風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

大和し うるわし

2008年07月02日 | 雑感
農協が化学肥料の価格を平均6割上げるだの、畜産業者の廃業が余儀なくされているだののニュースが流れています。
この厳しい流れは変えられそうもありませんから、なんとか関係者の方たちには活路を見出して欲しいです。

伊勢白山道氏のブログでも、アメリカの農業コングロマリットが仕組む腹ただしい戦略に触れています。
http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/00def7977d37c51e3299d49d57fff3be

畜産業者の方々には申し訳ないのですが、日本の狭い国土で畜産業が隆盛を誇るというのは難しいことだと思います。
いろいろな意味でコストが高くつきすぎます。

年のせいかもしれませんが、肉食をしなくても全然平気だということを身を持って経験しましたので、
これを機に日本人は食生活のあり方を考え直したらいいだけかもしれません。
米というのは完全食に近い食べ物だそうです。
玄米と季節の野菜と豆腐入りの味噌汁を食べていれば、日常生活は基本的には大丈夫なはずです。
その他、季節に応じて、川や近海で取れる魚や、果物を食べていれば、絶対に大丈夫です。

幸いなことに、日本という国土は、そういうシンプルライフをしようと思えば、簡単に実現できる国土だと思うのです。

更に言えば、一切食物をとらなくても生きている人というのが紹介され始めています。
いきなりその境地に行けというのは無理ですが、意外とありえる話だとぼくは思っています。
要するに、エネルギーを取り入れる未知の方法があるだけという気がしています。
太陽光が電気になったり、植物の栄養になったりと、エネルギー源というのは食物だけとは限らないかもしれません。
気も一種のエネルギーでしょうから、大気中のエネルギーを思う存分取り入れるということも出来るのかもしれません。

とにかく、アメリカのその筋の戦略からはきっぱりと縁を切る潮時です。
マネーゲームも、一時は桁外れにおいしい思いをさせますが、最終的には根こそぎ持っていくのが常套手段です。

おいしいご飯と味噌汁を食べて、美しい緑に囲まれて生きることが出来たら、この世は天国です。