自分で自分にメールする

　小生は記憶力はいい方だと自分では思っている。ところが、最近はそれがあやしくなってきた。同じことを２度も３度も聞いたり、ころっと忘れたりする。やはりトシのせいかな。
　忘れてはいけないことは手帳にメモするようにしているが、その手帳を見ることすら忘れたりする。まったくどうしようもない。困ったもんだ。まったく。
　小生は、道を歩いている時は、だいたい考え事をしている。仕事のこと、ブログの記事のネタ、ショートショートのアイデア、趣味の料理の献立、などなど。かようなことは、なんの前ぶれもなく、とつぜん思いついたりする。
　あ、会社の液化酸素のフランジ部分からガスもれしとったな。修理しなくては。クリスマス企画のショートショートのアイデアこんなんどうやろ。五平もちを今度作るか。フォークリフトのクラッチが滑っとった。ニチユに電話しなくっちゃ。
　こういうことは時、所を選ばず思いつく。手帳にメモすればいいが、さっきもいったように手帳を見ることを忘れたらどうしようもない。
　で、最近は自分で自分にメールするようにしている。会社でしなくてはならないことを思いついたら、携帯電話で会社のパソコンにメールする。自宅でするべきことは自宅のパソコンにメールする。携帯電話は常に持ち歩いている。会社のパソコンも自宅のパソコンも、起動すれば必ずメールのチェックをするから、自分からのメールを目にする。寝床の中で夜中に思いついても、小生、携帯電話を目覚まし時計に使っているから、すぐメールできる。
　パソコンを起動し忘れたらどうするかって。そんなことは考えられない。自宅のパソコンはブログをやっているから必ず起動する。会社のパソコンは仕事をするのに不可欠だ。ブログも仕事も忘れたらって。それは、もう、認知症になったのだろう。本人の小生ではわからない。