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鯛のポワレ オレンジソース


 実は小生は柑橘類は苦手である。温州ミカンの精根尽き果てたようなう~んとヒネのものならおいしく食べられる。ところが新鮮な柑橘類はあまりいただけない。はっさくやグレープフルーツ夏みかんなどは、見ただけで唾が出てアゴの関節が痛くなる。柑橘類だけではない。イチゴもつぶして練乳をかけないと食べられない。
 では酸っぱいモノは全部ダメかというとそうではない。鍋モノのポン酢は平気だし、寿司も普通に酸味を利かす。どうも生の果物の酸味がダメらしい。それ以外なら、酢豚も寿司も梅干しも平気らしい。
 そんなわけで調理したのがこの料理。今が旬の鯛をポワレして、親のカタキのオレンジのソースでいただこうというわけ。
 まず鯛をポワレする。フライパンにオリーブ油を取って、鯛の切り身を入れる。必ず皮目を下にすること。魚の皮はパリッと焼きたいもの。魚は皮はパリッ身はしっとりふんわりと焼くのがうまい焼き方。皮目を焼きながら時々油をスプーンで身にかけてやる。これをアロゼという。ころあいを見てバターを投入。最初からバターを入れておくと焦げる。
 鯛を焼くのと同時進行でソースを作ろう。フレッシュなオレンジを絞ってもいいが、小生は今回は果汁100%のオレンジジュースを使った。ジュースを小鍋に入れ、コンソメスープの素を砕いて入れる。あとバターを溶かし入れて塩コショウする。これでソースは完成。
 皿にソースを入れて、ポワレした鯛を乗せる。添えの野菜はゆでた絹さやだ。さてこれで鯛のポワレ、オレンジソースの完成。小生でもおいしくいただけた。
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