TOPPO WORLD

TOPPO(ダックスフンド)から見た周りの出来事いろいろ。

海外の都市の紹介、 その106-3 『台湾ブラブラ観光旅行-中正記念堂』

2014年02月18日 | 海外の都市の紹介
以前にも何回か訪問した、中華民国の元総統、蒋介石を忍んで1980年に建てられた記念堂(台湾では紀念堂)です。
敷地は250,000m2もある広大な中正公園です。
左右に『國立戯劇院(劇場)』と『國立音楽庁(音楽ホール)』の巨大な建物が相対して建っています。



紀念堂は中国風の外壁で囲まれていて、周辺は中国の伝統的な庭園芸術の美しさを見ることができます。



台北のランドマークの一つとなっていて、ここは外国人観光客がよく訪れる台北の観光スポットの一つです。
トッポママも記念撮影です。



建物は四方から眺めるとエジプトのピラミッドのようにも観える独特な設計です。
清廉かつ広大さを象徴する白い大理石と青い瑠璃瓦を主体にした建物の周囲は奇麗に造園されています。



中正紀念堂の壁は大理石を積み重ねて造られ、屋根は八角形の形をしています。
高さは70mで、記念堂の下から仰ぎ見るとその巨大さに圧倒されます。
正面にある階段は89段で、89段という階段の数は蒋介石の生存年齢にちなんでいるそうです。



日本では蒋介石の呼び名で知られていますが、台湾では蒋中正(チアン・チョンチェン、蔣中正)の名称が一般的
でその名前から中正紀念堂と呼ばれています。
2階ロビーには蒋介石氏の銅像があります。



蒋介石の銅像の後方中央の壁には、蒋介石総統が残した墨跡『倫理』『民主』『科学』の文字が刻まれています。これは”三民主義”の本質で蒋介石総統の政治思想です。



蒋介石の座像は高さ6.6mもあり迫力があります。



衛兵交代式です。



皆さん背格好も同じぐらいで美男でした。



陳列室には蒋介石氏の過去の功績に関する展示物が並べられています。
執務室を再現した部屋の蒋介石の蝋人形は本物そっくりです。(実際の本物は知りませんけど)



1955年にフィリピン華僑が蒋介石に送った特別車が展示されています。



戦車より堅牢だといわれる特別車で地雷を踏んでもびくともしないといわれ、GM特製の防弾仕様のようで分厚いガラスになっています。



次回は花蓮・太魯閣の紹介です。

海外の都市の紹介、 その106-2 『台湾ブラブラ観光旅行-台北101、四四南村』

2014年02月17日 | 海外の都市の紹介
台北101周辺は巨大なオフィスビルが並び、 街並みも広々して近代的ですが台湾らしさ感じません。
トッポパパが訪台したころは、ここに超近代的な街が出現するとは思いもしませんでした。
台北101ビルの正式名称は『台北金融大樓』ですが、愛称の『101(イーリンイー/イチマルイチ)』の方が親しまれているようです。



現在は世界一の座をドバイのブルジュ・ハリーファに譲ってしまいましたが、台湾・台北のランドマークとして依然として存在感を示しています。



台北101の近くに『四四南村』と呼ばれた集落があります。 
かっては『眷村(=けんそん ジュエンツゥェン)』と呼ばれ、第二次大戦後、大陸での内戦に敗れた国民政府とともに、兵士とその眷属(親族)が台湾へと海を渡ってきました。
百万人以上の移住民を収容するため、日本時代の家屋や住宅街を改修し新しい集落が形成され、これが『眷村』です。



台北101はフロアが101階あるところから101が通称になっています。
全面ガラス張りの近代的建築で、輪郭は伝統的な宝塔と竹の節がイメージされています。



現在の四四南村には、区民館、軍人村の博物館、藝術品の展示会場、カフェという形で利用されています。
一番人気のカフェは『好丘』というカフェで、カフェの英語名は『Godd Choice』と書かれていました。
丘という漢字の意味は、いいものが一つの屋根の下に集まっているという意味もあり、好丘と命名されたようです。



四四南村は、蒋介石とともに台湾に渡ってきた国民党軍人の村で、住民が第四四兵工場で働いていて、村がその工場の南に位置していたため、四四南村と呼ばれるようになったそうです。
レトロな建物と現代のビルの融合の写真を撮ってみました。



当時の国軍は中国各省の出身者で構成されていたため、四四南村独特の文化を持つようになりました。
言語も風俗も衣服も食文化もそれぞれ違う人々の村は、それまでの台湾の村落とは全く異なるものだったようです。
現在はその眷村独特の景観を利用して、眷村に住んでいた人々の生活を紹介したり、若いアーティストの作品を展示する場になっています。



周辺の近代的なビル群との狭間にあり、不思議な空間を形成しています。
四四南村は新しいタイプの観光名所として注目を集めていくのでしょう。



曇天でしたが夕暮れ時なると、徐々にライトアップされると台北101がより浮き上がってきます。
丸く中が四角のデザインが観えますが、これはお金を表しているそうです。
『台北金融大樓』というので、このデザインが採用されたのでしょうかね。



新年へのカウントダウン時には台北101で花火(爆竹)が上がるようです。
ネットにて転載可のその模様の写真がありましたので、同アングルの写真を転載させていただきました。



アップで写真を撮ると、お正月なので『大吉』のイルミネーションが点灯しました。



これから中正記念堂へ向かいます。

海外の都市の紹介、 その106-1 『台湾ブラブラ観光旅行-龍山寺(ロンサンスー)』

2014年02月16日 | 海外の都市の紹介
トッポパパがいつまで海外へ出掛けることができるかわかりませんので、元気なうちにトッポママと40年来の現地の友人(先輩)を訪ねながら観光旅行をしてきました。
トッポパパは最初に台湾を訪問したのが28歳のときで、ちょうど今から40年前のことです。



台湾はちょうど旧正月の最中でもあり、まずは1737年に建立された、台湾で最も古く、そして有名なお寺の『龍山寺』を訪問しました。
総面積1800坪余り、中国南方の宮殿式建築で、本尊をおまつりした正殿を、前殿、東西の鐘楼、鼓楼、そして後殿が囲む『回』の形をした構造となっています。



正面入り口左右に配された一対の『銅雕龍柱』は、台湾唯一の銅製の龍柱で約100年前の作品です。




この龍山寺、実は台北では最も歴史がある「万華」という地区にあり、たくさんの神様が仏教道教にかかわらず一堂に集まっています。



参拝に来る人のお供え物がたくさん並べられています。
現地の人にこんなにたくさんのお供え物はどうするのですかと質問したところ、参拝者は持ってきたお供え物は自分で持って帰るそうです。
お坊さんの後処理が大変だと思ったのですが、日本とはお供え物に対する考え方を異にするようです。



龍山寺の御本尊は木製の観音菩薩で、龍山寺に来たら必ず参拝しなければならない神様です。
第二次世界大戦のとき、一度空襲に見舞われ、お寺全体が焼けてしまったのにかかわらず、観音菩薩だけは、傷一つつけず無事だったといわれているほど、霊験あらたかな御本尊です。



台湾式のお参りの仕方は、お線香を頭上に掲げ、三度拝礼(三拝)します。
お願い事をする場合は、自分の名前、住所、生年月日、職業などを、はっきり伝えます。
台湾の神様はとても忙しいので、自己紹介&PRをしっかりやらないと、お願い事を聞き入れてくれないそうです。



周囲には黄色の提灯がたくさん並べられています。



参拝後近くにある有名な夜市を少し歩いてみました。



トッポママは飲んだことがないということで、椰子の実ジュース?に挑戦です。
美味しいか美味しくないかは個人の好みのようです。



この後、台北101に向かいます。

海外の都市の紹介、 その105-11 『My Last Trip? to Singapore』

2013年10月24日 | 海外の都市の紹介
帰国前日の午後、もう一度インフィニティ・プールからの景色を眺めに行きました。



曇り空でしたが夜の景色とはまた違い、気持ち良い空間が広がっています。





何処の国からの訪問客か分かりませんが、ちょっとボブサップ似のご夫婦も楽しんでいました。



全長150mと長いので、混雑していなければ結構泳ぎも楽しめるようです。



トッポパパは泳ぐというより、露天風呂感覚です。



200m上空から見下ろすシンガポールの市街地は、世界でも有数の近代都市の景観です。







泳ぎ疲れた人は、大型船が行き来する海を眺めながら、ジャグジーで温泉気分を味わえます。



昨年末退職しましたが、現地の人たちが感謝の気持ちということで素敵なケーキをご馳走してくれました。



皆さんと楽しい時間を過ごしました。
心から、皆さんのご活躍を期待しています。



アルバム整理感覚でのブログでしたので長くなりました、申し訳ありません。

海外の都市の紹介、 その105-10 『My Last Trip? to Singapore』

2013年10月23日 | 海外の都市の紹介
マリーナ・ベイ・サンズのすぐ隣りの海側に、巨大な植物園・ガーデンズ・バイ・ザ・ベイがあります。
トッポママが一人で写真を撮ってきてくれました。



中心部には、高さ25~50mある人工の木『スーパーツリー』が聳え立っています。



散策路として歩道橋が通されています。



水路越しのシンガポールフライヤーも絵になります。



フラワードームにはいると各国の植物が観られるようですが、今回は時間がありませんでした。



トッポママ、他の人に写真を撮ってもらったようです。



こんなところにもマーライオン?がいます。



これらのスーパーツリーは太陽光のエネルギーを利用するための機能が付いています。



一番高い50mのツリーの頂上部には、レストランの『スーパーツリー・ダイニング』があります。



スーパーツリーからのマリーナ・ベイ・サンズの景色はこうなります。



次回が最後になります。

海外の都市の紹介、 その105-9 『My Last Trip? to Singapore』

2013年10月21日 | 海外の都市の紹介
こちらの水族館には南アジアからアラビア湾にかけて生息する海洋生物たち、800種類以上が展示されています。



悠々と泳いでいるのは、全長8メートルにもなるマンタ(オニイトマキエイ)です。





中東地域の水槽にはカラフルな熱帯魚?がたくさん観られます。





最近人気のクラゲですが、おもしろい動きをするので観ていて飽きないです。





水族館の後は中華街に寄ってみました。
何処の国も中華街は活気があって独特な雰囲気があります。



トッポママが一度経験してみたいとのことで『ドクターフィッシュ』も体験しました。
効果の方はどうなんでしょうね。



お腹も満腹になり記念撮影です。



続く...........................................................................。

海外の都市の紹介、 その105-8 『My Last Trip? to Singapore』

2013年10月20日 | 海外の都市の紹介
セントーサ島へ向かいます。



昔はセントーサのゴルフ場へ船で渡った記憶がありますが、まるで違う世界になっているようです。



USS(ユニバーサルスタジオ・シンガポール)が人気のようです。



時間の関係で中に入るのは諦めましたが、記念撮影だけしました。



早朝なのでまだ混雑はしていませんが、子供さんたちには人気スポットなのでしょう。
セントーサ島には、中華系のカジノがあり高額が動いているそうです。



世界最大のOCEANARIUMという水族館の中に入ってみました。



水族館のメイン水槽は、日本製の世界最大のアクリルパネルの水槽がありました。
そういえば以前日本のテレビ紹介されていたような気がします。



アクリルパネル越しなのであまり鮮明な写真は撮れませんが、いろいろな魚を観ながらシャッターを押していました。



水槽の大きさは世界最大級というだけあってスケールが大きいですが、特に目新しい魚はいないようです。



トッポママもちょっとお疲れのようです。



続く.........................................................................。

海外の都市の紹介、 その105-7 『My Last Trip? to Singapore』

2013年10月18日 | 海外の都市の紹介
高さ200m、57階建ての3棟のホテル屋上は1ヘクタールのテラスで繋がっています。
全長150mのインフィニティ・プールからの景色です。





トッポパパは50歳を過ぎてもプールで1-2Km泳いでいたこともありましたが、首の手術後はプールに入ることもありませんでした。
こんな夜景を見ながらプールに入ることになるとは夢にも思いませんでした。

















素晴らしい夜景を堪能しました。
日中の景色はまたちょっと違うのでしょう。

続く............................................................................。

海外の都市の紹介、 その105-6 『My Last Trip? to Singapore』

2013年10月17日 | 海外の都市の紹介
美味しい中華料理を堪能ているうちに夕暮れになり、Marina Bay Sands Hotelが夜景に変わりました。



こちらのホテルはフラートン・ホテルです。
セントラルビジネス地区に位置しマーライオンパークを見下ろす位置に建ち、最高級の5星ホテルです。
1829年、Fort Fllertonとして建設された建物は、戦後、GENERAL POST OFFICE として機能し、歴史を感じる風貌が特徴です。



ホテルに戻り、地上200メートルと世界一高い場所にあるインフィニティ・プールへカメラ片手に向かいました。



ママのコンパクトカメラでは、明るさが足りないとどうしてもボケてしまうようです。



プールサイドはこんな感じです。



トッポパパ、プールで泳ぐことなど何年ぶりです。



夜9時過ぎなので、思ったほど混雑していませんでした。



プールの中でカメラを持ち上げながらの撮影は、細かい設定ができないのでうまく撮れませんね。



こちらは、トッポママが撮ってくれました。



地上200メートルのプールの端はどうなっているのか気になります。



次回プールからの夜景を紹介します。

続く.................................................................。

海外の都市の紹介、 その105-5 『My Last Trip? to Singapore』

2013年10月16日 | 海外の都市の紹介
上半身がライオン、下半身は魚の像のマーライオンの由来は、シンガポール近辺にかつて栄えた都市の名『タマセク』(ジャワ語で海の意)にちなみ "Mermaid(人魚)" と、シンガポールの名の元になったライオンを合体させたと言われています。



こちらは通称ドリアンと呼ばれている『Esplanade(オペラハウス)』です。



シンガポールには政府が認めたマーライオンが5頭いるそうです。
マーライオンパークには2頭?いて、有名なマーライオンの後ろにあって、口から水をちょろちょろ出しているのが子供のようなマーライオンです。



親子のようだと良く言われますが、実は小さい方が親(先に建てられた?)だという話もあります。



マーライオンパークより超高層ビル街を望みます。



これから景色を眺めながらレストランで夕食です。



トッポママのリクエストにお応じて北京ダックを注文しました。



現地駐在員の家族と一緒に乾杯!です。
こどもさんの成長にいつも驚かされます。



レストラン前からもう一度記念撮影です。





これからホテルに戻りスカイプールに行くことにします。

海外の都市の紹介、 その105-4 『My Last Trip? to Singapore』

2013年10月15日 | 海外の都市の紹介
トッポママが撮ったシンガポール市街地の景色です。



マーライオン側から少しズームアップしたMarina Bay Sands Hotelです。



さらにズームアップすると3棟のホテルは屋上にある1ヘクタールの空中庭園『サンズ・スカイパーク』で繋がった形がよくわかります。
現在はシンガポールを一望できる展望台として観光名所となり、地上200メートルと世界一高い場所にある『インフィニティ・プール』の椰子の木も望めます。
インフィニティ・プールからの景色は後日紹介します。



右側の蓮の花の形をした巨大な宙に浮く玉のような建物は、展示会形式の博物館『アート・サイエンス・ミュージアム』です。
美術・科学がテーマのミュージアムでユニークなデザインの建築物です。



世界最大の観覧車、シンガポールフライヤーです。
地上165メートルのフライヤーからは、マレーシアやインドネシアの一部まで眺められます。



世界三大がっかり名所の一つとして有名な(他はコペンハーゲンの人魚姫の像、ブリュッセルの小便小僧です。)シンガポールのマーライオンですが、周辺の景色はここ数年様変わりしていますので、周辺の景色を含めると近々汚名返上できるかもしれません。



トッポパパの写真はさておいて、参考までに日本三大がっかり名所も紹介します。
日本三大がっかり名所とは、札幌の時計台・高知のはりまや橋は共通の意見ですが、3つ目には沖縄の守礼門・長崎のオランダ坂などのようです。
第1位 高知のはりまやばしはブログでも紹介しましたが、ただの交差点の名前かと思うほど橋の感じがしなくて、呆気に取られてしまいました。
第2位の札幌の時計台も紹介しましたが、あまりにも市街地の中心部にあるのでビルに挟まれ北海道のイメージとはちょっと違いました。
第3位 (他にも名前があがっています)オランダ坂も行ったことがありますが、ただの坂でした。



がっかりか、がっかりでないかはさておき、もうここに来ることはないのでは思うので、たくさん写真を撮りました。



夕食をとるレストランの前でパチリです。



今ではシンガポール駐在歴では指折りに入るベテラン駐在員です。
長い間ほんとうにご苦労様の一言です。



続く................................................................................。

海外の都市の紹介、 その105-3 『My Last Trip? to Singapore』

2013年10月14日 | 海外の都市の紹介
Afternoon Teaを楽しんだ後はラッフルズ・ホテル(Raffles Hotel)へ移動です。



ラッフルズ・ホテル(Raffles Hotel)はシンガポールの最高級ホテルの一つで、伝統的な白亜のコロニアルホテルです。
客室数は103室で、シンガポールの最高級ホテルの中で客室数は一番少ないそうですが、全室がスイートです。



現在はシンガポールの文化遺産にも指定されているラッフルズ・ホテルは、いまだイギリス植民地時代の雰囲気を色濃く残しています。



シンガポールを訪れた多くの著名人たちにも愛され、サマセット・モームが『東洋の貴婦人』と称賛し、村上龍の小説『ラッフルズホテル』の舞台にもなりました。



もともとは、このホテルはシンガポール在住の欧米人や欧米人旅行者の社交の場として設立されたそうです。



このホテルから生まれたカクテルがあります、それがシンガポールスリングでその名の通り、シンガポール生まれのカクテルです。



1915年、シンガポールのラッフルズ・ホテルのバーテンダーであった、Ngiam Tong Boonが最初に作ったのが始まりとされています。
早速トッポママもトライしてみました。



シンガポールスリングは税抜きでS$20前後(約1600円)ですが、.10%のサービス料と税金が加算されるので,1グラス約2000円前後になります。
フルーティで少し甘く,飲みやすいカクテルですが、トッポパパ的には常夏のシンガポールでは冷え冷えのビールが一番ですね。



Afternonn Teaと同様に、ラッフルズ・ホテルの『ティフィン・ルーム』での『ハイ・ティー』がお勧めと聞きました、ご参考まで。



午後のひと時、中庭の散歩とショッピングを楽しみました。



これから、マーライオン周辺へ移動します。
トッポママ同伴なので、観光ルート訪問は欠かせないようです。 

余談ですが、顔にお面かぶせる写真整理は手間がかかりますね。

続く........................................................................。

海外の都市の紹介、 その105-2 『My Last Trip? to Singapore』

2013年10月13日 | 海外の都市の紹介
マーライオン側から海越し(水路越し?)のMarina Bay Sands Hotelの全景です。



部屋からは植物園が観えます。
トッポママが散策してきましたので、後日紹介します。



こちらのドーム状の建物も植物園のようです。



遠方に船が観えますが、こちらは南シナ海かマリーナ湾になるのでしょう。



Singaporeはここ10数年、東南アジアの要として急速に近代化が進んだように思います。



それにしても斬新的な建築物や、アートのようなモニュメントが多いです。



娘たちが子供のころですから、20数年前に家族旅行でSingaporeに来たことがあります。
トッポママにその時パパはすぐに帰ってくるからと家族をホテルに残し会社に行ったきりなかなか戻らなかった。
最初から遅いと言ってくれればAfternoon Teaを楽しんだのにと、昨日のことのように文句を言われました。



Afternoon Teaとは? 午後の紅茶! 紅茶を飲めなかっただけで20年以上たっても文句を言われるのか!
トッポパパの周囲にいる中年の男性諸兄の口からはAfternoon Teaなる言葉など聞くよしもなく、この年になって初めて分かりました。



でもって、最初の行事?はAfternoon Teaです。



何やらクリスマスツリー状のプレートの上に、ケーキなどいろいろなものが並べられ紅茶を飲むようです。
これ品数が結構多く昼食の代わりにもなる量です、でもAfternoon Tea??とは!
4人で2人分で十分だと思うのですが、そのような注文ができるのか定かではありません。

プチケーキなどがたくさん残ったので持ち帰ればと思い、持ち帰りできますかと聞いたところていよく断られました。
美味しそうに食べている現地駐在員と、いままで50回以上もSingaporeでご一緒していますが、Afternoon Teaなる言葉は聞いたことないぞ!



日本にもたくさんあると聞き、これは女性の世界のことなんだと理解しました。
そういえば女性の客ばかりでした。

続く........................................................................。

海外の都市の紹介、 その105-1 『My Last Trip? to Singapore』

2013年10月12日 | 海外の都市の紹介
またまた久しぶりの更新です。
久しぶりに嫁さんを連れてSingaporeへ出かけてきました。
引退前は年に数回は仕事で訪問していたSingaporeですが、家族旅行となると嫁さん曰く20数年ぶりの訪問です。



数年前に完成したSingaporeのMarina Bay Sands Hotelです。
ドコモの宣伝でスマップがSky Poolの紹介をしていました。
今回は嫁さん同伴ということもあり、奮発してこちらに滞在することになりました。



シンガポール市内中心部に立地し、カジノ、大規模ショッピングセンター、数多くのダイニングや劇場、コンベンションセンター及び展示会場など様々な設備を兼ね備えた他に類を見ない高級ホテルです。



3棟に分かれたホテルの最上階が船の形でつながり、2561室もある巨大なホテルです。



入口周辺には、超高級車がこれ見よがしに駐車しています。



一度ぐらい贅沢しても罰が当らないでしょう。



各棟にReceptionがあり、Check-Inも思いのほか早く済みました。



見上げると吹き抜けで、自然採光が行き届き開放的です。



有名brandのお店が縦横に立ち並び、女性には2-3日かけてもすべて見ることはできない規模だと現地の人が話していました。(危険がいっぱいです



ではトッポパパもと、ユニクロで身支度しました。



以前は仕事中心ですが、今回は嫁さん主体の観光旅行?のようでどうなりますか!!!

続く.......................................................................。

海外の都市の紹介、 その104-2 『SIENA』

2012年05月25日 | 海外の都市の紹介
シエナの誕生の歴史は紀元前700年以上前に遡ります。
ローマ建国の立役者である、牝狼に育てられたとされる二人の王子、『ロムルスとレムス』は権力争いの結果、ロムルスが勝利し、紀元前753年4月21日自分の名前を取ったローマを築きます。

レムスの子供『セニウスとアスキウス』兄弟は、トスカーナ地方まで逃げ延び、国を築いたのがシエナの始まりです。
シエナは、『セニウス』の名前から、当初『セナ』と呼ばれましたが、その後『シエナ』になったそうです。
シエナは、ローマ時代より金融業や商業で発展し、12世紀の頃にはフィレンツェと張合う程の都市国家として繁栄しました。



セニウスとアスキウスはローマから逃げる時、祖国ローマの紋章、『双子に乳を与える牝狼』の印を持ってこのトスカーナの丘にたどり着き、シエナを建国したのだといわれています。
『双子に乳を与える牝狼』はローマと同じくシエナの象徴ともなています。
そのため、街中に狼と二人の赤ん坊の像が見られます。



カンポ広場から10分程歩いて坂を登った市の一番高いところにあるのがシエナの大聖堂(ドゥオ-モ)です。
12世紀に着工されましたが、途中疫病の発生などで、完成したのは200年後になります。
そのためロマネスクとゴシックの建築様式がミックスされています。
さすが芸術の国イタリアならではの豪華な装飾は、現代建築にも通用するモダンなファサードのデザインです。
三つの尖塔部分の三角形にはモザイクで、それぞれ『聖母の戴冠』『聖母誕生』『聖母の宮参り』が施されています。



内部も床から壁まで見事な装飾が施されています。
身廊は白黒大理石のゼブラ模様が特徴的で、神秘的な雰囲気を醸し出しています。



ネット情報による、ゼブラ模様の由来です。
『セニウスとアスキウスが神から与えられた白い馬と黒い馬に乗ってきたことから、また一説には運命の女神ダイアナと太陽の女神アポロンにいけにえを捧げたところ、ダイアナの神殿から白い煙が、アポロンの神殿から黒い煙が上がった為、シエナの紋章は白と黒となったといわれている。』



2世紀にわたって総勢40名もの芸術家たちが緻密に制作したと言われる装飾は見事です。
身廊の天井には星が表現され、中央祭壇にはブロンズ製天使像の燭台と、その下にもブロンズ製天使像の燭台が置かれています。



堂内の左側廊がピッコローミニ図書館です。
天井も壁も美しい絵画で埋め尽くされ、窓から差し込む光で部屋内部が輝き、部屋全体が芸術作品のようです。

壁にはシエナ出身の教皇、ピウス2世の生涯が描かれています。
ピッコローミニ枢機卿が、叔父のピウス2世の蔵書保管のために建設を命じ、完成は1495年ですが、1502年から3年をかけてピントゥリッキオが『ピウス2世の生涯』を壁面いっぱいに描きました。



図書館とされるのは、1495年、枢機卿ピッコローミニ枢機卿が教皇ピウス2世の蔵書保管のため、翼廊内に図書館を増設したからです。
部屋中央に置かれた三女神の彫像があります。
壁面に描かれた絵は平面に描かれていますが、遠近法を使ったフレスコ画です。



ピッコローミニ図書館の天井です。
驚くほどの色彩の美しさです。



続く..........................................................................。