走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

御礼のメール

2006年09月06日 22時37分25秒 | その他
 今日、社会教育実習生の実習が終わりました。
 期間中、かなり厳しいことも言わせていただいたのですが、感想を聞いていて、私たち社会教育に携わる者の思いが、若干なりとも伝わったかなと、うれしく思いました。
そこへ、担当の先生から以下のようなメールをいただき、二度うれしかったので紹介します。

「 丁寧なご指導に心から感謝申し上げます。
 学生たちの目線に立ってみると、社会的な存在としての気づきにはまだ遠く、
 自分のためにお得かどうかということが判断基準になって行動している場合が
 多いようですし、近年、その傾向は強くなってきているように感じます。
 資格関連の学習においてもその傾向が顕著です。
  さればこそ、社会にでていろいろな大人の働きを体験させていただくことに
 より、個を超えた視点を少しでも開き、その後の学びにつなげていって欲しい
 と願うばかりです。
 教員としては、オンキャンパスにおける理論学習をベースにそうした社会的
 視野に導く責任があるところですが、恐縮ながら力不足ゆえと思いますが、
 現場で自らが気づくに勝る働きかけができないで今日に至っております。
 実習でご指導いただいております先生方には迷惑至極なことと存じますが、
 取りかかりは未熟ながらも、実習を通じてその学生なりに必ず成長があるもの
 と信じ、その過程に辛抱強く関わってくださる先生方のご厚意に甘えさせて
 いただいております。
  竹村課長のありがたいお言葉が彼女たちの琴線に届いてくれたことを願って
 います。
 どうぞ大人目線で厳しくご指導を賜りますよう、衷心よりお願い申し上げます。

  本当にありがとうございます。」

 いえいえ、先生、この実習を通じて一番学んだのは私たちかもしれません。
教えることこそが、最大の学びですから。