先月、NHKでSANAAの特集をやっていた。
内容は次のとおり。(NHKのホームページより)
世界建築の先頭に立つ日本人建築家たち、その中心が「SANAA」。
妹島和世、西沢立衛、2人のユニットだ。
世界の注目を集めたルーブル美術館の新館が去年12月にオープン。
特殊なガラス、アルミを駆使した斬新な建物は絶賛された。
総工費1000億円超の日本の新国立競技場の国際コンペでは世界中のライバルとの闘いとなった。
被災地では住民とともに新たな街を模索する。
“日本発”建築革命…その発想を詳細に見つめていく。
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このSANAAは、日本より海外から認められて日本に戻った。
その理由は、バブル崩壊のタイミングで起業し、国内ではまったく仕事がなかったからだという。
藁をも掴む思いでやった会社の寮のデザインがアメリカの再開発ビルの責任者の目に留まった。
彼らは背水の陣でアメリカに飛び立つ。
そして、彼らのデザインは単に建築デザインという範囲を飛び越えて、その地区の文化に大きく影響を与えたという。
SANAAの日本建築で有名なのは金沢21世紀美術館である。
職場の後輩に、建築と展示のユニークさを紹介され、いつか見たいと思っていた。
そして、金沢に行ったときに立ち寄った。
その外観から圧倒され、羨ましいと思った。
内観はもっと楽しかった。
松山には現代美術館がない。
坂の上の雲ミュージアムは、安藤忠雄さんの建築デザインである。
松山にもSANAAの建築デザインの建物ができると新たなモニュメントができるのに...