お世話様です、後藤ゼミ3年トドリキです。
この1週間の下高井戸・桜上水物語の進捗報告を致します。お目通しして頂けると幸甚です。
発表日(12月18日)に迫ってきたため、非常に慌しく、濃い日々を毎日過ごしています。
1日が刹那的に過ぎていくため、前日に何をしたのか思い出すことすら困難に。
あくまで忙しさが原因であり、加齢による記憶力の低下でないことを祈りたいです。
そのため、今この活動報告を書いている最中もカレンダーや携帯の写真フォルダの日付を見ながらでないと何も思い出せません。
カレンダーと写真によると、トドリキ班の1週間は以下のようです。
・11/24(木)23:00~11/25(金)26:00
目的:夜の映像素材集め。
京王線沿いにある商店街、下高井戸、桜上水、笹塚を実地で撮影し比較する。
この日は23時に研究室に集まりカメラを持ってスタートです。桜上水、下高井戸、笹塚と新宿方面に向かいながらの撮影手順を取りました。最初の桜上水を撮影し終えた24時すぎに突然、雨が降り始めました。カメラなどの精密機材があるため、身動きは取れません。天気予報を見ると朝まで雨は降り続くようでしたので、弱まった隙をみてこの日は解散となりました。
11/25(金)13:00~11/25(金)17:00
目的:下高井戸商店街インタビュー、必要素材である夕日の撮影。
下高井戸という街の中で深夜営業をするお店に対して振興組合の方がどのような印象を抱いているのか、関わりはあるのかということを伺いにシモタカステーションに向かいました。そして無事、振興組合理事の石井さんからお話を伺う事が出来ました。内容は発表当日をお待ちください。15時過ぎまでインタビューをさせて頂いた後に、動画で必要となる特定の地点から見える夕日を撮りに向かい、幾つか違う画角からの映像を撮影し、解散となりました。
11/26(土)23:00~11/27(日)28:00
目的:雨のため撮り損ねた下高井戸と笹塚の夜の風景を入手する。
木曜の深夜に雨が降ってきたことにより、途中で終えてしまった撮影を行いました。お店に行って何かを撮るのではなく、深夜の街並みを撮ることを目的にしていたためあちこち動き回り、片っ端からカメラを回します。繁盛している夜間のお店、街灯が照らす誰もいない道、空いているのか分からない店、夜の公園などなど。下高井戸での撮影を終え、26時には笹塚駅方面に向かいました。しかし想定とは異なる事態が発生したために撮影は断念、その報告を編集担当に報告し、Discordにて話し合いを明け方まで行い、方向性を確定させようと意見を出し合いました。
11/27(日)13:00~11/27(日)15:00
目的:それぞれの意見や考え方のすり合わせ。
それぞれ役割を分担させて動画作成を行なっていたために、意外と考え方にズレがあることが発覚しました。そのため、2時間ほど通話にて考え方や動画の方向性、全体の動画構想について話し合いました。その後はそれぞれ予定があるため終話となりました。
11/30(水)24:00~11/30(水)30:00
目的:11/30(水)13:00~の第3回試写会で発表できる動画をまとめる。
試写会で見せることができるような動画にするためにギリギリまで手を加えていました。主に確定したRe:構成に基づいた動画になっているのかどうか班員で確認をし、1人では気がつけないような細かな違和感を潰していきます。2時間ほど話し合ったのち、私は体力限界のため離脱してしまいました。最後の最後、明け方まで編集をしてくれた松原にはいくら感謝してもしきれません。
そして第3回目の試写会。
班員で話し合ったこと以上に改善点を提示され、思わず苦笑してしまう結果に。
しかしダメなことばかりではなく、進歩も見られたためホッと一安心。
・昼夜の時間帯が分かりにくい。
→時間を記載する。朝と昼と夜の違いを撮影する。
・タイトル、サブタイトルが抽象的すぎて動画の内容とリンクしているように思えない。
→具体的なタイトル案を考える。タイトルに沿った動画作りが出来ていないということでもあるため、何が動画として不足しているのかを考える。
・インタビューした人全員にテロップを入れた方がいいのではないか
→次回までに改善。
・ナレーションの間が大切
→間に動画を入れたり、話す速度を工夫する。
・顔出ししていないお客さんの動画が雑音が多くて、場面展開も早いので聞き取れないし、意味が分からない。
→可能ならば同じお客さんに同じことを言ってもらう映像を撮りたい。
難しいのならば、カット、もしくは他の映像を差し込み、音声に関してはテロップ対応する。
・ナレーションの質が悪い。
→機材環境も関わってくると思うが、班員で誰がナレーションに適しているのか早急に確かめる。
・使っている映像が妥協した映像
→頑張って撮り直す。
指摘を頂いた内容はこんな感じです。この指摘を元に今日の活動報告は時間を細かく記載してみました。
私たちの班のキーワードは「昼と夜の違い、お酒、第3の居場所、人との繋がり、コミュニティの形成」などです。下高井戸という街の夜に注目し、その過程で見つけたBarELGIN。オーセンティックバーでありながら、堅苦しい雰囲気はなく、地元の人たちが和気藹々とお酒と会話を楽しむ空間。どうして普通とは異なるBarの特性を兼ね備えているのかと疑問に思い、思考を深める中で商店街があるからこそBarの特性は変容したのではいかと私たちの班は結論つけました。この考えが正解だろうが不正解だろうが、空気が普通のAuthentique Barでないことは確かです。作成する動画で上記のことを観に来てくれる人に伝えられるように、まだまだ直さなければならない箇所、直したい箇所がたくさんあります。
第3回目の試写会が終了し、後藤先生の評価はどの班も40点程度のクオリティだと仰っておりました。定期テストならば赤点を免れる点数であり、私的には非常に満足のいく結果でした。しかし言い方を変えればあと60点分改善の余地があるということで、自分達の動画はより面白くなる可能性が秘められているということでもあると思います。それなりにいい評価に慢心せずに、100点のクオリティを目指して残り短い期間、頑張りたいと思います。