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動物園 動物写真その76 『 富士サファリパーク・アムールトラ、ゾウ』

2017年07月31日 | 動物園 動物紹介
『アムールトラ』です。
トラはライオンと並ぶネコ科の中でも最大の動物ですが、アムールトラはその中でも最も体が大きく、成熟した雄の体長は3.5m以上、体重は400Kg近くになります。



トラの仲間ではもっとも北方に分布しているトラで、ロシア極東部や中国東北部などのアムール川流域に生息し、別名をシベリアトラとも呼ばれています。



アムールトラはヘラジカやアカシカ、ニホンジカやイノシシなどの他、鳥や両生類、魚など、何でも捕まえて食べます。
力が強く、ウシなどの大型の草食動物なども単独で倒すことができます。



アムールトラは寒い地方に生息している為、毛は長くて深いです。
夏毛では、背側の長さが1.5cm程だが、冬毛は4~5cm程の長さになり、首周りは夏冬共にこれよりも長くなります。



最近は生息数が激減し、ワシントン条約付属書1類の希少種です。
野生下の生息数は現在約450頭と推定され、ほんとうに絶滅の危機に瀕しています。
飼育下では世界中の動物園で約500頭前後といわれ、世界中の個体が血統登録され、種の保存のためのさまざまな活動がされています。



『インドゾウ』です。
富士サファリパークでは、アフリカゾウとアジアゾウを飼育しています
インドゾウとアフリカゾウの見分け方はいろいろあるそうですが、分かり易いのは個体の最も高い部位もひとつの目安になります。



インドゾウの場合は最も高い部位は背中の真ん中あたりになり、背中の形状は凸形であるかほぼ直線です。
また耳の大きさが比較的小さく、首を覆うことはありません。
頭部の一番上がこぶ状がなり、 額に凹みがあります。



こちらは『アフリカゾウ』です。
インドゾウに比べると、皮膚はより多くの皺があり、最も高い部位は肩部の辺りになります。



アフリカゾウは大きい三角形の耳介と、長い鼻が特徴で、鼻の先端にはものを掴むための突起が上下に2つついています。



蹄の数も違い、一般的にはアフリカ象の蹄の数が前足が4つ、後ろ足が3つなのに対し、アジア象は前足が5つ、後ろ足が4つです。
しかし、これは動物園でも確認が難しいでしょう。



続く...........................................................。

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