走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

The☆STAR/綾戸智恵 

2010年04月17日 23時47分24秒 | つぶやき
 今夜のNHK衛星第2で「ザ・スター」という番組があった。
 今夜は綾戸智恵さんが主役。

 彼女のトークと素敵な歌が聴けた。
 私が彼女を知ったのは、ある電器メーカーの本社に行ったとき。
 そのときに同社の最新のオーディオルームを紹介してくれたときにかけてくれた音楽が、
 綾戸智恵さんの「テネシーワルツ」。
 歌を聴いて身体が震えた。
 初めての経験。

 恥ずかしい話だが、それまで綾戸智恵さんを知らなかった。
 帰ってすぐに彼女のCDを買いに行った。
 もちろん「テネシーワルツ」が入ったCDである。

 昔、江利チエミさんが「テネシーワルツ」を唄っていたのを思い出した。
 でも、江利さんとは随分ちがう「テネシーワルツ」だった。
 最初は外国人の女性歌手かと思ったくらいである。

 それから綾戸智恵さんの大ファンになった。
 彼女のCDを集めるようになった。
 彼女の人生観を知るために文献や資料で彼女の人生を追った。

 壮絶な人生であった。
 あの振り絞る声。
 小さな身体で大きな人の何倍もの声量。
 
 今日のエンディングの曲は、「For once in my life」
 訳するなら、さしずめ

     「たった一度の人生だから」

 常に自分の最善を尽くして歌うという彼女。
 見習いたい。

小さな一歩

2010年04月17日 23時31分43秒 | うれしい
 今日、正午から三番町のシネマサンシャインの駐車場北にある「じい家(や)」さんの前でミニミニ産直市があった。
 NPOユニバーサルクリエートが試験的に行った活動である。

 目的は、チャレンジドが挑戦している農業就労から産出される農産物を直販する仕組みを確立するため。
 そして、中心市街地の活性化にチャレンジドの人たちが一役かうこと。
 そのことが何よりも彼らのやりがいとなる。
 将来的にはユニークなコミュニティビジネスへとつなげていく考えのようだ。

 見に来て欲しいと言われたので覗きにいく。
 ちょうど到着した時、結構人が集まっていて盛況だった。
 野菜だけでなくパンや魚介類も売っていた。
 どれも低価格で新鮮である。

 チャレンジドのための就労先をいろいろと営業して回ったが、なかなか見つからなかったと佐伯代表は言う。
 また、彼らの能力を有効に活用するには「農業」という産業が魅力的だと気づいた。
 お好み焼き屋さんの「すみれ」の芳野社長は、チャレンジドのために「きゃべつプロジェクト」を起そうとしてくれている。
 ただし、無農薬栽培を求められており、その求められるクオリティは高い。
 しかし、顧客の高いニーズに応えていかなければ明るい未来はないと思う。
 今日も佐伯代表は東奔西走する。
 その行動力には舌を巻く。

 そして、何よりも今日、場を提供してくれた「じい家」の森さんにお礼を言いたい。
 それから、ボランティアで棚を作ってくれた「未来本舗」の小野下さん、ありがとうございました。
 このようにチャレンジドが、地域社会に受け入れられるシステムづくりに協力いただければ、とても素敵な地域社会になると思います。

 ちなみに「じい家」のカレーはうまいです。

   

桜の街路樹

2010年04月17日 23時14分05秒 | 地域情報/その他
 今年の春は異常気象である。
 桜が散らないというまことに変な現象が起こった。

 でも、一つだけうれしいことがある。
 松山市の三番町の街路樹の桜が今も散らずに残っている。

 全国的にも珍しい桜の街路樹。
 この季節に本市をおとずれてくれた人たちには必ず喜んでもらえる景観である。

   

心の感謝状

2010年04月16日 23時55分01秒 | うれしい
 今日帰宅すると、立岩公民館長だった松田宣孝さんから退任の葉書が届いていた。
 三期6年、そのうち4年間をごいっしょさせていただいた。

 最初から、ご迷惑をいろいろとおかけしながら、そのことには一切ふれられなかった。
 父親のような優しさだった。

 まちづくりの活性化についていろいろと教えていただきながら、過疎化するまちの現実を教えていただいた。
 必死でまちの再生について考えておられた。

 そんな松田公民館長を見ながら、何もできない自分を歯がゆく思った。
 何かできないか...

 「子どもの声がなくなったまちに、未来があるんじゃろうか?」

 自分ができること。
 まず、放課後子ども教室を開設すること。
 担当スタッフは、私のその思いを受け止めてくれて、実現へ向け何度も何度も現地に出向きカタチにしてくれた。
 ボランティア・スタッフを見つけるために地元の聖カタリナ大学に出向き、お願いもしてくれた。
 ひとりの大学生が手を挙げてくれた。
 私たちの仕事は、地域の人たちのボランティアで成り立っている。
 それがわかっているつもりでも涙がこぼれそうになる。

 次に立岩ダッシュ村を企画し、カタチにする。
 大変なご苦労をおかけした。
 特に松田公民館長には。

 そして、今日の新聞に「立岩小学校に学校バスが導入された」という記事。
 地元の悲願でもあった。
 たった一人の熱き思いがここまで地域を動かし、少しづつであるがカタチになり始める。

 葉書には、「大変お世話になりました。本当に楽しい公民館活動でした。ありがとうございました」と添え書きがあった。
 
 いえいえ、こちらこそありがとうございました。
 たくさんの学びとたくさんの感謝、何を大切にしなければならないかを教えていただいた4年間でした。

 残念ながら私には感謝状を出せる権限がありません。
 でも、松田公民館長を含めたすべての公民館長に心の感謝状を贈りたいと思います。

 

心にも桜が咲いた

2010年04月15日 06時22分41秒 | うれしい
 うれしい便りが届いた。
 公民館関係者ではなく、地域の別の団体の人からである。
 
 お礼の葉書であった。
 私自身は、お礼を言われるようなことをしたわけではない。
 
 時として当たり前にしたことに対して感謝されることがある。
 自分たちの仕事は、そういう機会に恵まれている。
 現場にいればいるほど、その機会が多い。

 そう考えると、私たちは当たり前のことを当たり前に仕事をするところから始めればいい。
 ただし、こちらサイドの視点から行動するのではなく、相手の視点から行動することも秘訣かもしれない。
 この人は本当に困っているのか。
 その困っている根っこは何なのか。
 それが自分の権限で対応できることなのか。
 解決するためにはどんな力を借りたらいいのか。

 そのように突き詰めていくと自ずと解決策が見えてくる。
 
 一人でも多くの仲間が、そんな行動を起こしてくれれば素敵なまちになっていくんだと思う。

無縁社会

2010年04月14日 00時54分58秒 | つぶやき
 先日、NHKでショッキングな番組を見た。
その番組は「無縁社会」。放映後、様々な人たちにセンセーショナルな影響を与えた。

 そして、週間ダイヤモンドでは2010/04/03号でこのテーマを取り上げている。
地域コミュニティの現場にいる者として、その現実を突きつけられた思いである。
同号のサブタイトルは「おひとりさまの行く末」。
他人事ではなく少子化、晩婚化、高齢者世帯の行く末でもある。

 記事の中にNHKの制作スタッフのインタビュー記事が掲載されていたので、その一部を紹介しよう。


 世の中が「無縁社会」へと進展している。
 このことが、人の心に「不安」という暗雲をたちこませることになっており、明るい社会を見出せないため、閉塞感に満ち満ちてしまっているような気がする。

(私見)未来を明るいものに感じさせれない私の仕事に責任がある。

 「無縁」とは、自分の支えになるような縁を感じづらい社会、自分の暮らしや命を支えてもらっているとなかなか実感できない社会のこと。
 また、近所や親戚づきあいもあるのに、その人が本当に望む生き方ができない、老後をどう過ごし、どこで死を迎えたいかという自由が保障されていない。

(私見)介護制度など社会保障制度を根本的に見直す時期にきていると思う。
    そういえば、スウェーデンではそのほとんどが自宅で最期を迎えられる
    ようになっていたなあと思い出した。

 頑張って生きてきた人たちが、自分の証を残せずに死んでいく社会なんておかしい。

(私見)そのとおり

 今の「無縁」というのは、親族や故郷はあるんだけど、それらが機能していない。
 縁がないのではなく「縁が機能していない」ということ。

(私見)なるほどである

 「縁」の意味としては、2つあると思うのです。
 1つは安心感という心のつながり。
 もう1つは、例えば介護が必要なときにシグナルが出せて、なんらかのサービスに引っかかるという社会の救済システムです。
 このうち、公的なシステムは完全に欠落しています。
 しかし一方で、公的機関はその認識に欠如している。

(私見)痛いお言葉

 本来、公が担うべき社会保障システムをこれまでは家族や企業などに一部分を負わせてきた部分がある。
ところがここにきて、その仕組みから排除されている人がどんどん出現してきて、救済システムが追いついていない。

(私見)近年、この排除されている人が本当に増えていると感じる。
    おそらく公だけでは追いつけなくなっている。
    今一度原点に立ち返り、地域社会全体で協力し合う仕組みづくりと
    行動が喫緊の課題だと改めて感じた。

楽しかった...

2010年04月13日 22時26分00秒 | つぶやき
 4月半ばがきてもまだ、歓送迎会に招待される。
 今夜も前の職場の人たちとの歓送迎会。

 元部下からは「課長はほんまにおもろかった」と最大の賛辞を受ける。
 どうおもしろかったのか聞くと、「どこがと言われても...」と困った様子。
 「でも、ほんまに楽しかったんです」

 よくよく考えると、つらいときはつらい顔、困ったときは困った顔、機嫌の悪い顔などなど、ちっとも楽しく仕事をさせたとは思わないのだが、でも「楽しかった」と言ってくれる。

 お茶らけで、いい加減な私より、君たちが居たからこそ楽しい職場や仕事が出来たと思っている。
 でも、自分で言うのもなんですが、本当に楽しかったと私も思う。

 「とにかく変わりもんの課長でした」
 「普通よ!!」
 「そう思っているところが変わってるんですって」
 「やっぱりヘンタイやな(大笑)」

 部下たちと楽しく過ごせた4年間でした。

広報委員会

2010年04月12日 23時38分30秒 | 職場の出来事
 道後支所が所管する地域は大きく分けて道後地区と湯築地区に分かれます。
 そのため、さまざまな団体が×2あるわけです。

 8日は道後地区の広報委員会があり、今日は湯築地区の広報委員会があり、どちらも支所長である私が対応することになっています。
なにぶんにもはじめての経験なので、地域の人たちや部下たちに助けてもらいながらの準備、本番です。

 それぞれの地域性があり、公民館で経験したことを実践しているような感じでしょうか。
今のところ一日があっという間に過ぎていき、一つひとつを押さえ込むのが必死かなという感じです。
 何よりも地域の人の顔と名前を覚えようとがんばっているのですが、何せ歳をとってきたせいか頭に入ってきません。
もともと記憶力はよくないので、人一倍努力の必要があるようです。

 でも地域の人たちがやさしいので、(地域の人の)懐に入っていくのにそれほど時間がかからないかもしれないと思う、今日この頃です。

夢の扉 ~秋元義彦さん

2010年04月11日 23時28分23秒 | びっくり
今夜のTBS系の番組「夢の扉」を見ていて、素敵な人を見つけたので紹介します。
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TBS「夢の扉」のホームページ(http://www.tbs.co.jp/yumetobi/)より

 普通に食卓に並ぶパン。
 ただ、これまで長期保存が出来るものはなく10日程過ぎれば、カビが発生して食べられなく
なるのが通常でした。
そんなパンを美味しく長持ちするものに出来ないかと考え成功した人がいます、栃木県那須塩原で
パン店を経営する秋元義彦さんです。

 秋元さんはパンの長期保存を成功させるためにいろいろなことを試してみました。
その中で、成果が見られたのが缶詰でした。
そして試行錯誤のうえ、パンを特殊な方法で缶詰めにすることで3年間の保存が出来るように
なったのです。
そして、保存食として「パンの缶詰」を販売してきた秋元さんは、リユースという考えから2年ほど
経過した「パンの缶詰」を飢餓や被災地で苦しむ人たちのために回収し、世界に送る活動を始め
ました。
そんな秋元さんは、1月12日に起こったハイチの大地震の被災者にこの「パンの缶詰」を送ろうと
動き始めています。
秋元さんの活動に密着します。

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 秋元さんの凄いところは、リユース(再使用するという意味)をビジネススキームの中に組み込んだということです。
今世の中は、市場原理主義の経営方法について懐疑的な意見が出始めています。
社会起業家としてのスタンスを貫くためには、秋元さんのように一ひねりいるのかもしれません。

子どもたちが主役の入学式

2010年04月09日 23時41分15秒 | 地域情報/その他
 今日も昨日に引き続いて地元の道後中学校の入学式に来賓として出席してきました。
 今日は、市長祝辞の代読がなかったので正直、緊張感が違います。

 式の前に校長先生から、「ひとつだけお願いがあります。来賓紹介ですが、子どもたちが主役なので(あまり時間が取れないため)来賓紹介を皆様一緒に紹介させていただきたいのですが、かまいませんでしょうか」

 内心「子どもたちの事を本当に考えている先生だなあ」と思いました。
 式の間も、背筋がピンとしていて、こういう人を「凛として立つ」というのだろうなと思いながら、とてもすがすがしい気持ちになれました。

 

誇りと品格を持つ

2010年04月08日 21時06分26秒 | ちょっといい話
 心が萎えそうに成るとき、サントリーが毎年贈る新成人向け新聞広告が中古になった私にも勇気をくれるのでご紹介しょう。


新社会人おめでとう。
この言葉を私は十年、フレッシュマンたちに贈ってきた。
だが今年は少し趣をかえる。
何十年に一度の不況のときに君は出発する。
これを不運と思うか?
違う。チャンスだ。
今この時こそが“千載一隅”だ。(辞書を引きなさい)
今、日本も世界もさまざまなものが変わろうとしている。
政治のあり方も、経済のとらえ方も企業の理念さえ揺らいでいる。
あらゆるものが見直されている。
自分たちだけが富や幸福を得ればいいという考えでは世界は閉塞するのがわかった。
エリートや、特権を持つ人々のやり方は通用しなくなった。
では何もかもが変わるのか?違う。
世の中がそう易々と変わるものか。

          

千載一隅。
汗をかこう。
誇りと品格を持て。
道に迷ったら元の場所に帰るのだ。初心にかえろう。
基本にたちかえろう。皆がしてきたことをやるのだ。
“汗をかこう”懸命に働くのだ。
これを君たち若者がダサイと思うなら、君たちは間違っている。
真の仕事というものは懸命に働くことで、自分以外の誰かが豊になることだ。
汗した手は幸福を運んでいるのだ。
だから仕事は尊いものなのだ。仕事は君が生きている証しだ。
ならば働く上で、生きる上で大切なものは何か。姿勢である。
どんな?
それは揺るぎない。
“誇りと品格を持つ”ことだ。
これを実行しようとすれば、それは夕刻には疲れも出るだろう。
そんな夕暮れは、喉に爽風とおるがごときハイボールの一杯で元気をとりもどそう。
君に乾杯。

伊集院 静

湯築小学校の入学式

2010年04月08日 20時30分52秒 | 地域情報/その他
 今日の午前中は、湯築小学校の入学式に市長代理で出席をしてきました。
 天気は快晴。
 校内の桜もなんとか散らずにこの日を待っていてくれたようです。

 そして、つぶらな瞳だらけの会場で、何度読んでも緊張してしまう祝辞の代読。
 この子たちが6年間でどのように変わるのだろうかと想像しながら、自然にほころぶ笑み。
 
 とても素敵な入学式でした。

 式が終わって職場に帰ると、後輩からメール。
 「もう帰られましたか?いい記念になりました。ありがとうございました。」とお礼メール。
 そういえば、後輩たちも子どもの入学式に出席していたんだなあと思うと、大切な記念日に役不足で申し訳ないという思いが募りました。

ソトコト5月号に知り合いが...

2010年04月07日 23時38分24秒 | びっくり
 皆さんは「ソトコト(http://www.sotokoto.net/jp/)」という雑誌をご存知ですか?
ロハスピープルのための快適生活マガジンと銘打って、「社会貢献のヒントがいっぱい!」という副題がついています。

 内容は、さまざまですが、そのキーワードとなる「ロハス」の意味は、この記事下の解説のとおりです。
 ソトコトはときどき書店で立ち読みしていたのですが(書店の皆さんゴメンなさい)、今日、最新号(松山では昨日から発売しています)をたまたま見ていると、なんと初台リハビリテーション病院の酒向正春先生の記事が出ていました。
知り合いが、自分の好きな雑誌に掲載されていると、ついニヤッとしてしまいます。

 内容は、『ハセベケンの希望のレシピ(P100-P101)』のコーナーでハセベさんと対談方式で記事が掲載されています。
先生の人となりと、先生のライフワーク「健康医療福祉都市構想」について熱き思いを語っておられます。
皆さん、ぜひ一読を...


LOHAS(ロハス/ローハス)とは?(http://www.lohasclub.org/100.html)
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LOHAS= Lifestyles of Health and Sustainability の頭文字をとった略語で、
健康と環境、持続可能な社会生活を心がける生活スタイル「LOHAS」(ローハス/ロハス)
のことです。
LOHASは1990年代の後半にアメリカの中西部、コロラド州ボールダー周辺で生まれた
新しいビジネス・コンセプトです。ボールダー周辺には、地球環境問題や農薬汚染の
問題に危機意識を持ち、オルタナティブな生き方やLOHASな事業を始めた人たちが
誕生しました。
国の政策と地球環境の持続性に危機感を持つ、社会企業家やクリエイティブな人たちが
ビジネスを通じて新しいパラダイムの創造を志した、これがLOHASの源流です。
日本では、2004年後半からマスメディアに頻繁に登場するようになり、
雑誌「ソトコト」や女性ファション誌に最近では環境誌にも登場するようになり、
日本では40%の人がLOHAS(ローハス/ロハス)を知っているといわれています。
NPOローハスクラブでも2005年10月からLOHASアカデミーを開講し、本格的な
LOHAS(ローハス/ロハス)学の普及に努め、ビジネスに、生活に役立つことから
大変人気を博しています。
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