株式会社の設立についてですね。
設立では,発起人の資格要件にからんだ選択肢のア等は,行政書士試験の会社法でも聞かれる可能性はありそうですが・・・
「問題」
株式会社の設立に関する次のアからオまでの記述のうち、誤っているものの組合せは、後記1から5までのうち、どれか。
ア 営利を目的としない法人も、発起人となることができる。
イ 複数の発起人のうち、設立時発行株式を1株も引き受けない発起人がいる場合であっても、他の発起人が全ての設立時発行株式を引き受けるときは、設立の無効原因とはならない。
ウ 設立時発行株式を引き受ける者の募集の広告に株式会社の設立を賛助する旨及び自己の氏名又は名称を記載することを承諾した者は、株式会社が成立しなかったときは、発起人と連帯して、その設立に関してした行為について責任を負う。
エ 創立総会においては、発起人が当該創立総会の目的として定めた事項であるかどうかにかかわらず、定款の変更又は株式会社の設立の廃止について決議をすることができる。
オ 株式会社の設立の無効の訴えに係る請求を認容する判決が確定した場合には、設立は、初めから無効となる。
1 ア ウ 2 ア エ 3 イ ウ 4 イ オ 5 エ オ
(平成26年度司法書士試験 午前の部第27問)