日本大学文理学部社会学科・後藤範章ゼミナールの日誌☆

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7/12(水)〜7/18(火)4年ゼミ チームとーよこだーれん活動報告

2023-07-18 17:50:00 | 2023年度
こんにちは。
後藤ゼミ4年松田です。
7/12(水)〜7/18(火)までのチームとーよこだーれんの活動を報告させていただきます。

この1週間で、各自写真の現地へ向かいインタビューや目視調査など行い、一度完成と同じ形を作り文章化しました。それを7/18(火)にzoomにて発表し、改善点や新たな問題点をあげていきました。



①表参道(担当:松田)



オシャレと言われる表参道の街並み、人の動きを捉えた写真は、街並みなのか、人々のファッションについてなのか注目する点によって内容に差が生じると文章化することで感じました。
私は、表参道がオシャレと言われるようになった理由は歴史から読み取ることができると感じ調べました。在日米軍施設「ワシントンハイツ」が造られたことにより、海外商品が日本人でも手に入れられるようになったり、海外カルチャーを受け入れたカフェやお店が増え、芸能人やスポーツ選手、芸術家などか集う場所となり、オシャレな街と言われるようになった考えます。
「写真で語る:『東京』の社会学」の過去作品にあるように、東京では人々の「見る」「見られる」の相互作用は生じていると感じ、その点に触れるかどうかや路面店が多く並ぶ、ハイセンスなブランドショップやレストランの多くがガラス張りである点についても追求していきたいと思います。

②新宿歌舞伎町タワー前(担当:小林)



トー横に着目して作品化する小林は、山元と再度撮影をし直しトー横の状況を読み取れる写真にしました。目的は違えど年齢・国籍・性別が混じり合い1つの場所に集っている光景が映し出されており、おもしろい作品になりそうです。
撮影中トー横キッズに声をかけられたみたいだが、怖い印象は受けなかったようです。その場所に集まるだけで色眼鏡で見られてしまう世の中であることが何とも言えないですが、それだけ事件や注目される点が多いということではないでしょうか。
小林の文章は、トー横の事件が多発しているにもかかわらず集まり続ける今の状況や監視している警備員へのインタビュー、今後歌舞伎町タワーの敷地内での路上ライブができるようになることに対するトー横に集まる人々について書かれているなど多面的な視点で方向性が定まっていると思います。

③東京駅と上野駅の駅舎(担当:細田)



山手線円内では珍しい駅舎が存在する東京駅と上野駅を取り上げている細田は、昨日現地に行きそれぞれがどんな役割をしているのか調査していました。
東京駅の写真は、東京駅舎をバックにウェディングフォトを撮るカップルの姿が映し出されています。最近ではウェディングフォトスポットとして利用されることが多く、夜に訪れると6カップルほどが順番待ちをするなどして駅舎近くの水辺で撮影しているそうです。
上野駅の写真は、駅前のベンチで一定の距離を保って座り、スマホを見て時間を潰している様子です。細田は同場所で同様に座り、そこにいる人々の目的を観察しました。座っている人の8割は待ち合わせ、2割は休憩であることがわかりました。
細田は、どちらも駅として出発点であり、また役割は違えど背景には、東京駅は結婚する2人の人生の出発点、上野駅は待ち合わせをしどこかへ行く出発点など、出発を後押しする象徴となっているのではないかと考察しました。

今回の話し合いで、3人ともかなり方向性が見えてきたがします。ゼミ合宿では一次案を発表するため、それまでにそれぞれが調査を含め、今回作成した文章をもとに調整していこうと思います。


文責:4年 松田恋
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