平ねぎ数理工学研究所ブログ

意志は固く頭は柔らかく

振り飛車終了

2024-02-09 10:33:21 | 将棋

追記 2024-02-09 10:33:21

中国新聞朝刊記事より、

王将戦史上最低のシリーズだった。これほど盛り上りに欠けるタイトル戦は過去記憶がない。
菅井八段は研究不足だったと敗戦の弁を述べているが、まともに研究したのであればそもそも振り飛車を採用しないはずだ。
振り飛車を採用した時点で研究していないことを白状しているようなものだ。
飛車を横に移動する1手が無駄なので受け身にまわるしかなく、ロープに下がってカウンターパンチを狙うような指し方になる。
このことは以前から指摘されていて高柳門下では振り飛車禁止だった。芹沢九段の振り飛車嫌いはよく知られている。
現代はソフトを使った研究により将棋の精度が上がったので振り飛車の欠点が明確になったということだ。
今後は振り飛車を指す棋士は激減するだろう。女子プロは振り飛車しか指さないが、あれは将棋とは呼べるものではないのでどうでもよい。


初回記 2024-01-28 20:23:32

将棋は先手有利のゲームだが、磯崎氏によるとソフト同士の対局では先手が7割勝つという。
そのため2023年に行われた第4回世界将棋AI電竜戦では後手に先手の倍の持ち時間が与えられた。
人間同士の戦いでは先手の勝率は5割を少し超える程度だが、先手有利であることは間違いない。
振り飛車は飛車を振る一手が損なので初めからハンデを背負って戦うことになる。
人間界でソフトに最も近い藤井相手に先手の手得が生きない振り飛車を採用して勝てるはずがない。
第4局は以前の王将戦のルールに戻して指し込み(香落ち)でやったらどうか。


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