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5月17日(木) 子供に見せたくない番組?

「子供に見せたくない番組」が発表された。1位は「ロンドンハーツ」とかいう番組。理由はバカバカしいから。
 映画のR18指定ならいざ知らず、普通に放送されているテレビの番組だろう。小生はこの番組を見たことがないので、あれこれいう資格はないが、この番組はそんなに有害なものだろうか。確かに極端な性描写や残虐なものは子供に見せてはだめだ。しかし普通の時間帯に放映されている番組に性描写や残虐シーンがあるとは思えない。それならアニメの「名探偵×××」の方がよほど有害だ。人はその程度のうらみで簡単に人を殺すもの、と、見てる子供たちに思わせてしまう。この「名探偵×××」は「見せたくない番組」のリストには入っていなかった。
 子供に見せたくない番組なんぞというバカなことを考えているヒマがあるなら、「バカ」と「カシコ」をしっかり見分けられる子供を育てるにはどうすればいいかを考えるべき。子供が「ロンドンハーツ」をみていたら、「凸凹ちゃん。そんなもん見ちゃだめですよ」といってテレビのスイッチを切るのだろうか。で、子供といっしょに街を歩いていてバカなものが見えたら「凸凹ちゃん。そんなもん見ちゃだめですよ」といって子供の目をふさぐのだろうか。そして「バカ」なものをまったく見たこともない子が大人になるどうなるか?
 この世は「カシコ」いものがたくさんある。その反面「バカ」なものもいっぱいある。「カシコ」なふりして「バカ」なものもある。もちろんその逆も。大人になって「カシコ」と「バカ」をしっかり見分けられるように子供を育てることが大切なのでは。そういう観点で見るとこれらのバカ番組も子供の教育用として存在意義があるのではないだろうか。むげに否定するのはいかがなものか。
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