５月２日（水） 最近のパチンコ

　昔はパチンコ屋によく行った。学生時代のことだが、朝の講義と午後の講義の間の時間つぶしはたいていパチンコか映画。映画は東映ならヤクザ映画。高倉健や鶴田浩二、菅原文太、藤純子らが出てくるヤツ。日活ならロマンポルノ。宮下順子、片桐夕子、山科ゆりらが出てくるヤツ。洋画ならマカロニウエスタン。クリント・イーストウッド、フランコ・ネロ、ジュリアーノ・ジェンマらが出てくるヤツ。
　映画を観てないときはパチンコ。昔のパチンコは１０００円もあれば半日は充分に時間つぶしができた。左手で玉をつかみ、それを一個ずつ穴に入れていき右手でレバーを弾いて玉を弾く。チューリップなんかも１個でシンプルなもんです。単発手動のパチンコですな。それが左手で玉を持たなくて受け皿に入れておけば右手で弾くだけでいいようになった。そして、弾かなくてもよい電動式に。こうなるとつまみを調整するだけ。このあたりになるとパチンコが面白くなくなった。それ以来一度もパチンコ屋には足を踏み入れてない。
　最近のパチンコはなんですな。わけがわかりませんな。「パチンコ必殺仕事人」
「パチンコ北斗の拳」「パチンコ暴れん坊将軍」「パチンコ水戸黄門」「アントニオ猪木という名のパチンコ」なんでもありですな。そのうち「パチンコ憲法９条」とか「パチンコ地獄八景」とか「パチンコランディ・バース」とか「パチンコ居眠り念仏」とか「パチンコイナバウアー」なんかもでてくるかも。それ、どんなパチンコでっか。いや、地元の人は見たらあきまへんねん。なんでも「パチンコイナバウアー」は台にケツ向けて後ろ向きにそっくり返ってパチンコするらしいで。曲芸でんな。
昔の単発手動のパチンコが復活したらまたパチンコ屋に入ってみようかな。

　阪神ＶＳ横浜。今年の横浜は強いぞ。去年までの横浜銀行ではないぞ。惜敗でも大敗でもなく普通に負けおった。それにしても阪神が勝ったのはいつのことやろ。なんか大昔から勝ってへんような気がする。ＪＦＫ？それだれ。ケネディ大統領のことか。

　気分治しに上方演芸ホールを観る
笑福亭喬若　牛ほめ
桂小春團治　アーバン紙芝居
　喬若、噺を追うのに精一杯。でも端正な噺ぶりは好感が持てる。
　小春團治さん。いかけ屋を現代版にアレンジしたもの。彼の師匠の３代目春團治のいかけ屋は極めつけ。