編は別にどうということのない作品。
 先号でのレビューでも同じことをいったが、連載小説が多すぎる。読んだって2ヶ月も前のことなんか覚えてない。連載小説は1本にすべし。そのぶん、読切短編の掲載数を増やすべし。2編じゃ少ない。
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ともかく判らん阪神タイガース

 しっかし判らんもんやな。野球が判らんのか阪神というチームが判らんのか、よう判らんけど。あの強いパリーグに勝ち越した阪神が、あの弱いセリーグ最下位の中日に、苦戦して、相手のパスボールでなんとか勝って、3連敗だけは堪忍してもろた。喜んでええんか嘆いてええんか、それも判らん。
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