風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

冬の滝

2013年01月21日 | 雑感

先週の土曜日から滝に行ってます。
友人の娘さんに連れて行って欲しいと頼まれたからです。
初心者が冬の滝行に単独で挑むことはできませんので、ぼくが付き添うわけです。
冬の滝行は卒業したとあれほど言ってきたのに・・・(笑)。

でも、やはり滝は入る度に新鮮です。
インパクトが半端じゃありませんから、なんというか、原点に引きずり戻されます。
なんの原点かというと、生物としての人間の原点です。
まず、裸足で境内の氷のようなコンクリートを踏んだときから、身体は猛烈な拒否反応を示します。
そんなものは無視して、水の中に足を踏み入れますと、さらに重ねて身体は拒否反応を叫びます。
そんなものは無視して、滝の中に身を入れますと、全身全霊が嫌だと絶叫します。
それでも、無視を重ねて、滝に身を晒します。
そんなのが冬の滝行です。

今回は、滝行をテーマにしたDVDも作ろうと思っています。
今日も友人がカメラを回しました。
一昨日でしたら雪もかなり残っていたのでいい絵が取れたと思うのですが、今日は雪は消えていました。

一週間の行ですが、冬の滝行は想像以上に濃い一週間となります。
数分間、真冬の水に晒されますと、なんというか身体の中の細胞という細胞が必死になります(笑)。
必死にならないと文字通り死んでしまうからです。
フルパワーで活動して、体温がそれ以上下がらないようにあくせくするわけです。
ですから、冬の滝を経験しますと、大体風邪は引きません。
フルパワーで活動する細胞に、風邪ウィルスなどは到底敵わないのです。

もう一週間はその娘さんに付き合うことに決まっています。
ならば、もう覚悟は決まってます。
冬の滝を思う存分楽しみます。