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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その64の2 『唐津くんち』

2009年03月12日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
唐津くんちで使われる14台の曳山は江戸末期から明治にかけて町人たちによって作られたそうです。
曳山展示場にある、昔の唐津くんちの絵巻です。
この唐津くんちは、昭和33年に佐賀県の重要有形民俗文化財に、昭和55年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。



四番曳山、呉服町の源義経の兜です。
1844年獅子細工人達によって製作されました。
兜は精巧に作られており、本物の兜と同様に、シコロなどが一つ一つ手作りで作られています。



ネットで配信されていましたので何枚か紹介させていただきます。
四番曳山の写真です。



絵巻に鯛の姿が見えます。
五番曳山の鯛は、一般的にめでたいと言われますので、紅色の丸々とした容姿は子供から大人まで人気のある曳山のようです。



鯛の曳山と一緒に美人さんの記念撮影です。
曳山は粘土を使い、何十にも和紙を張りつけ、漆の一閑張りという技法で作られいるそうです。
赤獅子ができた1819年から七宝丸が作られた1876年までに15台の曳山が作られましたが、そのうち1台が明治中期に破損してしまったため現在は14台の曳山となっています。



五番曳山の鯛は総高約6.7m、総幅2.2m、総奥行2.5mもあります。
明治から5回の修理を経て、現在も当初の姿を留めており、巨大な鯛の漆塗りの芸術品です。



九番曳山の武田信玄の兜です。
戦国時代の武将・武田信玄が所有していた『諏訪法性(すわほっしょう)の兜』を模した兜曳山です。



ほとんどの曳山はお清めの意味も含めて、塩をまきながら巡行しますが、武田信玄の兜の曳山は、は戦国時代に上杉謙信に塩を送ってもらった話に基づき塩を大事に扱うために、例外的に塩は一切まかないそうです。



祭りの期間中の人出は、50万人を越えるともいわれます。
福岡市櫛田神社の「博多おくんち」、長崎市諏訪神社の「長崎くんち」とともに「日本三大くんち」の一つに数えられているそうです。
世界的にも類を見ない豪華な漆の工芸品の曳山は、現代の制作費に換算すると1~2億円するとも言われ、日本を代表する祭りとして世界中から注目されています。



唐津くんちの紹介は、ネット情報を参考にさせていただきました。
それでは唐津くんちの紹介を終わります。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
mimi.tamaさんへ (TOPPO PAPA)
2009-03-13 20:49:48
迫力ありますね。 全部で14の曳山が展示されていましたが、お祭りの時期に是非見てみたい思いますが、ちょっと遠いのであきらめました。
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あんれにさんへ (TOPPO PAPA)
2009-03-13 20:45:30
近くで見ると、とても大きな曳山です。
これが大勢の人ごみの中を練って歩く姿は、豪快ですね。
いかにも日本の伝統のお祭りのように思います。
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アレクリパパさんへ (TOPPO PAPA)
2009-03-13 20:43:29
たしかに、ディスカバージャパンを掲載し始めてから、トッポパパもずいぶん勉強になりました。
日本は素晴らしい国だと再認識です。
ちょっと遅すぎた嫌いはありますが、体力のあるうちに色々見て回りたいと思っています。
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私も知りませんでした (mimi.tama)
2009-03-13 10:52:14
「唐津君の家」の説明かと思ったら
お祭なんですねぇ~~~
大きな兜!!!
大魔神とか出てきそう、、、
ちょっと恐いお祭ですねΣ( ̄◇ ̄;)
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Unknown (あんれに)
2009-03-12 20:54:16
当時の獅子細工職人は凄い技術を持ってたんですね
細かい部分も繊細でまさに芸術作品のようです
曳山は盛況なお祭りなんですね
それにしても鯛の大きさに驚きました
これを担いでる人達も大変そうです
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Unknown (アレクリパパ)
2009-03-12 09:12:19
TOPPOPAPAさんのブログを見ると、当方は日本を知らないことを痛感します。
唐津くんちの曳山は、兜であったり鯉であったりして楽しそうですね。
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