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動物園 動物写真その63 『キリン & エランド』

2017年07月04日 | 動物園 動物紹介
久しぶりに動物写真を撮ろうと、散歩をかねて横浜ズーラシア動物園へ行ってきました。
正門から一番離れたアフリカサバンナ草原エリアから見て回ることにします。



体長4〜5m 体重0,6〜1,9t 地球上で最も背の高い動物、キリンです。
狭い箱庭のようなサークル内にいると気の毒に思えるキリンですが、ここズーラシアのスペースはシマウマやエランドとの共同草原エリアですが、のびのびと動き回れるようです。



ちょうど食餌時間でした。
キリンはマメ科の木の葉や芽など比較的やわらかい物を食べますが、餌が少ない季節は、木の枝や皮、草なども食べます。
黒っぽい長い舌を上手に使い、大きな体を維持するため、1日の半分を食べる時間に使います。



キリンの脳は心臓から3mも高い位置にあります。
このため心臓は大きく、血圧はほ乳類の中でもっとも高いと言われています。
また、頭をあげるときに頭から血が引いて気を失うのを防ぐため、頭を上げるとき瞬時に拍数を上げ脳に血液を送り込むことができます。



地域によって角の数や毛皮の模様、色などに違いがあり、9~12亜種に分類されますが、動物園でよく見られるのはアミメキリンとよばれる種類です。



キリンの主食であるアカシアの木は長く鋭いトゲで葉を守っています。
キリンは長い舌を器用に使い葉を巻き取ります。
トゲがあっても毛の生えた唇や丈夫な口の中の粘膜がキリンを守ります。
また、キリンの唾液には解毒作用があるので、有毒のタンニンを含んだ植物でも、その葉を平気で食べます。



世界一背の高い動物のキリンは、生まれたばかりの赤ちゃんでも約2mあるそうです。
ツノは頭の上に1対ある「主角」、おでこに1本だけある「前角」のほか、主角の後ろに1対の「後頭角」があります(亜種によって違いがあります)。胃は4つに分かれていて、一度食べたエサを胃から口に戻して噛みなおす「反すう」という行動をするため、キリンの長い首を観察していると、エサが昇り降りする様子が見られます。



エランドはレイヨウ類の中で最大の動物で、別名「オオカモシカ」と呼ばれることもあります。



雄・雌ともに角があり、形状は角が2回転程ねじれてから真っ直ぐに伸びています。



大型で、ツノの先までの高さは2m以上、体重も500kgを超える大きな体です。
大きさの割にジャンプ力があり、1.5~2mくらいの高さを飛び越えることもあります。



次回は『シマウマ』の紹介です。

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