西脇市岡之山美術館「加藤昭代展」

　西脇市岡之山美術館では、アトリエ展の第3弾として「加藤昭代展」が5月28日～6月16日の会期で開催されています。私はなかなか見学に行くことができず、会期末にやっと見学してきました。

 　加藤さんは、ガーデニングをしたいと思って大阪から三田に引っ越ししてこられたそうです。花を撮りたいと思い写真を始められ、6年ほど花を中心に撮影されていたとのことです。今は、人が撮らない素材に目を向けておられます。加藤さんは、自動車に乗らないため撮影に遠くまで行くことができないけれど、買い物や病院に行く時にもカメラを持ち、日常どこにでもある身近な被写体をご自身作品にしたいと考えておられています。

　今回の作品展では、佐藤さんの個性を感じることができる作品が出展されていました。ご主人の足裏を撮られた作品、ご主人の背中を撮られた三作、手のしわまで撮られた「職人の手」や「灰汁」、笑顔の女性を撮られた「天真爛漫」、風景を撮られた「砥峰高原の山焼き」や「晩秋」、足裏を数多くとられた「暑中見舞い64」など、とても見応えがありました。