日本大学文理学部社会学科・後藤範章ゼミナールの日誌☆

社会学科後藤ゼミナールの実態とゼミ生の生態が一目で分かるゼミ日誌! しかと見れ!!!

6月3日 ゼミ後半

2015-06-03 17:50:00 | 2015年度
 ゼミの後半は東京探検団日程の確認から始めました。目黒の七福神めぐりから山王祭回りまで、今年の東京探検団の内容はどれも面白くて興味深いですね。もちろん、東京探検団はただのまち歩きではなく、まちを堪能していると同時に、そこで見た感じたものと自分の考えをつなぎ合わせることを忘れないようにしましょう。

 次に、夏合宿にて行われる写真プロジェクトのため、教科書について勉強しました。


教科書を勉強しているみんなの様子。


編著の一人は我ら後藤先生である。

ゼミや演習の皆さん、合宿まで写真を仕上げましょう。

最後に、後藤ゼミの醍醐味の一つである「写真で語る:『東京』と『東京人』の社会学」の過去作品を見て、去年のプロジェクトに参加した4年生の先輩たちが写真を見ながら、去年自分たちが調査した結果をもとに写真作品を紹介してくれました。

以上は6月3日ゼミ後半の様子でした。
いよいよ6月に入り、東京探検団は6月7日から始まります。皆さん、楽しくいきましょう!

文責:ケイ(2015年度3年ゼミ生)
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6月3日 ゼミ前半

2015-06-03 16:00:00 | 2015年度
今回のゼミ前半は、今日の日経と4年佐藤君の卒業論文についての発表を行いました。

日経は司会が4年佐藤君、6月1日の日本経済新聞の23面のDateファインダーを用い議論を行いました。
テーマは、2014年から開始された少額投資非課税制度NISAについてでした。
しかし、ゼミ生の株式投資についての理解の浅さもあり、議論は思うように盛り上がりませんでした。
そのため議論の活性化を促すため、次回以降の「今日の日経」では、各人が興味を持った記事を紹介し、その記事についてでゼミ生で持論を行うこととなりました。
今後、「今日の日経」の時間がより有意義なものになるよう期待します。

次に、4年佐藤君による、自身の卒業論文のテーマについての発表が行われました。


自らの卒業論文テーマについて発表する4年佐藤君

テーマは「キョロ充とぼっちの社会学的分析」でした。
近年ネット等でマイナス的に用いられるキョロ充という用語に注目し、社会学的な思想により大学生の人間関係を読み解くことを目的とするテーマでした。
とても興味深いテーマでしたが、佐藤君本人としては、今後の調査の方法にについて迷っており、アドバイスを求めていました。

テーマについて後藤先生は、今のままでは概念の操作化が不十分である点。人間の類型化を行うためには、網羅性と相互排他性が不可欠であるということを指摘しました。
ある一面を見ての区分より、なぜそのような用語が発生したのかについて論じると面白いのではという意見もありました。
また、相互監視社会的な社会構造論を用いたほうがいいのではという意見や、スクールカーストのような教育社会学の視点を用いるべきといった意見もありました。
これらのアドバイスを受け、佐藤君の論文がより完成度の高いものになっていくことを期待します。


概念の操作化が不十分であると指摘する後藤先生

ゼミ前半は副ゼミ長である4年の佐藤君が大活躍でした。
後半に続きます。

文責:田中健太(2015年4年ゼミ生)
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