平ねぎ数理工学研究所ブログ

意志は固く頭は柔らかく

風力発電はエコではない(2)

2010-01-26 22:18:06 | 地球温暖化
情報のみです。

http://no-windfarm.net/yobo3.html(風力発電への補助金凍結を要望)
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ここ数年、日本各地に大型風力発電施設が次々に建設されるようになり、それに伴い、深刻な自然破壊、騒音・低周波音等が原因と思われる近隣住民への健康被害が報告されています。
定格出力が2000kwを超えるような大型風力発電施設建設は、世界的に見ても、ごく最近始まったものであり、ましてや日本においては、法規制が事実上ないに等しい状態です。
その一方で、「環境に優しいクリーンなエネルギー」「地球温暖化対策に不可欠」といった理由で、補助金制度や、発電した電力の高額買い取り義務などの法制化を先行させたため、事業者は「発電実績は二の次で、建ててしまえば勝ち」という姿勢で、各地に強引な手法で建設を進めています。その結果、風力発電施設が原因と思われる被害を受けても、住民は事業者にも行政にも見捨てられ、途方に暮れているのが現状です。
風力発電は「CO2削減」という名目で国策として推進されていますが、実際には無風状態では発電せず、いつどれだけ発電できるか、人知でコントロールすることがまったくできないという致命的な欠点をもっているため、電力の安定供給を維持するためには、火力発電など、他のバックアップ電源が不可欠です。というよりも、風力発電を主軸に電力供給をすることはできません。このことは欧米の専門家たちも繰り返し指摘してきており、「風力発電を増やせば、実際にはそれに起因する出力変動を補うための火力発電所を増やす必要があり、資源浪費につながる」という主張を展開するメディアも、ヨーロッパを中心に複数存在します。
風力発電施設建設に関して、以下の大きな問題が存在しているにもかかわらず、建設にあたっての法律、条令などの制限がないことが無秩序な建設につながっています。風力発電のガイドラインを明確にし、早急に法的整備をしてください。
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風力発電はエコではない

2010-01-25 21:02:56 | 地球温暖化
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100124-00000005-fsi-bus_all(風力発電の健康被害調査へ 環境省)
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環境省は4月から、風力発電所から発生する「低周波音」が周辺住民の健康にどんな影響を与えているか、初の全国調査に乗り出す。低周波音の実情や、住民に頭痛やイライラ感などの症状があるかを4年間かけて調べ、因果関係を検証する。
風力発電は自然エネルギーとして期待され、2009年3月末時点で40都道府県に1517基の風車が設置されている。一方、風車が回る際には100ヘルツ以下の低周波音が出るため、周辺住民の体調不良を招く恐れがあるとの指摘も出ている。環境省によると、静岡、愛知など4県の住民計37人が、風力発電所の低周波音や騒音について苦情を寄せたことなどを受け、調査に踏み切ることにした。
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日本に巨大風車は要らない。
環境にも人にも優しくない。
経済的にもメリットはない。
何もいいことがない。
メーカーが潤うだけ。
http://www.mhi.co.jp/products/category/wind_turbine_plant.html
(三菱重工|私たちは卓越した技術を通じて日本の風力発電の発展に寄与します)