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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その139 その4 『京都・紅葉の名所巡り、清水寺ライトアップ』

2013年12月16日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
今回の京都紅葉巡りのハイライトが、清水寺のライトアップです。
18時からのライトアップに備え、昼間の観光客は17時にいったん外に出されるほど、ものすごい数の観光客が集まっていました。
西門を眺めながら待つこと30分、どんな写真が撮れるのか楽しみです。



仁王門をくぐった先の右側に立つ、847年の創建と伝えられ、1632年に再建された三重塔です。
日本最大級の三重塔で高さは31m弱です。
三層ですが御重(ごじゅう)の塔と称されているようです。



この建物も有名なのでしょうが、すいません名前は忘れました



以前桜の季節に訪問したことがありますが、春の桜に劣らず、秋の紅葉も素晴らしいです。
南苑の新高尾・錦雲渓と北苑の紅葉谷を中心に全山錦繍を装う景色は、堂塔伽藍の輪奐の美と調和して、まさに観音さまの普陀落浄土を想わせます。



清水寺の本堂は、屋根に美しく反った曲線を持つ寄棟造りの檜皮葺き (ひわだぶき)で、建物の半分は錦雲渓(きんうんけい)の斜面に張り出す様にして建てられています。
139本の柱で支えられ、縦横の柱の組み合わせに釘を一本も使用しない『地獄止め』といわれる工法で作られています。
清水寺の伽藍は戦火や火事で何度も焼失を繰り返しましたが、現存する本堂(清水の舞台)など多くの伽藍は1633年に徳川家光の寄進により再建されたものです。



ライトアップの光源を避け、さらに観光客のカメラのフラッシュを避けながら撮る写真は大変です。
プロの写真家のようにうまく撮るのは望むべくもないのですが、この程度の写真が精一杯です。



ライトアップの光源は下からが多いため、光の強弱が強すぎなかなか微調整が効きません。



本堂の下、音羽山の山腹から滾々とわき出ている、清水寺の由来となった『音羽の滝』です。
古来よりこの水は『黄金水』『延命水』と呼ばれ、清めの水として尊ばれています。
昔は修行僧の滝行に使われたり、お茶の汲み湯にも使われていたようです。
現在でも豊富な水量をたたえ、3本の筧から滝のように清水が落ちています。
観光客は長い柄杓で流れ出る水を汲み、諸願成就を祈って飲んでいます。
ただし飲むのは、3つのうちのどれか一つだけにしなくてはいけないそうで、『何事も欲張ってはいけません』という戒めでもあるようです。



帰路、紅葉越しの三重塔を撮りました。



放生池越しの三重塔です。
ところで、空を横切るブルーのレーザー光線は清水寺の近くからライトアップの為に空に向かって照らしているようです。
ブルーの光の帯は、なにか特別の意味があるのでしょうかね。



この日は京都市内で、疲れた体には栄養補給が一番と、腹いっぱい食べぐっすり眠りました。
明日も早朝より移動ですので、頑張ります。

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