TOPPO WORLD

TOPPO(ダックスフンド)から見た周りの出来事いろいろ。

トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その140 その6 『京都・紅葉の名所巡り、東福寺』

2013年12月29日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
京都紅葉巡りの旅の最後は東福寺です。
鎌倉時代に活躍した九条道家という摂政が、1236年から、実に19年の歳月を費やし東福寺を建立しました。



洗玉澗(せんぎょくかん)渓谷越しに開山堂を臨みます。



洗玉澗渓谷には下に降りる石の階段が作られていますが、上り下りが大変なので通天橋が造られたそうです。



本堂と開山堂を結ぶ橋廊が通天橋です。
紅葉の名所でもあり、通天橋は様々な時代劇やCMなどに使われています。



この橋廊の上から見下ろす紅葉の眺めは、境内は傾斜になっているので紅葉の渓谷が広がって観えます。



臨済宗東福寺派の大本山で、中国の宋から持ち帰った『通天もみじ』と呼ばれるカエデが有名です。



通天もみじは紅葉の葉が三つに分かれて黄金色に変化するそうです。



通天橋の橋廊を歩くと、見事な紅葉を楽しめます。



三門です。
三門とは空門・無相門・無作門の三解脱門の略なのだそうです。



現在の三門は、応永年間(1394~1428年)に足利義持によって再建されたもので、堂々とした姿は大仏様(天竺様)、禅宗様(唐様)、和様を組み合わせた造りの日本最古最大の大楼門で、入母屋造、本瓦葺きです。
非公開ですが、楼上には『釈迦如来像』が安置されています。



京都五山のひとつで、臨済宗東福寺派の大本山、東福寺の本堂です。
東福寺の名前は、奈良の大仏で有名な東大寺の東と興福寺の福の字を取って、九条道家により東福寺と命名されたようです。



東福寺本堂天井の『蒼龍図』です。
堂本印象の作で、龍はお釈迦様の説法を助けると言われることから、本堂の天井に描かれることが多いそうです。
堂内はうす暗く撮影禁止のようですが、見学窓からレンズを差し入れ撮ったところなんとか撮ることができました。



本堂の中です。



長い間お付き合いありがとうございます。
ようやく年内に紅葉巡りの長旅の写真を整理することができました。
写真を撮るのは簡単ですが、整理が大変だと実感しました。
最後に本堂の菩薩さんに手を合わせて、皆さんの健康祈願をしました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。