走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

新たな動き

2007年02月03日 22時22分40秒 | その他
☆☆★ 「フムフム、なるほど、へェ~。」

 NPOプロジェクトOIJ(http://www.oij-project.jp/)の代表の横山さんが久しぶりに泊りがけで松山に来られた。
 横山さんも私にとっては師匠の一人であります。
 特に、横山さんのブログ「泥魚亭好日記」(http://oijyoko.exblog.jp/)をときどき読まさせていただき、「フムフム、なるほど、へェ~。」と驚きや感心や新しい知識の源の一つになっています。
 そして、直接、その横山さんのお話を聞かせていただくと、特に芸術・文化・芸能といったさまざまなジャンルの話を聞かせてもらうことが多い。
氏は私より10歳年上ですが、ともに活動しているNPO活動では後継者10年周期みたいなものを提唱されており、後継者が10歳づつ離れていると必ず活動がつながっていくというものであります。
 また、氏の話は造詣が深く、雅楽の歴史から能の起源など、さらには学研に勤めておられたので、その当時のお話は興味深いものばかりであります。
その話を聴いていますと、ここでもやっぱり、「フムフム、なるほど、へェ~。」であります。
 でも、アカデミックな話ばかりかというとそうでもなく、学研が若者向けの雑誌を出された時に編集長をしておられた時の話で、「アイドルをはじめて脱がした(セミヌードですが)のは私が初めてなんです。」と自慢される一面もあります。
そして、それを映画マーケッティングに結びつけた最初の人かもしれません。
 さらに、黒沢明監督なんかとも親交があったそうで、監督とのやり取りを聴かせていただくと、「人間・クロサワ」の一面を垣間見れるような気がします。


★☆☆ 最近のネットワークの拡大について

 よくよく考えると、私は、他の人が「ヘェ~」と驚く人とつながる人と知り合えることが多い。
特に、最近は、東京だけでなく他の地域の人も含めて、地域外の人と知り合う機会が増えてきました。
 それも仕事とは関係なく知り合う機会が増えており、「お前、面白いからこんな人紹介してあげる。」てな感じで、ネットワークが広がっています。
 そして、さまざまな活動をしていて、「こんな人いないかなあ?」と聞かれて、「ちょっと待ってください。」と言って探すと、それに近い人が現れ、「紹介してあげるよ。」てな具合に見つかってくるようになりました。


☆★★ 新たな動き

 そこで、最近、これをうまく使えないかと考えていたところ、公民館活動の活性化や青少年育成の新たな発想として地域の大学の先生や全く新たな発想をされる方の意見を聴こうということになり、お願いした。
これからのアクションの中にサプライズをいろいろと仕込もうと思います。
 まだ企業秘密ですが、お楽しみにお待ち下さい。
 

イチゴありがとうございました

2007年02月03日 21時00分32秒 | その他
☆☆☆ ありがとうございました。

 今日、市役所でお世話になっているHさんが、わざわざ自宅に写真のイチゴを持ってきてくださった。
 母へのお見舞いということでありましたが、誰でもない本人自らが届けてくださったことについて、大変恐縮してしまいました。
 特に、今日はとても寒い日にも関わらずです。
 本当にありがとうございました。
 母も、大きなイチゴに驚き、喜んで食べていました。
 本当に寒い中、ありがとうございました。

私たちにできることとは、

2007年02月03日 05時20分56秒 | その他
☆☆☆ カルチャースクールと社会教育の違いとは。

 私の職場では、公民館を中心とした社会教育を行っており、各公民館単位にさまざまな社会教育講座が開催されています。
 しかし、近年、民間のカルチャースクール化しており、どこに差別化を求めていいのか、配属されてからの疑問でありました。
 また、住民ニーズと提供している社会教育講座に乖離があるのではないかということもおぼろげながら見えてきました。
 そこで、公民館改善計画である「公民館元気倍増計画」では、この乖離を埋めようと提唱しました。
 そして、その乖離をどう埋めるかを考えた時に、不純かもしれませんが「人気ランキング」みたいな手法も必要なのかもしれないと思い、これはICT等をつかってやってみようと考えています。
 しかし、それだけでは足りないんじゃないのかと。
 先にカルチャースクール化してきたと言いましたが、実は民間のカルチャースクールのブームは過ぎ、閉鎖するところが増えてきたということを見ると、何かが足りないのではないかとずっと考えていました。
 そして、行き着いたのが、ひょっとして「教育」というのはしっかりとした「理念」や「コンセプト」がなければいけないんじゃないかと。
(ここに行き着くまでに時間がかかるのが、私の頭の悪さなのですが...)
それも、目先のテーマではなく、中長期的なテーマをもつことが大切ではないのかと。

 民間企業と行政のちがいは利潤を追求するかしないかです。
 お客様が喜ぶことだけを考えて行うのがカルチャースクール。
 喜ばなくとも、長い目で見て、地域社会を支える人材を育成するのが社会教育。
 でも、その手法は一ひねり二ひねりすることに手を抜かない。
 そういう風に整理できると、つい「がんばるぞ!!」と心の中で叫んでしまう
 自分がいるのです。


☆☆★ 何を中長期のテーマにするか?

 昨今、子どもたちを取り巻く社会情勢の悪化や子ども自身の行動(犯罪、いじめ等)を見ていると、「何か変?」と思うことによく出くわします。
 でもよくよく考えてみたら、「大人が変!!」なんじゃないかと思えるようになったのです。
 「子は、親を映す鏡」と言いますが、そう考えると親を含む大人たちが変ではないかと。
このことは、私も参加していますNPOプロジェクトOIJのコンセプトでもあるのですが、「大人学」と言ったものを真剣に考えるべきではないのかと。
 そう考えていたら、石丸事務局長の方から同様の意見があり、「このことに取り組むことは並大抵のことじゃないけど、やらないかんことじゃなかろか。」と。
内心、前段はすっかり忘れ、「よっしゃ!!」と心の中で叫ぶ、浅はかな自分がいるのです。
それが、「七難八苦」であろうとも、果敢に挑戦してしまう自分を発見してしまうのです。
 よし、今年から社会教育のテーマは「大人学」、これに決めよう。
でも、これってどうしていけばいいの?


★☆☆ 社会教育の手法を変えられるかがポイント

 現在、社会教育を公民館の自主性の下、カリキュラム編成をすべてお任せしています。
 そこで、いきなりすべて変えることは難しいし、変えるべきではないと思いますので、全体の何割かをこのコンセプトに従ったカリキュラム・メニューをつくってはどうかと思いつきました。
 そして、それを選択性にするのです。(このあたりに民間のカルチャースクールの手法を参考にしようと考えています。)
つまり、たくさんメニューを揃えておいて、公民館の事情や好みに応じて選択してもらう。
ついでに、その時の申し込み手続き手法を見直し、従来の事務を簡素化できれば現場も助かるんじゃないのかとも考えています。

 どうか、皆さん、松山の社会教育はアカデミックなんだけれども、面白い講座に生まれ変わりますからね。ご期待下さい